「優子殿はよい娘じゃのう」侍タイムスリッパー 市丸よんさんの映画レビュー(感想・評価)
優子殿はよい娘じゃのう
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あんな純朴そうな女優さん、見つけて世に出しただけでも功績は大きいよ!
正直序盤は少し無理筋だった。街を彷徨うシーンでは、誰にもすれ違わないしね。なんて人の居ない街なんだ!撮影所近隣とはいえ、流石になんにも思わないのはねぇ。だって真剣持ってるし、捕まるでしょ?・・・って書いてて今思ったけど、風見は戸籍とかどうしたんだろ?というような細かな設定は無視していくのが「時代劇」なのかもね。
そう、これはタイムスリップなんてSFチックな要素を盛り込んでるけど、「新感覚時代劇」なんだと思う。中盤風見が出てきてから俄然面白くなってきたよ。最後の対決シーンの緊迫感はすごい。これも映画の中で映画を撮るという、いわゆる「入れ子構造」だからこそ出せた味なのかも。BGMも序盤はミスマッチな感じがしたけど、後半良くなってきた。
そう、やはり、出だしがねえ、中々順調じゃなかったよね。江戸時代から来たのに、現状理解が早いし、時代劇というモノの理解もすんなり。結構ご都合主義的な設定だよね。
時代劇を愛する人たちが作った時代劇と言っていいと思うな。基本チャンバラ好きだよね!男子なら!そういう幼心を思い出させてくれました!結構後半手に汗握っちゃった。
有名俳優使わなくても、いい映画は、作れる!ってことだね。これは、見てほしいなあ
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