劇場公開日 2024年2月2日

  • 予告編を見る

「呪いの映画の超定石。逆に、それはそれで結構楽しめる嫌いになれない映画。」エレベーター・ゲーム ITOYAさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5呪いの映画の超定石。逆に、それはそれで結構楽しめる嫌いになれない映画。

2024年2月7日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

単純

Jホラー王道のストーリーパターンを踏襲してます。
いや、単にホラー映画の定石でしょうか。

冒頭で呪いの犠牲者が発生!
都市伝説を取材する集団や事件を追う刑事と、呪いの犠牲者の家族が、協力して事件の真相を調査。
やがてその周辺の者が一人ずつ呪いに感染していく。
呪いを解く方法を探していくと、その過去には悲しい物語があった。
そんな中、主人公たちも感染。
いったん見つかったと思ったら違っていた。
しかし、ついに、真実の鍵を見つけて解決・・・と思いきや失敗。
そして新たな犠牲者が続く・・・。

呪いの主体が、ビデオから小説、家、廃墟、映画、投稿動画、生配信、写真、ポラロイド写真、歌、小説、ネット小説、などなどなどなど、これまで無数のパターンが生み出されました。

今回は、エレベーター。
多少の違いはあれど、安定の展開は、逆に変にアレンジするよりよほど安心して観れるともいえます。

他にも、霊は、長い髪女ですごい形相、体をバキバキ変形して追ってくるとか、主人公二人は行動を共にするうち惹かれ合っていい感じになってくるとか、童謡がヒントになるとか、普通鍵がかかってる場所にも簡単には入れるとか、言ってしまえばツッコミの嵐とか、無数にある「あるある」。

残酷すぎるとか、理不尽すぎるとか、理不尽すぎるとか、気持ち悪いとか、絶対許せないところがあるとか、そういうところが無くて良かった。
最近は、これがなかなか難しい。

最終的に、映画としては好きになれるほうでしたので、個人的にはおすすめです。

長々とすみませんでした。

ITOYA