「キャスト全員愛おしい」侍タイムスリッパー まるりんさんの映画レビュー(感想・評価)
キャスト全員愛おしい
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2回観ました。日本アカデミー賞の作品賞始め、主演男優賞、主演女優賞、助演男優賞、等、総なめにして欲しいくらいに素晴らしい映画でした。
所々に福本さんや時代劇へのオマージュが散りばめられ、時代劇愛が溢れていました。誰が観てもわかりやすく感情移入しやすい。
でも、一つだけ、どうしても心に引っかかるのはラストの真剣での立ち合い。そんな撮影が許されるわけもなく、誰も止めない。
思い出されたのは、昔あった、勝新太郎の息子が持った日本刀が演者の首にあたり死亡事件が起きたこと。亡くなられた方のご遺族の気持ちを思うと時代劇に真剣を持ち込むことの危なさを美化してはならない。
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