劇場公開日 2024年8月17日

「時代劇愛に感涙」侍タイムスリッパー sironabeさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5 時代劇愛に感涙

2025年7月27日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

泣ける

楽しい

斬新

 幕末京都。会津藩士の高坂新左衛門は、長州藩士の山形暗殺を決行。二人が剣を交えた時に雷が落ちて、新左衛門が目を覚ますと、現代の時代劇撮影現場だった。信じがたい状況を理解した彼は、周りの人々に助けられ斬られ役の役者として生きる決意をする。
 侍、時代劇に出る。序盤、コミカルなところが笑えます。高坂の飲み込みが早いところも楽しい。そして、目頭を熱くさせるシーンが何度もありました。さらにこんな展開になったら面白いと予想していた展開に。「もののふの本懐」と胸が熱くなります。もう、時代劇愛に感涙しました。口コミが広がり、上映館が増えていった、この作品を埋もれさせなかった映画愛にも感謝です。
 高坂演じる山口馬木也の侍顔もいい。現代の床屋に行った後の髪型が、似合わなくて笑えます。

sironabe
PR U-NEXTで本編を観る