「爆笑王のラショー節、炸裂です」アリバイ・ドット・コム2 ウェディング・ミッション ばとーさんの映画レビュー(感想・評価)
爆笑王のラショー節、炸裂です
フィリップ・ラショー作品は「シティーハンター実写版」、「バッドマン」に続き三作目の鑑賞。本人の監督、脚本、主演で、脇を固める主要登場人物もいつものラショー組の皆さん。前作「アリバイ・ドット・コム」は未見だけど鑑賞には問題なかった。
「ホット・ショット」シリーズのC. シーン、「裸の拳銃」シリーズのL. ニールセンなどの秀作コメディの主役はみんな二枚目でそのギャップがいいんだが、ラショーもなかなかのイケメンだけど惜しげもなく馬鹿やって笑わせてくれます。
脚本も、笑える状況をうまく設定して、そこでの畳み掛けるようなギャグを、伏線も折り込みながら緻密に積み上げている。会話のなかのバーバルギャグも秀逸だし、フランス映画なんでシモネタジョークも欠かしてない(今回は"やや"控えめか)
「笑いの怪物」で描かれてたようにひとを笑わせるってホント大変なんだけど、この調子でこれからもバカ映画(褒めてます)のみちを突き進んでほしいなあ。
ダウン系映画の「ほかげ」からハシゴしたんで、この作品のアップぶりには救われた。
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