劇場公開日 2024年8月17日

「脚本が緩すぎ」侍タイムスリッパー 水原秀策さんの映画レビュー(感想・評価)

2.0脚本が緩すぎ

2024年11月17日
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鑑賞方法:映画館

脚本のダメな点
① 主人公がタイムスリップし、事情を把握したあとで真っ先にやるべきなのは「会津藩の運命」を調べることだろう。あの立場の侍なら絶対そうするはず。やらないということは自藩に対してその程度の思い入れしかないということに。最後のほうでそれを知って泣くのはおかしい。

② 主人公がなぜ自ら「記憶喪失」を装うのか。変な言動をして周囲が「あの人は記憶が混乱してて」とそう扱うならわかる。なぜ自分からそうするのかわからない

③ 主人公が演技開眼するところ。目の前の坂本龍馬が本物だと思って戦ったということだとすればなぜ本当に斬られてもいないのに倒れる? なぜ死んだふりをする?

④ ラストの展開もあれだけいてなぜ止めようとするのがたった一人というのも変。一歩間違えたら殺人を記録しようとしてるんだよ。基地外の集まり?
しかも「真剣」を使うのが時代劇愛なのだろうか? 偽物を本物らしくみせるのが真の時代劇愛だろう。

他にも「主人公が現代に慣れるのが早すぎ」とかいろいろあるが、とにかく脚本が緩すぎる。ここまで評価が高いのは納得できない。

水原秀策
セイコウウドクさんのコメント
2024年11月19日

ありがとうございます。古い映画が多く、年が近いような気がします。下妻物語は途中でリタイアした映画なので、今度は最後まで観ます。

セイコウウドク
水原秀策さんのコメント
2024年11月19日

「アパートの鍵貸します」とかビリーワイルダーの一連の作品。あるいは「ガープの世界」などいかがでしょう。日本のものでいえば「下妻物語」とか。

水原秀策
セイコウウドクさんのコメント
2024年11月19日

 ぜひ、脚本が緩くないコメディ映画を紹介してください。カメ止、翔んで埼玉、テルマエ、有頂天ホテルなどは観たので、それ以外でお願いします。

セイコウウドク
水原秀策さんのコメント
2024年11月18日

コメディ映画だからこそ人間の感情の動きが不自然なのはまずいんですよ。よくできたコメディってそうでしょう?あと重箱の隅ですかね、私の指摘。逆にこういう不自然な所を改善すればもっと面白い映画になったのでは?

水原秀策
セイコウウドクさんのコメント
2024年11月18日

コメディ映画なので、重箱の隅をつつくようなことを言ってもね。皆さんもそれが分かった上で楽しんでいるのですよ。

セイコウウドク
水原秀策さんのコメント
2024年11月18日

うーん、そうかもしれませんね。でもこういう点を指摘せずに絶賛ばかり並んでるのもどうかと思うんですよ。

水原秀策
etじいさんさんのコメント
2024年11月18日

コメントに共感できる部分が多いです。
でも、それらは、「欲を言えば」というレベルですよね。

etじいさん