キングダム 大将軍の帰還のレビュー・感想・評価
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出演俳優の作品への熱い思いが素晴らしい!
ついにみました。キングダム大将軍の帰還。
見応えが満載で出演俳優の演技が素晴らしかった。この作品への熱意、情熱が伝わった。
王騎役の大沢たかお、龐えん役の吉川晃司の演技が特に素晴らしく、一騎討ちのシーンは素晴らしかった。この作品は最終章だが、シリーズ作品として続くかどうか注目したい。
ただ、前作の運命の炎でも気になったが、橋本環奈が演じた河の立ち位置、キャラクター設定が曖昧に見えたのは気になった。
それにしても、キングダムの強味は圧倒的に大沢たかおが演じた王騎の独特のセリフである。あの独特のセリフでキングダムに引き込まれるのも納得できる。
今の日本映画を象徴する作品だった。見事な作品。
今年の邦画ベスト10に入れても問題ない。
今年一番かも。やまだ豊氏の音楽がやっぱり素晴らしい
8:25スタート。152席のスクリーン。
8割ほどの入り。
けっこう入っている。
1日12回上演。
なかなかの回数。
3日前にチケットを購入しようとしたら
いつもの席が購入済だった…
残念。
事前の皆様のレビューでは
王騎将軍が主人公とは理解済
前作も王騎将軍が後半主人公だった。
原作は、漫画サイトで無料分の36巻まで読んだけど、ちょうど信が5000人将になったあたり。
映画の部分よりだいぶ成長している。
前半は信の脱出と尾倒の死から涙涙で
中盤からは王騎将軍の過去のキョウのエピソードから涙が止まらなかった。
久々に泣きすぎて頭が痛くなった。
鼻も詰まって呼吸できなかった
前作にも書いてあるが、やまだ豊氏の音楽が最高。
キョウのエピソードとラストの王騎将軍の最期の場面の音楽は素晴らしい。
次のやまだ氏音楽の作品は、赤羽骨子らしいけど
これは観に行かないな。
俳優陣も個性豊で素晴らしいですね
今作のピカ一はトウ役の要潤さんです。
なぜ、このシリーズは面白いのか。それは人が求めてやまない「物語」の祖型的なありようを、とことん追求しているからでしょう。
原泰久の同名人気漫画を実写映画化した大ヒット作シリーズ第4弾。4日間のオープニングでは、興行収入22億円。邦画実写作品の歴代1位となっています。
前作「キングダム 運命の炎」では春秋戦国時代、13歳で秦の王となった政 (吉沢亮)が中華統一の悲願を抱くに至った経緯を描かれました。今作では、政の懐刀として下僕から大将軍を目指す信(山崎賢人)が戦場で初めて知る挫折にフォーカスします。
●ストーリー
春秋戦国時代の中国。前作では、原作者原泰久が創作した「馬陽の戦い」において秦が20万の兵で韓に侵攻している隙をつかれ、隣国の趙に攻められることから始まりました。 そのラストでは、隣国・趙の敵将を討った秦国の飛信隊の信たちの前に趙軍の真の総大将・龐煖(吉川晃司)が突如登場したのです。
そして本作冒頭、自らを「武神」と名乗る龐煖は圧倒的に無敵の強さで、その急襲により部隊は壊滅的な痛手を追い、半減以下に追い込まれます。飛信隊の仲間たちは致命傷を負った信を背負って決死の脱出劇を試みます。一方、その戦局を見守っていた総大将・王騎(大沢たかお)は、ほう煖の背後に趙のもう一人の化け物、それは遠くから戦いを静観する天才軍師・李牧(りぼく)(小栗旬)の存在を感じ取っていたのです。そして劣勢を覆すべく最強の大将軍として再び戦地に舞い戻ったのです。
前線で直接対峙することになる王騎と?煖には過去の因縁がありました。。趙を率いる?煖は、かつて王騎の片腕で許嫁でもあった武将膠(新木優子)を手に掛けた男だったのです。
今、因縁が絡み合う馬陽の地で忘れられない戦いが始まります。
●解説
本作の素晴らしさは、何と言っても話の展開のダイナミズムにあります。前作で一段と存在感を増した大将軍・王騎を中心に、封印されていたかつての王の逸話、王騎の宿敵の登場、王騎を脅かす新たな強敵の出現。何層にも膨れ上がる話の畳み込みが圧巻でした。
但しこのシリーズの本筋は、大将軍を夢見る主人公・信と、中華統一を目指す若き王嬴政の成長譚とも言える歩みが描かれることにあります。それが次第に、戦いの実践に卓越した力を発揮するカリスマ・王騎の存在感が増していくのです。圧倒的な強さを見せつけるほう煖と互角以上の戦いを見せつける王騎には、この将軍はこれほど強かったのかと驚きました。戦い終わった後の自軍に獅子吼する姿と相まって、まさに大沢たかおのワンマンショーとなっていました。彼を取り巻く多彩な人物像の厚みが今回、最高度の熱量で描出されたのです。
史書にかすかに残る痕跡を膨らませた原作の濃いキャラクターに負けないほど、肉体を異形化することに懸けた大沢の王騎像は擢媛との一対一の戦いでようやく報われた感がします。
今作で徹底的に描かれるのは「守る」ことの難しさでしょう。 王騎は、100の城を落としたら妻にするという膠との約束も、一対一で指導するという信との約束も力及ばず、ほごとしてしまうのです。
彼が振り回し、信へと受け継がれる矛の重さ、すなわち戦場での選択の重さをどう描くか、次作以降の務めとなります。
一方、攻めの能力で地位を上げてきた信も、鹿媛の攻撃で重傷を負い、子供時代からの親友、尾平・尾到兄弟の献身で九死に一生を得ます。信に夢を託す尾到役は三浦貴大。その芝居の確かさが、犠牲を受け止めてなお進む信に説得力を与えていました。
●感想
なぜ、このシリーズは面白いのか。それは人が求めてやまない「物語」の祖型的なありようを、とことん追求しているからでしょう。「物語」の祖型とは、娯楽映画の原点だと思います。存分に盛り込まれるスペクタクルシーンも含め、原作人気の上に立ち、それらが幅広い層の熱い支持につながっているのことなのだと思います。
ドラマの終盤、信は負傷した王騎を馬に乗せて、敵陣突破をはかります。王騎は信に、将軍の馬から見る景色はどんな風に見えるかと訪ねるのです。やはりその景色は特別に見えました。そして将軍とは、何万の部下を見殺しにし、何万の敵を虐殺してきたうえにたつものだ。その命の重さに耐えなくてはいけないという言葉の重みと相まって、是非皆さんも王騎が見た景色を、劇場でご覧になってください。
そして本作には、また次があるのでしょうか。ぜひ続編に期待しています。
痛快アクションを味わいましょう
前作は続きありきだったので少しだけ消化不良でしたが、その完結編ということでしっかり仕上げてくれましたね。
これまで同様に冒頭である程度の振り返りをしてくれるので初見でも完全な置いてけぼりは食らわずに済むと思います。
ストーリーは原作マンガに忠実。
そして見どころのアクションシーンは相変わらず見やすさと迫力があって最高でした。
ただし化物同士の常軌を逸した戦いなので見る人によってはファンタジー色を強く感じてしまうかもしれません。そこは好みですね
キャスト陣も豪華で豊富。間違いのない実力があるからこそコスプレ感が薄まり世界観を創れています。
一部の若手キャストの演技にやや若さも見られたり、起承転結という流れではなく、起承結結結といった印象を受けましたがそこはご愛嬌ということで。
和製娯楽大作として楽しんでみてはいかがてしょうか
圧巻
ねむい!!!
アクション監督は素晴らしい。戦闘で突撃する兵士に飛びかかって突撃している人がいる等、エキストラもちゃんと戦ってるように見えたし、クビチョンパ表現が使えない今作でワイヤー使いながらマンガの超現実的な破壊力を表現していた。
合戦の位置関係を引いた画で写すのは良かったが、強いていうなら李牧が戦場全体のどこから突っ込んでくる想定か、軍義の盤面上でも示してほしかった。
ところで脚本と構成はどういうつもり?
総大将対面してから2回も眠たい回想飛ぶし、回想内の展開が効いてくるわけでもないし、台詞はもちろん全て説明するし。
結局2話ありきだから間延びしてしまう。
前後半一本にまとめて回想シーン全カットすれば名作になったかもしれない。
この後どうする?
4作目にして、シーズン1?の大団円という感じでした。
主人公の信は本作では脇役で、大将軍である王騎の因縁の対決を中心に描かれます。
終盤は特に感動しますし、2時間半近くの大作でもだれず、満足度は高いのですが、観終わってすぐに感じるのは、「さて、この後はどうなるの?」という素朴な疑問。
原作なり、実際の歴史なりを多少なりとも知っていると、このペースでは、これから少なくとも10作以上は作らなければ終わらないことはすぐに分かります。
今の素晴らしいキャストでそんなに長く続けられるとも思えず……。
さあ、どうなるのやら。
正直、このクオリティなら当分続けて欲しいですけれど。
ちなみに、敵軍の軍師の副官が魅力的で、本作で終わるとも思えませんでした。
制作サイドの奮起を願いたいところです。
熱いねぇ。
ありがとう。
大将軍の理想形を見事に描いている。実写版ならではの良さがあり気持ちが伝わってきた
王騎vs.ホウケン(吉川晃司)の一騎打ちの場面は見事。馬ごと吹き飛ばされて、それを持ちこたえる場面など、実写でちゃんと迫力を出せていることに感心した。アニメだと一般の兵士よりも何倍もの体格で描くことで迫力を出しているけど、実写は等身大でそれができない。でも、砂塵や映像のアングルの工夫などでうまく表現している。戦いの途中の口上も迫力があって、力が入る。殺陣は少しやりすぎなところもあったが、単純に矛を振り回すだけではないので楽しめた。
信が目指す「大将軍とは」という問いに答えるのが、この映画の王騎で、ホウケンに匹敵する武力、李牧の作戦に対抗する知力、大軍団を指揮する統率力、そして全軍から信頼される人望を備えている、ということだろう。大将軍の理想形がここにある。KINGDOMシリーズの中で、王騎は特に人気があるというのは、とてもわかる。
山﨑賢人の演技が良かった。怒りや勇気の激しい感情を、顔面を崩して表現していて、気持ちが伝わってくる。先頭を切って走る時の気合の入った表情も良かった。ラストの帰還時の演説も万感がこもっていて迫力があった。実写版ならではの良さがある。
カイネ(演:佐久間由衣)、キョウ(演:新木優子)はミスキャストでもないけど、出てくる場面ではちょっと力が抜ける感じがした。もう少し「目の力」や、重みのあるしゃべり方で鋭敏さを出せたのではないか。楊端和(演:長澤まさみ)、羌カイ(演:清野菜名)は、そこはさすがと思う。
ファルファルファルファル❗️
映画は4作とも劇場で鑑賞。
原作は最新話まで読了、まだまだ終わる気配なし。
映画は4作目にして最高傑作でありました。
キングダム作中最大のカリスマ、王騎将軍=天下の大将軍とは何者かを、大沢たかおが見事に体現し演じ切った。1作目の登場の時には、正直少し胡散臭さを感じたのだが、よくよく考えてみると、原作の王騎のキャラ自体が初めは胡散臭さかった事を思い出して、改めて大沢たかおスゲ〜なと今作で思いました。
1作目で王騎が矛を振るシーンでは、「うーんちょっと軽いんじゃ無いかい王騎さん」でしたが、
王騎、龐煖の決戦では弩級の迫力で、互いの矛が撓るほどの激突は、これが観たかったと素直に思いました。
欲を言えば雑兵真っ二つとかの原作にあるゴア描写が欲しいのですが、レイティングに引っかかるし、老若男女皆さんが血を沸き立てて鑑賞するには、致し方ない事かと。
原作王騎に寄り添い、正に血肉を与え同化し超えようとする大沢たかおの仕事は、何らかの賞を与えて然るべき素晴らしさでした。
論功行賞ならば、第一功ですね。
相対する龐煖を演じる吉川晃司は、初登場の3作目では、なんで吉川晃司やねんってツッコミましたが、原作龐煖に寄り添わないで、武神求道者を吉川晃司なりに、具現化していたと思いました。
中々どうして、あの腕の血管は出るもんじゃ無い(確か出てたと思う)
着ていたボロが血に染まった赤色なら、もっと良かったのにと思いました。だけど賞はあげません。
第二功は、山﨑賢人。
本作では主役と言うより、脇に回って王騎を引き立てる役回り。
それでいてちゃんと信の成長を体現してみせ、将の器を醸し出し、あの若さでシリーズの座長をこなすのは、中々できる事じゃないと思います。
第二功でもう1人は吉沢亮
この人の嬴政は、1作目から完成されてて他に誰が演れるんだ!のビジュアルでハマり役。この人は銀魂の沖田や東リべのマイキーもハマってたので、役のオーラから具現化する達者な役者さんですね。
一筋流す涙は尊いし、開門を促しサブタイトルを回収した台詞は痺れました。
第三功は、飛信隊の皆様
特に最早こっちが本業だろ?の真壁刀義の沛浪の存在感。
安定の清野菜名の羌瘣、龐煖に巫舞を仕掛けてクルクル回るとこ。
立派に役どころを完遂した三浦貴大の尾到。
後、岡山天音の尾平の歯。
そして特別功が三つ❗️
初登場の草刈正雄の昭王
偉大なる大王としての立ち姿、特に声。
新木優子の摎
原作通りキャスティングした人偉い。
謎の仮面将軍、強いが華麗で決して線の太いキャラではない。
その儚い王騎への想いと芯の強さを、新木優子が体現してた。
それから
もっと出せの長澤まさみの楊端和とその太もも。
そして、本当にこれが言いたいが為に長々書いてきました。
個人的には特別大功。
要潤の騰❗️
原作の騰がとても好きなキャラで第1作の時から要潤が演じる騰を注目してました。
ビジュアルはそれほど寄せては無いのだけど、王騎との距離感と立ち振る舞い、静かに王騎の横にいるけど、唯ならぬ曲者感と、どこか軽やかな部分。
前作の軍略会議で荒ぶる蒙武に見せた飄々たる表情なんて原作の騰はしない(原作の騰はずっと同じ顔)のに、間違いなく騰❗️
そして
待ちに待った騰無双ファルファル❗️
これが観たかったよ待ってたぜ❗️
あっでもファルファルって口で言うんじゃ無いのね、刃音なのね。
王騎の台詞「本来 あなたの実力は私に見劣りしません」くーっそれが聞きたかった。
とても満足しました。
今作を最終章と謳ってますが、勝手に王騎の章の最終章だと思っとります。
今夏にも3作まとめて撮入するとの噂もありますし、陰陽師0で落とした体重を戻してる山﨑賢人を見て、絶対続く筈だと信じてます。
原作が続いているので、完走が不可能なのは分かりますが、合従軍編の実写化は必ず実現して下さい。
お願いします。
作品毎に俳優達が成熟し真の大作に
スケールの大きな引きの風景と動き、人馬一体の迫力、ファンタジーレベルの激しいアクションや大軍が移動する様を眺めながら戦いの先を読む様子など、見た目の面白さも多い作品だが、一作毎にスクリーンの中の人物達が実際に成長し、役が成熟して行っているところが作品を一層面白くしている。今作はとにかく、大沢たかおの役者としての度量の大きさをあらためて感じた。肉体だけでなく、その佇まい、そして体全体から響くあの声の凄さ。間違いなく大将軍そのものだった。巨星が落ちた後の次の作品はどういう雰囲気になるのか、とても楽しみだ。
我らの大将軍
2019年から始まったキングダムシリーズも、これにて完結か...。悲しすぎる。でも、ここまで作ってくれたことに感謝。本当はまだまだ続編を見たいところだし、制作中なのでは?という噂も最近流れているが、一先ずありがとう。こんな超大作が毎年見れるとは、1の頃は思ってもみなかったよ。
本作は一区切りのつく最終章として、これまでよりかなり力が入っている。冒頭からクライマックス。全編クライマックス。気合いの入れ方が段違い。145分とシリーズ最長にも関わらず、体感はおよそ30分。あまりにあっという間で、改めて佐藤信介監督の演出力の高さに驚かされた。こんなに濃い内容なのに、ここまで一瞬に感じさせるとは...恐れ入った。そして今回は1~3の予習が序盤に差し込まれており、物語に一層没頭できる。ただ、過去作は見なくてもいいよ!と初見の方に向けて言いたいところだけど、このシリーズに限っては全部見た方が絶対楽しいし、今回の内容は特に、見ていた方が深く刺さるはず。振り返りシーンはあるものの、やはり過去作必見ということでお願いします。
吉川晃司vs大沢たかおって...ねぇ。男の色気と熱気に頭がクラクラしてしまう。あまりにカッコよくて恐ろしい。2人の筋肉はもはや芸術。アクションの撮り方からも普通では無い熱量を感じ、ワンカットワンカット呼吸を忘れてしまうほど見事な出来栄えだった。2人の戦闘シーンだけでまる5日,6日使ってるってんだから。圧倒的な緊張感と破壊力。もう常軌を逸してるって...。
今回は王騎回。彼の活躍ぶりは、主人公が信であることを忘れてしまうほど。同時に、これまでスポットの当たらなかった秦国王・えい政の側近である昌文君、そして王騎の側近である騰についても今回初めて描かれており、また1から見直したい、漫画も読んでみたいと思える大傑作に仕上がっている。アクションも人間ドラマも、シリーズの集大成に相応しい高品質ぶり。気付いたら姿勢が前のめりになっている。
ただ、不満があるとするならキャスト関連の問題。これはシンプルにわがままだけど、山田裕貴演じる万極の登場シーンが少ないのは、本作で期待していた要素のひとつであったがために残念だった。まだまだ謎の多い存在。彼のためにも続編を作って欲しい。あと、新木優子はみなの心を奪う美貌ではあるものの、あまりに細くて、しかも剣術も微妙で、どうも最強の女武将には見えなかった。摎ってきっと原作でも人気キャラだよね。ん〜、もっと鍛えて欲しかった。
まぁここまで全身を沸き立たせ、胸が熱くなり、立ち上がりたくなるような映画はこれまでもこれからも見ることは無いだろう。日本映画も、お金をかければここまでのものが作れるんだ!と世界に示したシリーズであり、その功績は今後の映画業界の行く末を左右すると思う。声高らかに言いたい。邦画だって、面白いんだ!!!!今年ベスト10には山﨑賢人が2つもランクイン。すげぇよ、賢人。少女漫画の王子様からよくここまで来たよ。もっと、もっとやってくれ、わらべ信っ!!!
全463件中、201~220件目を表示