ラストマイルのレビュー・感想・評価
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全然引き込まれない難しすぎた
冒頭五分の爆破迄は集中出来ましたがそこから話が難しくてアンナチュラルやMUUが好きで観にきた私には全く良さがわからなかった
自分の理解不足?
頭が悪いのかな?
途中から眠気が来て全く集中できなかった
気づいたら終わってた
レビューが良すぎて期待してたから何だったんだろって感じ
最高でした!!
ドラマファンですし、新井P塚原監督コンビのドラマ大好きです。野木さんももちろん。
最初から最後までこんなに、一瞬も目が離せない、他のことを考える余地を与えてもらえなかった映画は初めてかもしれません。オープニングから、これまで接した映画だったりテレビだったりサブスクなどの映像でいいなと思ったものが劇伴含め、ワクワクする仕掛けに心が囚われてしまいました!終わったドラマを色褪せることなくまた活かしている世界観が最高過ぎるし、正直この気持ち言葉に出来ません!最後の驚きまでやはり素素晴らしい展開!なんとも言えない哀しく不条理なやるせなさもぶつけようもない静かな怒りも圧巻の映画でした。
追記、、エンドロールでふと考えて
最後の伏線解けたとき、主人公たちと同じようにゾワッと泣けた。
見事な脚本と演出
エンドロールまでひとつの物語
アクション映画でもないのにスピード感がすさまじく、ぎっしり詰まった内容で満足度が高いんだけど、見終わった直後に犯人の感情描写が少なかったなという違和感のようなものがあった。
シリーズものの利点を活かして、MIU404やアンナチュナルのメンバーをメインに据えることで、説明が省略できる舞台装置にして犯人の心情や動機に重きをおけば観客も感情移入しやすいところ(イメージは容疑者Xの献身)、メインキャラも新キャラでそこを掘り下げないといけない。しかも他にも多くの人物が絡まり合って複雑になっているのが本作の肝なので、犯人だけを深掘りするには尺が圧倒的に足りない。
物語を構成する上で最低限必要な動機は過去の回想からで、リアルタイムでは犯人の口から語られることはなく、最後は登場人物が概ね、劇的に何かが良くなったわけじゃないけどそれでも明日を生きよう、という少し前向きな印象。ところがどっこいエンディングで米津玄師の「がらくた」が流れ出す。
この曲については映画を観る前からアルバムを買って曲も聴いていたけど、ラストマイルのエンディングで流れる場合にのみ、印象がガラッと変わる。ここでは犯人の遺書とも受け取れる。「例えばあなたがずっと壊れていても 二度と戻りはしなくても 構わないから僕のそばで生きてよ」「許せなかった何もかも全てを ずっとあなたを否定してきた その全てを」
この曲が流れるのであれば劇中の犯人の深掘りはたしかにあれくらいでいいとさえ思えた。
テレビドラマでは終盤の盛り上がる場面で主題歌が流れるところ、本作はエンディングでだけ流すのに意味があると思えた。
文字だけのエンドロールなのに、それも含めて一つの物語になる、素晴らしい体験だった。
結論は何?
先週劇場で鑑賞した際も、お客の入りが良かったので、大ヒットというのも分かります。
「お客様のために」と言っても、真逆の立場を包含しうる都合の良いキーワードであるというのがテーマのように感じました。
サスペンスとしては、お約束通りの展開で、被疑者が二転三転する中、次第に真相が明らかになってくる展開は、のめり込めて良かったのですが、すべてが終わった後、「それで、結論は何? どうすれば良いと言いたいの?」という疑問が残りました。
要するに、安く早くを求めるお客が悪いとでも言いたいのでしょうか?
社会派サスペンスなのですから、結論を観客に放り投げないで、製作者側のメッセージを明示して欲しかったところです。
いくつかのテレビドラマとのコラボ作品ということは後から知りましたが、それを知らない者としては、鑑賞中には大物俳優の無駄遣いにしか見えませんでした。
私は、劇場作品は劇場内で完結して欲しい派です。
しなやかな感性が、新しい視点とらえる
「ラストマイル」は、小口輸送における最後の消費者への配達をさしますが、そこに爆弾が仕掛けられるという恐怖を描いた、サスペンスとして第一級の出来。
ラストマイルを担当する下請け(孫請け)ドライバーの置かれている矛盾を突いた社会派ドラマとしても成功しています。
映画の進行するテンポが軽快で、主演の満島ひかりと岡田将生の会話も小気味よい。一方で、大手流通事業者が下請け・孫請けの物流労働者や非正規雇用の従業員をいかに過酷に搾取しているかも描いています。
これは、監督の塚原あゆ子、脚本の野木亜紀子、プロデューサーの新井順子、そして主演の満島ひかりなど女性陣の息があっている証拠です。しなやかな感性が、日本映画の犯罪ものには少なかった展開を実現しています。警察官・刑事が滑稽に描かれているのがいい。
主要な刑事2人は男性優位で紋切り型なのですが、空回りしていてどこかとぼけ気味。他の警察関係者はアンナチュラルのUDIメンバーなど男女ともユーモラスで個性的、しかも職人風なので、別に見えを切って力まないし、犯人捜しにはあまり関係しない。犯人は企業側の2人が割り出す。
圧巻は、満島ひかりがグローバル流通事業者(Amazonがモデル)を裏切り、ラストマイルドライバーと物流事業者のためにストライキを画策するくだり。これがよかった。
物流2024年におけるドライバー不足と労働時間の削減課題は、宅配などの小口配送というより企業間輸送がメインですが、小口配送の運転者が搾取されているのは事実。
ケン・ローチが「家族を想うとき」でも描いていたけれど、全世界的に非正規の運転者が、ウーバーやアマゾンのためひどい目にあっています。
テンポよくハラハラドキドキ
3.8ぐらいかな。
テレビドラマ「アンナチュラル」は観てましたが「MIU404」は見てなかったので、両方観てたほうが「ラストマイル」は面白いのかな?と思い、今回見送ろうと思ってました。
けれども、今週の休みの予定を加味したら 「う〜ん。ラストマイルやな。」となり急遽鑑賞することに。
だいたいそういう時は当たるのです。
思った通り、とても面白く、ドラマは観てなくても問題なかったです。
テンポもよく次から次へと展開していき、なかなかスリリングでした。
満島ひかりさん扮するエレナがセンター長として奮闘する姿が、初々しくも責任感が溢れんばかりで、だけれどもブラックフライデーの重圧に押し潰されそうで危なっかしい。
なんとなーく ︎︎𝖺𝗆͜𝖺͉𝗓𝗈𝗇ってこんな感じなのかなぁー?なんて思いながら見てました。
配送する人たちもこんな風なんだなぁ〜といろいろ思いながら。
事件は本当に恐ろしい事件でしたが、だんだんと解明されていくうちにその事件の大きさに圧倒されました。
俳優陣 豪華でしたね。
期待を裏切らない素晴らしさ
野木さんと塚原さんは間違いないのだと、劇場で体感できて最高でした。
アンナチュラルとかMIU404にも通ずる所として根底には生と死や社会があって、悲しくて、苦しくて、切なくて、考えさせられるんだけど、ひとつのエンターテイメントとしても誰しも楽しめる作品だと思います。
満島ひかりさん、岡田将生さんも予告編での期待を超えてきて素晴らしかった。この作品を経てお二人のお芝居がより好きになりました。
終盤でミコトが発した言葉とエレナが八木さんに発した言葉、今を生きてる我々へのメッセージのようで心の奥深くに刺さって忘れられない。
物流業界とか物流用語についての知識があるとより理解が深まったり、楽しめるかも。
何度でも観たいです!!
社会派ミステリー大作
思っていたよりずっと骨太の、私もよく利用している某外資系大企業の物流問題を扱った社会派のミステリー作品だった。このトピックを取り上げた勇気とガッツに拍手を贈りたい。
爆弾を仕掛けたのは誰なのか、その過程で浮き彫りになる企業の過酷な利益追求の姿や運送業の仕組みなど(そもそも舞台となる巨大な物流倉庫の圧巻の内部やそこで働く8000人だったかの契約労働者の出勤風景に驚いた)色々と興味深く観た。
終盤で急にストーリー展開が巻かれ始めるので、私的には、爆弾の数をめぐって頭がついていかず置いてけぼりになりそうになったけれども、あとで振り返ったら理解できたのでよかった;笑
2回、鑑賞しました。期待し過ぎたのもかもしれないけれどストーリーが...
2回、鑑賞しました。期待し過ぎたのもかもしれないけれどストーリーが雑過ぎだと感じました。出演者の演技は素晴らしい方が多かったと思うのですが(それに助けられていた感がかなり強いです)私にはエレナの演技が煩すぎて疲れるというか、もう少しナチュラルにならないのかと思いました(個人の感想です)。主役二人のアンバランスなバディ感、佐野親子、八木さんはとても良かったと思います。
体感的には★3つなのですが、今後更にもっと問題になっていくであろう物流問題、やりがい搾取的な労働問題と言う社会問題を上手く扱っていたということで3.5とさせていただきました。
野木マジック圧巻
何度騙されたか、野木さんが仕掛けるシナリオマジック相変わらず冴え渡っていました。また現代社会の深部を抉ぐる筆に共感。そしてエレナの存在をラストマイルとして描き出すラストに感動しました。
公開から一カ月経つにもかかわらず、二子玉川は満席🈵。全く飽きずに2度目の鑑賞を愉しむことができた。2.7m/s 70kg 0をラストに岡田さんが新しい発見をした描写になっているが、様々な解釈できますね。良い作品です♪
米津玄師さんのエンディングソングを聴くたび
に🎧どうしても星野源さんがコーラスに参加しているように聞こえるのは、私だけでしょうか。
そして、当該映画と虎と翼が重なって思えるのは、
米津さんと岡田将生さんの存在なのでしょうか、
主人公の不条理と立ち向かう姿かも知れない
ほしいもの
ほしいものが手元に届くまでにどれだけの人が関わっているのか、その関わる人たち一人ひとりがどんな考えや想いを持っているのか、それを支える今の日本のシステムがどれだけ課題を抱えているのか、そんなことがギュっとパッキングされて届いた感じがしました。
今の便利さや利益優先の発想が本当に私たちがほしいもの、求めるべきものなのか、そんなことを考えさせられました。少なくとも、犠牲になる人を出しながら支えられるものではないですよね。
受け取る側も届ける側も笑顔になれる本当の意味での「WinWin」な関係、そういうものを目指したいですよね。
犠牲者が出てもベルトコンベアを動かし続けた男性リーダーと課題解決に快活に行動した女性リーダー。やっぱり物事を変えられるのは女性、だから日本は変われないっていうメッセージだったでしょうか。
1回目と2回目の印象がこんなに違う映画はあまりないです。
1回目の鑑賞の時にはストーリーを追いかけることと、主題歌に号泣することしかできませんでした。
私は塚原あゆ子監督の「MIU404」と「私の幸せな結婚」がとても好きです。スピード感のあるアクションと私の好きな俳優さんを私の好きな画像で撮って下さっているところがとても好きです。
1回目と2回目を観る間に少し時間があって、なぜ私は伊吹が好きなのか考える時間がありました。
少し前の私の周りには自分の感覚、能力を信じて動く事が出来る人がいて、それをOKと言える社会が有りました。それを伊吹の中に見るからでした。
ラストマイルの話に戻ります。
しかし、そもそもエレナと孔は大手ショッピングサイトの社員で、事件を解決出来るような刑事でも専門家でも無いのに、犯人特定事件解決の方にストーリーは流れていく。1回目見てる途中から「何で?」が頭をもたげてくる。それは観進めていくとわかるのですが…
なにはともあれ、もう一回観なくては!
2回目見たら、端々に監督の想いや言葉が溢れていて、ずっと泣きっぱなしで見てました。
みんな辛すぎるよ。大変じゃない人ひとりもいない。
やる気と、責任感を搾取させながら小さな報酬を手にする。そこにはやりがいは無いけれど、確実に正確に誰かがやらなければならない仕事が有る。
今は、社会自体が大きな船の様になって、コース変更するのも、大きな舵とたくさんの時間とたくさんの労力が必要で、自分ひとりが気づいたところでどうすることもできない無力感に押しつぶされてしまう。
でもね。一番大切な言葉はミコトさんが言ってくれた。
監督、ラストでエレナが孔に言った言葉は私に言ってる気がしました。
懐かしさと興奮と、やるせなさ
ドラマのアンナチュラルを見ていたのもあり、気になっていた作品でした。
ストーリーが進んでいっても、次々と謎が出てきて、あっという間に時間が経っていました。
現代社会の闇の部分も描きながら
前に進んでいる人もいるっていう
悲しみと興奮という2つの感情が交互に現れて突き刺さる感覚を味わいました。
どんな仕事であれ、誇りに感じながら
生きている人たちの魂・想いが伝わってきます。
ミステリーとしても、伏線として繋がってくるのは気持ちいいですし、面白いです!
全部のシーンが意味あるんだなって、映画のすごさを実感しました!!
「ラストマイル」というタイトルも、主題歌のタイトル「がらくた」も含めてハッとしました
アンナチュラルの出演者が、登場すると
ドラマをまた見たいなって思い出します
配送に携わる方に感謝
至高のエンタメ
正義、人情、誠実
見事な出来映え。今年私が観た新作映画で最高の作品。
今夏は熱暑で肉体的にも精神的にも疲れてしまった。好きな映画をみる気力も萎えてしまって、鑑賞本数が激減してしまった。映画館に出かけるだけで体力を消耗し、老人(69歳)にはきつい夏だった。
それと、今夏はどうしても鑑賞したい映画がないのも一因か。
高評価なレビューが多く、自宅近くの映画館で上映されていたので鑑賞した。優れた作品を観ると気持ちがいい。俳優、監督、脚本全てが勝れている。特に脚本が良い。また、真島ひかりの可愛らしいこと。こんなに魅力的だったかなと思うほどだった。
現代の物流システムやその内情を知ることができ、勉強になった。マジックワード「すべてはお客様のために」は、「すべてはお客様の欲望のために」と読み替えることができ、社会派サスペンス映画となっている。久しぶりに感心した。
今の世界、特に日本に色々訴えてかけてます
2024年問題として社会的に提起された事柄をメインに物語は繰り広げられていきます。
それだけではないもっと広い意味で問題提起、訴えかけが散りばめられているけどやな感じがない
MIU、アンナチュラルの方々や色々な訴えかけを盛り込みながらも、
映画全体が希薄になったりガチャガチャせずに上手く纏まった物語になっていて面白かったです。
2時間ちょっとの映画でもすっと見入ってしまいました。
MIU、アンナチュラルが好きな方でも各ドラマの味が出ててがっかりする事なく楽しめる様に組み込まれてます。
ただ1点上げるなら、MIU、アンナチュラルと同じ世界線で書かなくてくともよかったかな。
味のある出し方はしてるけど、もっと違った物語の繋げ方をするのかなと期待してたんですが友情出演的に見えてしまって違うキャストで書いてもいい気がしました。
なので星-1です。
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