六人の嘘つきな大学生のレビュー・感想・評価
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原作よんでの映画を観た。
見終わったあと、そこそこ感動する部分はあったんだけど、なんかモヤモヤする。ストーリーに腐が落ちないからなんだろかな。 しかしコレ映画が悪いとかじゃないよ。 原作すごく面白かった。読むって行為が止まらなくなる中毒性のある流れのある書き方だった。しかし小説でも引っかかるのは、❶波多野君がホントに死んだままだったこと。❷久賀の謎で弱い動機。である。 波多野が亡くなったからこそ、動き出したストーリーだったが、実は、生きてたんだよね〜(妹ニヤリ)みたいなオチが、ハッピーエンドなミステリー的には面白かったんじゃないかと思うんだ。 あと久我の動機がやっぱ共感できないんだよね。結局、誰も悪者にしないオチは良いんだけど、人事が無能だと証明するだけのために、ここまで波多野をはめるため奔走した久賀ってふつうにサイコパスなんで、良い人になり得ないし、だから久賀の動機の納得感を証明するために熱弁させるより、サイコパスだからやった。そういう単純な動機の方が腐に落ちるわけよね。 そう。これは小説の問題。原作がすでにこうだから、映画にしてもこうなる。 ただ、繰り返すが、小説はやっぱ引き込まれ方が違ってて、映画はそれを同じようにを映像化は難しいってことなんでしょうか。かなりストーリーも見せ方を変えたり、編集したり、嶌さんのお兄ちゃん大事なのに全くでてこなかったり。 配役と演技ついてはなす。 前半のみんなの演技、全体的に臭かったかなあ。印象です。若いんだよな。 だんだんと後半に良くなった印象。みんなストーリーに入っていったからなんだろうね。 ★役柄別、個別に話したい。みんな若い俳優達だ。 嶌→彼女は演技はもう鉄板です。文句のつけどころがない。ベテラン女優。ショートカット素敵。ただ、原作の印象とは違う。めちゃ現在悩んでる暗い重い印象だけどな。 波多野→良かったです。人の良さ伝わりました。 久賀→ちょっと演技が下手かもしれない。後半のうわわわあって、叫ぶとこ下手だなあ。ちょっと冷めた。しかし彼の役が一番難しいんだよ。無理キャラだから。 袴田→彼は、ミッマッチとまず思いました。野球部のキャプテンは小説の印象だともっと大柄で体格よく存在感だけで全体的をまとめる人格者の器ってイメージなんよ。へなちょこ印象過ぎる。 八代→山下美月は演技うまいんだけど う〜ん。小説では確か客もそんなつかないキャバ嬢で、人に媚びない、もっと強さのある印象。設定ちょいちょい変えてるんだよなあ。 森久保→彼、演技良かったな。ハマり役だったかもしれません。彼は一番泥臭い役なんだ。でも、飲み会で確か間違えて飲み放題にしちゃう下りをはしおったのはちょっとダメだよな。 全体的な、感想として、結論は同じでも、ストーリーって見せ方がナン通りも変えられるんだなってことを感じた。私も拙いながら、小説を書く人間だから、そこはなるほどって思う。 見せ方でストーリーが全く変わり得るって話です。 月の裏側のはなし、波多野の絶望、嶌の思い、このあたり、もっと印象づけを工夫すると、もりあがる映画かな。ひとりひとりの人間が素晴らしいっていう原作の趣旨も素晴らしいし、原作も面白いんだけどね。モヤモヤ。
期待し過ぎないで良かった
女優さんで1番好きな浜辺美波さん。乃木坂で1番好きだった山下美月さんを大きなスクリーンで拝みたくてチケットを購入して観に行っただけ…ハイ!観に行っただけ(汗) それだけで…ハイ!良かったです。 ただ、山下美月さんの就活中のヘアスタイルが合ってなくて残念。
うーん
ネタバレというかですねぇ ふと、思うところですが グループディスカッションで選考者が1人の採用者を選んだとして、企業がその人を採用することはあるのでしょうか? あと、なんでいっせいに封筒を開封しなかったのでしょうか? 自分のことが書かれた封筒を読まれた時、全員が激昂する性格でしたが、それってリアルでしょうか? が、腑に落ちなくてですねぇ、、
なんか微妙に分かりにくい
結局誰が何してどうなったのか、一応明示されてはいるけどどうもしっくりこないと言うか。終わり方も何かを匂わすような終わり方でモヤモヤが残る。 とりあえずああいう採用試験をする会社の人事側となって働きたくはないなと思った。大変そうだし。 【たぶん多くの人が思ったであろうこと】 嶌の件を明らかにしてくれ。
思いの外、楽しめた。
俳優さん達のファンムービーかなと思いながら、あらすじに惹かれて鑑賞。 原作は未読。 思いの外、楽しめました。 まぁ、この手の作品をあり得るあり得ないで語るのはナンセンスなので、置いといて。 緊迫した雰囲気でワンシチュエーションの舞台作品風。 中盤まではハラハラして見れました。 ただ、終盤8年後になって一気にペースダウン。 特に驚くほどの仕掛けもなく、動機にも共感できず、まさかの彼がどうでもいい理由で途中退場と、なんだか尻すぼみの映画でした。 浜辺美波も赤楚衛二も演技はいいけど、いつも同じような優等生の役やってるなという印象。 ここらへんで、殻を破るような悪役でもやってみたらいいのに。
就活ってこんなギスギスしてたっけ?
原作未読(←最近全然本読んでないな😭)だけど、それぞれのキャラがたってる絶妙なキャスティングだと思ったー。特に倉くん!優秀だけど対人スキルが少々乏しい一橋大学生(NO Offence!!)がガチ過ぎたwww 仲良し就活仲間たちの間に入った亀裂。 観客をも巻き込む険悪で不穏すぎる空気と何が何だか分からない感じが中盤から最後まで続くもやもや感。それでいてラスト15分は予想外にスカッとする感じがとっても魅力的でした。 面白かった〜ヾ(*´▽`*)ノ
期待してたけど
原作既読。 原作がめっちゃ面白かったので、期待してましたが… 映画の短い時間に収めるのは、やっぱり大変だったかな。 6人の演技もオーバーすぎたかなぁ。 好きな俳優さん達ばかりなんだけど。
最後だけ物足りないかもだけど良作
元々原作を読んでいたが犯人等を覚えていなかったのでわくわくしながら視聴。レビューは高くないが、個人的にはかなり面白かった。 特に中盤(全体の)6割はゾワゾワドキドキとした緊張感が止まず、何よりキャスト陣の演技力の高さがかなり良い味をだしている。 疾走感やアクションも無ければホラーでもないがこの内容でここまで映画として出来上がっているのは音響やカメラの見せ方もうまい。 終わり方は「納得感がない、しっくりこない、ゾワゾワ、モヤモヤしたまま」となるかもしれないがそれで正解の作品に思う。 特に大学生に見てほしい。就活や学歴コンプが近い人ほど「こうするしかなかった」が遠くない存在で考えさせられる。 友達でもカップルでも観られる。
ダメな映画
ダメだ。 面接の方法も、その後の展開も全くリアリティがなくてゲンナリする。 これが会社が仕掛けたなら、そんな会社誰が入りたがる?これが学生が仕掛けたなら、こんな茶番の結果採用が決まる会社なんてクソだろ。 とんでもない事態なのに投票を続けるのも意味不明。意識高い系全員死ねばいいと思った。
前提から破綻
王様ゲームのようなことを就活の場面でやろうとして、論理が破綻している。 協調性を求めるであろう会社がデスマッチ方式で採りたい人材とは? なぜ就活生は従順にそれに乗っかるのか。 この会社に固執する必要性が感じられないし、 複数回の投票制はディスカッションの良さを殺している。 主題が犯人探しになっており、登場人物が無理な論理で動きすぎて全く感情移入できない。 形式だけがあって、ズレた論点でずっと話してる感じ。 話の全てが犯人探しの方向に向かっているが、何に突き上げられてそんなに激昂してるのか? 証拠至上主義の雰囲気も社会性と真逆の精神で辟易する。 何か駆け引きがあるわけでもなく、コイツが悪い!コイツがもっと悪い!だけを見せられても困る。
大学生の推理力、調査力?
超優良企業の新卒採用試験。最終選考に残った6人の優秀な大学生達。課題を与えられ、内定を勝ち取るために協力しあうが、過去の悪業がひとりずつ暴かれ、その罠を仕掛けた犯人を突き止めていくといった内容。 原作既読…だいぶ前のため犯人は誰だったっけ状態で見ましたが、題材が面白いと思った本作。 映像化して良かった作品と思います。面白かった。 ただ映画自体がそう長くなく、全体的に展開がちょっとあっけなくも感じましたが、嘘つきが誰かを考えながら見るのが楽しめるポイントで、よくまとまっていたかと。 皆、ギリ就活生に見えました。 実際こんな手の込んだ事してるヒマないだろ~と思いますが、人には裏表がある系の話で、仲良くしていたのに豹変する様が面白かったです。 ***** 佐野君は今期のTVドラマ「おむすび」「マイダイアリー」で、それぞれ印象が随分違って演技良いねーと思っていたところ、この映画でもまた雰囲気が違って、今後も楽しみ。 浜辺&中田さんは「らんまん」の共演以来。 とても可愛い!
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