六人の嘘つきな大学生のレビュー・感想・評価
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少しモヤモヤ感が残る映画
就職活動をする6人の優秀な大学生たちが、ある有名企業の内定をめぐって、最終選考バトルに臨むお話。
そもそも、隣の部屋で最終選考の様子をカメラで見ていた面接官は何をしていたんだ?と突っ込みたくなる展開でしたが、そこはグッと飲み込んで物語に集中。陥れた犯人探しの奴か?と思いきや、あっさり犯人決定!からの…。
本当の犯人探しが始まり、まさかのみんないい人です。みたいな結末に、心がどうもついていかない。結局この映画の一番の盛り上がりはどこにあって、何を一番伝えたかったんだろうとモヤモヤ感が残る。
そもそも赤楚くんは死ぬ設定にする必要があったんだろか?途中までの設定と展開は面白かっただけに、終盤の展開が惜しい気がします。原作を読んでいないので何とも言えませんが、横浜流星くん主演の「正体」みたいに原作とは違うけど、主人公は最後生きていて希望をみせるラストであってもよかったような…🙄
個人的には、いろいろと惜しい映画でありました。
ともかく、就活って大変なんやな〜
頑張れ!就活生♪
そこがダメでも、あなたを必要としている場所は必ずあります!
就活こわい
浜辺美波ちゃんが好きで絶対見に行こう!と思っていた映画でした。6人全員が現実にある大学学部名でリアルなのに対して、6人全員で内定を取ろうと努力していた最中、審査前日にやっぱり1人に絞りますから話し合いで決めてください。ってそんなことあるんか、、ってリアルとフィクションの間で揺れていました笑
5人の封筒は開けられたのに伊織ちゃんの分だけ開けられていなくて内容が気になるので原作読んで確認しようかなーと思います。
こんな就活は嫌だ。
原作既読。
ただ、一年前に読んだきりだったので、記憶は朧げ。誰が犯人だったかは忘れてました。
原作読後の自分の感想確認したら、「「一面だけを見て人を判断することほど、愚かなことはきっとないのだ。」とても大事。」と満足はしていた様子。
映画でも、そんな感じのことは言っており、結局皆善人だったよ〜って良い終わりでしたね。
以下思ったこと
・九賀の動機がショボすぎる。
人間の小さささえ感じる程。社会に出てない一大学生が、自分が尊敬・崇拝している先輩を落としたからってそうなる?痛い。そんでもってその先輩とその後起業してるもんだから良かったがな!となった。
あと、私はお酒を飲む人間なのでパッケージ的にも状況的にもこれはお酒だと分かるけれど、お酒を飲まない人にはピンとこないのだろうか…と分からなかった。ググる余裕もなかったのだろうかとも思った。冷静じゃなかったんだろうねと自己完結。
・嶌の罪は?
原作ではあったよ?何故消した?どのタイミングで出るかなと思ったら出ずに終わった。
この作品を映画化すると知った時、小説だからこそ隠せた嶌の障害をどう隠すのかなと思ってたらなかったことになってた。それはどうなのかな…!期待してたのに…!
ファミレス行こ!ってなって皆で移動してる時、嶌が皆の後ろを歩くところとかさ、これは伏線か?と思ったらそんなことなかった。
解決パートではちゃんと皆の涙で泣きました。波多野が最後まで一番良い奴。
一番思ったこと
・人事、止めろ。
トモダチゲーム的なアレ
予告でたまたま見かけてキャストが豪華だし何か原作が話題作らしいのでとりあえず見てみました。いわゆるトモダチゲームのような騙し合い心理戦みたいなものです。
と、いうかそれのゲーム性をなくして言葉のやり取りのみで繰り広げられる版的なそんな印象です。
演者のそれぞれ有名な方々は安定の演技力かなと思いました。
その中で気になったのは西垣匠さん。ドラマ「顔に泥を塗る」モラハラ男を演じていて東出昌大風なそれがすごいハマっていた方ですが、今作序盤は例えるならティモンディのオレンジの人みたいなポジティブスポーツマンを演じているのですがそれが何というか彼のキャラにハマってないというかちょっと演技に違和感がありました。
その後、得意のモラハラ男の時のようなブチ切れ本性を曝け出すのですがそこで彼の演技力が爆発的に良くなります。彼はやはりこういったイかれた人間性を持ってるキャラがめっちゃ映える役者さんなんだと思います。
なので、序盤の演技は微妙というか下手くそでしたがブチ切れてからの演技はすごく良かったです。
あとはヤンキー映画「OUT」で主演をしていた倉悠貴さんに関しては個人的にこの人の演技は苦手で何というかもう少し演技力を頑張ってほしいし、なぜに彼はいつもこういったわりと大きい作品に出演できるのかが不思議でなりません。事務所のゴリ押しがすごいのかなんなのか。
ストーリーに関しては人物が少ないので犯人がたいてい予想がついてしまいます。そしてそのオチとなぜにそんなことをしたのかって理由があまりしょーもない理由で、なんならわかりやすくその企業に殺されたとかそういうものにした方が良かったのではないかと思います。
ただ会社に先輩が落とされたから復讐みたいなのがしょーもなってなりました。
劇場で観なくてもいいかなと思います、サブスクで暇つぶしに見る程度の作品です。
否定の否定は止揚というより回りくどい平凡
「ミステリーを、そして人間を否定するようで肯定している」「本作の奇妙な2部構成」という評価を参考に観てみた。初めの否定は驚きの連続だったが、次の否定、そして結論までは回りくどく、止揚されず、平凡なものだった。最終的に、衣織が祥吾のような素直に他人をみる目を学んだということであれば、それで良いのかもしれないけれど。
人間性
人間の本質は多面的で自分も他人も
見えてる部分だけが真実の姿ではない。
就活なんて本来の自分を抑え、自ら良く見せる
方法を意識してしまう。あのリクルートスーツも
又、そのような気持ちを上乗せさせる。
会議室で巧妙で緻密な駆け引きの展開と
思いきや暴れたり、逆ギレしたりと。
もう少し頭脳戦かと思った。
犯人の動機もそんな感じかぁ………
面接官も早く止めても良いのでは。
あんな会社に本当に入りたいのかな?
就活の気持ち悪さと人間性の悪が演出されてい
た。月のような表も裏も。
山下美月さんのキレた姿を見えたから善し。
本を読んで見ようと思いました。
私的感じた、この映画の問題点とは?
(完全ネタバレなので必ず鑑賞後にお読み下さい!)
結論から言うと、今作は私的には問題点ある映画だと思われました。
映画の序盤は、主人公・嶌衣織(浜辺美波さん)らの6人の最終選考前のグループディスカッション準備期間の描写が、6人がそれぞれの大学にいそうなキャラでリアリティと魅力が溢れて描かれていて、面白く観ていました。
ところが最終選考の場面になって、急に映画のリアリティを無くした感想を持ちました。
それは、最初の告発の封筒を開封した元高校野球部の袴田亮(西垣匠さん)が、野球部のイジメ自殺に関与していたとの新聞記事を見て、突然テンションを上げた反応を見せるところから始まっていたと思われました。
そして、リアリティを無くしたと感じた要因は、袴田亮に関するイジメ自殺の新聞記事に対して、矢代つばさ(山下美月さん)がさらに感情的に反応するなど、最終選考での6人全員の違和感ある感情的な反応にあったと思われました。
この最終選考での6人の感情的なやり取りに関しては、映画の最終盤で波多野祥吾(赤楚衛二さん)の録音音声によって明かされる、(封筒の中身が明らかにされなかった主人公・嶌衣織以外の)5人全員が実は善人であったという内容からしても、(結局は主人公・嶌衣織も善人だったことを含めて)それぞれ6人はそこまで最終選考で感情的になる必要はなかったと思われました。
つまり結局は、(主人公・嶌衣織含めた)6人は全員善人だったのです。
なので6人は最終選考でも封筒の暴露に対して、もう少し落ち着いてそれぞれ対応していた方が自然だと思われました。
そして、それでも周りの不信感で全員が次第に追い詰められる展開演出にした方が良かったとは思われました。
個人的には、これは佐藤祐市 監督の演出の問題が大きいように、僭越ながら思われました。
(さらに言えば、人事課が封筒に関与していなければ、最終選考を見ている人事課の人間が、封筒に関してもめている6人を、途中で止めないのは不自然だと思われました。
なので封筒を用意した犯人は、【6人の裏の情報を封筒の中身で伝えるので、最終選考で封筒に関しての話し合いを止めないで欲しい】など、事前に匿名でも人事課に根回しが必要だったようには思われました。)
さらにもう一段、今作に問題があると思われたのが、結局は6人は善人だったという着地によって、この映画が就職活動よりさらに外の世界に出られていないように感じた所です。
6人の暴露の封筒を用意した犯人は九賀蒼太(佐野勇斗さん)だと最後に分かります。
そして、九賀蒼太の中絶問題は、相手の女性も中絶に同意していた話で、相手の女性の両親が激怒して仕方なく女性から離れたのが2人が別れた理由であって、九賀は悪くなかったと、最後に波多野祥吾の音声テープによって明らかにされます。
すると映画では、九賀蒼太の中絶問題はそこで解決され、世間一般の中絶問題への踏み込みはそこで終わってしまっているのです。
同様に、森久保公彦(倉悠貴さん)の詐欺の話も、森久保公彦も騙されていて、逆に森久保公彦は詐欺を大学に通報して仲間を助けたのであって、森久保公彦は悪くなかったと、最後に明らかにされます。
なので映画では、世間一般の詐欺の問題についての踏み込みはそこで終わってしまっています。
それは、袴田亮は実はイジメ被害者を救っていて自殺したのは加害者側で、袴田亮悪くなかったとの話も、矢代つばさは母を助けるためにキャバクラで働いていて、矢代つばさは悪くなかったとの話も、同様です。
つまり、世間一般のイジメや、学生の貧困の問題、についての踏み込みも、それ以上されないままで映画は終わってしまっています。
つまり、6人は結局は善人でしたとの着地によって、6人の問題から派生した世間一般の同様の問題についての映画の中での深さと広がりある踏み込みは、失われてしまっているのです。
結論としては、主要登場人物6人のそれぞれの深い深層と、6人の問題から派生する一般的な現在の日本社会の問題への、2方向への関心が、この映画はそこまで深くないと感じさせたから、今作が食い足りなく思われているのだと、僭越ながら思われました。
浜辺美波さんや赤楚衛二さんなど今作の主要6人の俳優陣は、序盤の演技を見ても優れた役者陣だとやはり思われました。
それだけに、佐藤祐市 監督など制作側が、それぞれの人物や、そこから派生する一般的な社会問題の背景に、もっと深い関心を持って6人に要求していれば、必ず応えてくれた俳優たちだとも感じられました。
今作はストーリー展開の外枠は面白さある題材だとも思われただけに、惜しい作品になっていると、僭越ながら思われました。
浜辺美波の唯一の汚点はしくじり先生本番中の居眠り
2024年映画館鑑賞117作品目
12月7日(土)イオンシネマ名取
ACチケット1400円
監督は『キサラギ』『ストロベリーナイト』『脳内ポイズンベリー』『累 かさね』『名も無き世界のエンドロール』の佐藤祐市
脚本は『風よ あらしよ 劇場版』の矢島弘一
粗筋
エンターテイメント企業「スピラリンクス」の新卒採用で最終選考に残った6人の大学生
最終テストはディスカッション
良ければ全員合格の可能性もあるという話
6人は全員入社を目指しみんなちょくちょく集まり親睦を深め入念な準備を続けてきた
しかし最終テスト間近スピラリンクスからのメールで6人に届いた内容は経営状態を鑑みて採用1人のみに変更
そこで当日6人は話し合いの結果自分以外に投票すること6回繰り返し最も票が多い学生が合格ということに決めた
6人が集まった部屋には不審な封筒がすみに置かれていた
封筒の中にさらに6つの封筒
それらの一つ一つは6人の後ろめたい汚点?を暴露したものだった
『十二人の怒れる男』『12人の優しい日本人』『十二人の死にたい子どもたち』『キサラギ』なのなどといったワンシチュエーション映画は大好きなのだが今回の作品もそうかと思いきやそうでもない
とはいえほぼディスカッションが中心になっている
その前日譚後日譚も重要ではあるのだが
スキャンダラスな暴露合戦もじつは美談でしたという展開
松本人志や宮迫博之や渡部建も美談でしたってことにならないかな
週刊誌とかヤフコメとか全くつまらないから1日も早く消えてほしい
バイトでホステスやってますとか何が悪いわけ?と自分は思う
日テレ内定取り消しになった笹崎アナを思い出した
夫のアレも取り消しにならないだろうか
右に腕時計をつけているから左利きだと見抜いたくらいで洞察力があるって煽てすぎではないか
江戸川コナンに呆れ顔で「バーロー」と言われそう
人が人を選ぶって難しいことなのよ
だってベイスターズの佐野ってドラフト9位だよ
日テレの水卜ちゃんなんてフジテレビ落ちてんだよ
あんな恨み節やめてよ
共感できないよ
しかも大学生という設定でしょ
わかってよ
なんだかなあと思うことは多かったけどまあまあ楽しめた
あと架空の話で実名の大学名を使うなんて異例だよね
意図がわからない
配役
早稲田大学社会部の学生で洞察力が鋭い嶌衣織に浜辺美波
立教大学経済学部の学生でのちに若くして病死する波多野祥吾に赤楚衛二
慶應義塾大学政策学部の学生で酒が飲めない九賀蒼太に佐野勇斗
明治大学国際文化の学生で語学堪能な矢代つばさに山下美月
一橋大学社会学部社会学科の学生で眼鏡の森久保公彦に倉悠貴
法政大学野球部の主将だが肩を痛めて野球を辞める袴田亮に西垣匠
祥吾の妹の波多野芳恵に中田青渚
袴田の野球部の後輩に若林元太
つばさのバイト先の同僚に花瀬琴音
森久保のゼミ仲間に小日向春平
九賀の元カノの原田美羽に加藤菜津
九賀の大学の先輩の川島和哉に菅原昌規
WEBサイトのインタビュアーに福田エミ
スピラリンクスの人事部の鴻上逹章に木村了
スピラリンクスの社員の石川宣親に渡辺大
スピラリンクスの社員にあかせあかり
スピラリンクスの面接官に河野安郎
スピラリンクスの面接官に藤野政貴
スピラリンクスの案内係に高村竜馬
惜しい作品。気になったのは二箇所。
「12人の怒れる男」を意識したタイトルやシチュエーションは面白い。就活生の裏と表の顔といった着眼点もいいと思った。昨今の一側面を切り取った炎上騒動へのアンチテーゼもあるのだろうか。
気になったのは2点。
①犯人の動機
さすがに弱すぎる。尊敬する先輩が落ちただけですることじゃない。せめて、それがきっかけで先輩がニートや引きこもりになって、就活のせいで未来が絶たれたとかだったらまだしも。それか犯人自身が前年度に落とされて、嘘で塗り固めた経歴で人事や他の通過者をかきまわして復讐する話だったらわかる。
②企業側の反応
学生が勝手にやったことなので、企業側からしたらかなり想定外の展開だったはず。そこに全く何も手当てされてない点がリアリティを損なっている。本来であれば、企業側の戸惑いや、翌年以降の選考手法の見直し、社内でも一部の人しか知らない黒歴史的な反応を差し込みたかった。
浜辺美波が黒幕なのかというミスリードは上手く決まったと思う。面白かったけど、惜しいなぁという感想でした。
動機が…
やっぱり「犯人の動機が弱い」というのが1番の感想です。
頭脳戦・心理戦のようなドキドキ感もありませんでした。
どんでん返しを期待するとガッカリするかもしれません。
展開が早いので退屈せずに観られるのは〇。
中盤まではワクワクしながら観てましたが、その後は尻すぼみ感がありました。
嶌さんの秘密も知りたかったな。
違和感と嫌悪感
青春ものとしてはまずまずの作品ながら、設定的な違和感と嫌悪感で入り込めず。
まず、直前で選考方法を変えたり、面接中にトラブルがあっても止めなかったりするような無責任な企業に、君たちは本当に入社したいのかね?というのが強烈にあり。
また、採用の権限は大きな会社ほど人事部にはないという、企業の在り方への取材と考察が足りず、犯人の動機が馬鹿なガキが癇癪起こした八つ当たりにしか見えないのがニントモカントモ…。
ちなみに、役員会など経営者側が大枠の採用人数と人的適正や方向性を決め、各部の執行役員の思惑に左右された上で内定・採用が決められ、人事部は単なる日程調整と連絡と、手続きが主の業務のはず。
だから、犯人の目的が、会社の採用試験の在り方に異を唱えることなら、人事部を狙うのは無駄。
それに、まずはそこの会社を批判するのならば、そこの採用試験を受けず、ライバル会社に入るか、起業するかして、その会社を叩き潰すのが肝要な策のはずなのだが……
というあたりで受け付けなかった。
また、原作を読んでなかったら楽しめただろうなぁ、ということも。
原作小説だと、視覚情報がないことを利用し、説明を省くことでセリフの意味・ニュアンスをミスリードさせる工夫があったのですが……
たとえば、波多野や八代が優先席に座ってしまう傍若無人な人間に思えるように描いておきながら、実は主人公・嶌衣織が過去の交通事故で足に障害があるので気を遣って座るのを促す行動とセリフだったとか。
映画だとそれらテクニックが使えないから、どうするかと思っていたら……
オール省いちゃってまして、びっくり。
嶌は健康で普通に歩けるし。
映画としてまとめるには仕方ないし、及第点とは思うのですが、「人の多面性」「一つの行動や発言は、受け取る側次第で別の意味に変質して広まりやすいが、本人の真意は別にある」という作品のもつテーマが薄くなってしまい、浜辺美波の美しさだけが突出した仕上がりになってしまったような。
もっと怖さを期待してた
嶌が黒幕かと思ってました。
嶌が波多野をそそのかし持ちかけたのかと。飲み会帰りで「お願いがあるの」って言ってたので。嶌の封筒の中身も気になるけど最後まで謎のままなのが視聴者が考察できるのも楽しくていいですね。
嶌が「これって本当にスピラが用意したのかな?」と疑うまでは、全員スピラが用意した封筒だと思ってたんですよね?
普通あの封筒ある時点でこの会社やめよってなりません?それでも受かりたいなら袴田みたいにカメラ回ってるのに取り乱すのおかしいし…
最初の票から森久保くん人気なかったけどなんで?私森久保くんが一番好きなんだけどやっぱりリーダーシップのある陽キャが有利なのか。資料分かりやすいって褒められてて嬉しそうなのも可愛かったな…
波多野の散歩サークルがHPで未成年飲酒の画像掲載してるのまずいでしょ(笑)映画では大したことない罪って扱いだったけどそんなの流出したら内定取り消しになることもありますよ…。矢代の水商売だって犯罪じゃないみたいに言ってたけど夜職やってる大学生で稼いだ分の税金払ってる人なんてほぼいないですからね…。
そこまでしてスピラに入りたい?って思ったけど終盤の嶌の部屋が出てきて納得。30であんな都内のマンション住めるなら多少嫌な面接されても入りたくなるか。
途中までは面白かったんだけど
途中までは犯人を探して面白く見れてたんだけど、ちょっと退屈してしまった。もっと映画館で観ているんだから、ダークなどんでん返しが欲しかったかな。みんないい人で、綺麗にまとまりすぎたのがちょっと残念。
嘘つきは誰だ?裏の裏にに気づく時・・・
冒頭の自己紹介から始まって、仲睦まじい6人の姿がホンっと微笑ましい。この仲間たちと、就職戦線という荒波を乗り越えようという、まさに青春ドラマのような熱さがそこにあった。
試験内容が変わるまでは・・・
二転三転する密室内の会話劇がメチャクチャ面白い。一触即発の危機感(実際には何度も爆発してるんだけど)のなか、次から次へと明かされていく真実?
疑心暗鬼に包まれた人々には、もはや弁解は耳に入らない。そこに見えた一面によって、その人の見方が変わっていく・・・
【ネタバレ】
理由的には、ちょっと疑問視しちゃうんだけど、そんな真相があったのかと、納得されるラストの展開は良かった。
誰もが必死であるが故の、想いであり、行動だったのか。
原作のほうが面白そう
可もなく不可もなくといったところかなぁ…。
犯人の動機が薄っ!てのが一番の印象。
その人のその後の描写とかもないから余計にね。
ひとつの会社に固執する意味も良く解らなかったし…
ご縁が無かっただけで、そんな優秀なら、
もっと良いとこ入ってんじゃないのーって思ってしまいました。
その辺、原作はもっと詳しく描かれているのかしら???
今回も身も蓋もない事言うね。何だ?このバカミスは?
謎解きミステリーってのは、謎を解く過程を楽しむものだが、この映画に関しては、その謎が解くまでもない、たわいもない謎で別に解決しなくてもいいと思うぜ?この謎は別に真相を知らなくてもいいじゃん?
就活にお祈りされまくって、仏様になっちゃいそうな六人の就活生の採用を一か月伸ばして、一ヶ月後には、
合格したのは六人でなく、採用は一人となりました。ディスカッションで一人を、決めて、生き残った一人が採用となります。
と、企業からメールが届くが、バトルロイヤル形式で、ディスカッションを駆使して、内定者を一人決める...?
こんな無茶振りする企業、入社したら更に無茶振りされるに決まっているんだから辞退しろよ?
そんな無茶振りされても、この企業に就職したい、社畜候補生に成り下がった六人達が、ディスカッションを始める。そのディスカッションの途中で、謎の封筒を発見する。
封筒の中には、六人達の過去の悪行と、その証拠の写真が入っていた。でもさ、この写真は盗撮なんだよね?人権って知ってますか?企業様?
このディスカッションの制限時間は一時間に設定されているが、一時間を過ぎてもディスカッションは続く。おい!脚本家!お前、起きているか?
そして、ディスカッションは唐突に終わり、場面は同じ部屋だが、8年の月日が過ぎたようだ。
一人だけ、この人権無視企業に就職したようで、ディスカッションした同じ部屋を借りて、採用バトルロイヤルをした六人でなく、五人が集合する。
全身黒づくめ、ボタンだけ白の男は、大学の先輩が立ち上げたベンチャー企業に内定した。もう一人の男はパーソナルジムを立ち上げたようだ。
そこで、採用バトルロイヤルで、過去の悪行を告発した犯人探しが始まるのだが、
今、仕事が決まっているならば、過去に面接して不採用になった理由を知りたいと思いますか?思わねえよ?
その会社は縁が無かっただけじゃん?いつまでも、過去の事でウジウジしてんじゃねぇよ?
でも、この五人はウジウジとした、いじけかじり虫なので、まっこと、どうでもいい謎解きごっこが始まる。
主犯格の堕胎男が、何か叫んでいて独白していたが、下手な芝居で見ていらんない。女のギャーギャー五月蝿くて目障り。
で、V6のイノッチに似ている男が全ての真相を音声に遺しておいて謎ポエムを朗読する。何だ、これは?詩のボクシングの発表会かよ?
いや、本当に登場人物の男どもの見分けがつかなくて困った。みんな長髪を6.4分けにしているから、メガネかけている奴だけ別人と分かったが、見分けがつかない。
小栗旬と、菅田将暉を混ぜてくんない?おじさんには見分けがつかないのだよ?
最後のシーンで、唯一、入社した女が面接官になって登場。三人の就活生の面接を始めるとこで暗転、終劇。
EDテーマの緑黄色社会の曲のタイトルが「 馬鹿のひとつ覚え」 ってのは、この映画の事を指しているのか?だとしたら、凄いギャグだな?
けつろん、こんな出鱈目なリサーチもろくにしていないバカミスがベストセラーで、それを面白いと思う読者の文盲の阿呆、それを映画化する阿呆、それを見るハメになった俺みたいな阿呆。阿呆の連鎖は止めなければなりませぬ。
どうせ、小説を映画化するんだったら、筒井康隆作品をやれよ?
ジェームス・ワン監督で「 問題外科」 とか、松重豊主演で「 薬菜飯店」 とかさ?いいぞー?筒井康隆は!
あ、ごめん、忘れてた。けつろん!見ると阿呆になるから見なくていいよ?阿呆は伝染病です。うつるぞ?
あ、それから月の裏にはナチスが基地を作っていてUFOを飛ばしているんだぜ?知らなかった?ムー民なら、皆んな知ってるイロハのイだぜ?覚えとくよーに!
悪くはなかった
就職活動の最終面接でグループディスカッションをすることになった6人が誰が内定に相応しいか話し合う中で全員の裏の姿が犯人によってバラされていき、犯人は誰だという話。
•終わり方が微妙な感じがした。全員悪くないというのと犯人の動機がくだらないと思ってしまった、、期待しすぎた感じがあった。
設定の甘さをごまかしきれない
浜辺美波が演じる嶌衣織は洞察力に優れてる設定なんだよね。
それを解らせるエピソードが「右手に腕時計をはめてるから左利きだ!」なんだよね。ぐったり。その程度の洞察力がすごいって……。
でも作中で出てくる謎とその解き方は全部このレベルなの。
「最終面接は6人のグループディスカッションで。内容いかんでは全員採用です」って言われて皆で仲良く頑張ってたのに、一週間前に「状況の変化により採用枠一人になりました。グループディスカッションでは誰が内定に最もふさわしいかを議論してもらいます」になるの。
そんな企業やめときな。入社したってある日バッサリ首切られて終わるよ。と思うんだけど何故か学生たちは諦めない。
それで最終面接始まって、15分毎に誰がふさわしいか投票していこうってルールを作るのね。そして状況がどうなろうと、これを頑なに守るの。
参加者の過去の悪事がどんどん暴露されていったり、そんなことをした犯人は誰だと推理したりとかあって、状況的に「投票どころじゃねえ、こっち優先だ」ってなるんだけど、投票時間がきたら投票すんの。なんで?
『就活のときって、なんかちょっと、おかしくなったりすんじゃん』ってことなんだと思うけど、そこまでおかしくなるの?
まあそれで、みんなの悪事を暴露した犯人は誰だ? ってことで、赤楚くんが「俺が犯人だ」って自白すんの。まあ、物語の作り的に嘘だよね。赤楚くんは事態を悪化させないために自分が犯人になって幕を引いたと。
しかし8年後、赤楚くんは亡くなってしまい、妹が動いたことがキッカケで再調査が始まるのだ。
都合よく登場人物を殺すなよ。生きてたら、この話が成立しないのは分かるけど、話を成立させるためだけに、色々とやりすぎなんだよ、浅倉秋成。
そしてファイルを開けようとするとパスワードがかかっていて、ヒントは『犯人の好きなもの』なの。意味ないね。ここでパスワードをかける必然性がない。
手紙に書かれていた『犯人、嶌衣織さんへ』は『犯人と嶌衣織さんへ』という意味だ! ってやるんだけど、はじめから、そう書いとけよ。普通はそう書くだろ。
しかし真相は暴かれ、犯人は動機を語るのであった。
なんだよ、その動機。これ Why done it ? ものですとか言い始めたら怒るぞ。
テーマっぽい「人事はバカばかり」なんだけど、人事はバカだよっていうか、人が人を適切に選ぶってまず不可能だから、結果としてバカに見えることやっちゃうよ、これは誰が人事をやっても。もしテーマを描きたいんなら、そこ突っ込まないと。
なんかこう、作った設定を成立させるために無理を重ねた感じがすんだよね。
それでも、そこを感じさせないストーリー展開やキャラクターの魅力があれば良いんだけど、そういうのないの。
それでその設定も「時計を右手にはめてるから左利き!」ぐらいのレベルだからね。
なかなかこれで面白くするのは難しかったな。
浜辺美波は良く出たなと思ったけど《屍人荘の殺人》もやってたし、いいのか。
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