ラストマイルのレビュー・感想・評価
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劇場版である必要?
実は主演が苦手だが
佳作だが観ててしんどくもなりました
満島ひかりのちゃきちゃきヒロインに救われるが、結構つらいエピソードで鑑賞後感はカタルシスよりもしんどさが勝ったかも。この便利な宅配生活に感謝もするが宅配ポストに置き配も活用したいと思った。
安藤玉恵が ラストまいる
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犯人でなくてホッとしました。
羊急便のショウヘイ親子が怪我しなくてよかった。
火野正平元気だなぁ。
2.7m/s って、ムズい。
なんの物理公式?定理?
気になって考えてしまったよ。
ヒカリの速度?
エネルギー保存の法則?
などなど😅
宅配便のひとが重い荷物でもドアまで運んでくれるので、いつもわるいなぁって思ってます🙏
中間管理職なら心臓をグッと抉られる
出だしから何の説明も無いのに帰国子女風を感じさせる満島ひかりの演技に脱帽。
期待以上に様々な登場人物に感情移入できる作品でした。
が、Amazonをモデルにしたであろう大企業の幹部=悪、そして勧善懲悪のような描き方は、やや陳腐で残念。
「すべてはお客様のために」が企業の利益であるということは何ら悪ではない事実なのに。(ゴーイング・コンサーンが企業の使命)
誰しもがその歯車に過ぎない、全員が犠牲者なのに。それでも歯を食いしばって任務を遂行するディーンフジオカだって、悪い奴ではないのだよ。(目の前で部下に自殺されるなんて可哀想すぎる。)
What do you want?
際限の無い人間の物欲、時間の価値、巨大化するコンピューターシステム、全ては資本主義社会の進歩発展と共に… その現実世界で日々を生きる我々。
誰も悪くない、だが悲劇は起こるし、起こす事も出来る。
何が正しく良き事で、何が優先順位一番か?
とても多くの、プロも含め、reviewが投稿されているので、もう殆ど何も言う事はありませんが、今我が身に、考えさせられる課題を与える映画でした。
私に響いたのは、“What do you want?“と繰り返されるAI voice. どれだけのモノを、即、手にすれば、私達は幸せになるのだろう? 人間らしさって、何なのかしら?
このストーリーの救いは、少女の母への思い、配達員の父と息子の絆、ひとりひとりの人間の中にある良心の在り方。
誰もが心に抱えるそれぞれがある。
満島ひかりの好演によるところも否めません。良い作品でした。
誰のために働くのか、、
現代はだいたいのものはなんでも便利に購入できます。
その一方で、1つの商品をお客様に届けるだけでどれだけの労力、時間、人件費、ガソリン代などたくさんの費用がかかっているのでしょう。
どの視点でみるのか、、
今評判に上がっている作品を映画館で観賞してきました!
以前放送していたドラマとのコラボもあるようで、ドラマからのファンの方はより一層楽しめる作品だと思います。
私もアンナチュラルは放送時に観たことがあるので、ドラマのメンバーが出てきたときは少し嬉しくなりました。
内容は、現代の問題点を描いているかのようでした。
便利で誰がどんな場所からでもネットを通じて商品が購入できることが、一部の労働者の過酷さを映し出していました。
爆発が起きた時、どの立場で仕事を視ているのかが明確にわかるようでした。
私もいち起業家としてどこをみて仕事をするのか、どの選択が最適かを迅速に、かつ冷静に判断するのかを実感した映画でした。
視る視点によっては責任者を非難するかもしれません。
誰が正しい間違いではなく、目的からくる選択をしているのだと思います。
【すべてはお客様のために】と劇中でも出てきますが、商売というのはどこまでもお客様あってのこと。
私も商売をやっているからこそいろんな視点で考えられて勉強になる映画でした。
最初から最後まで
最初から最後まで飽きさせないスピード感。社会的メッセージも伝わる。
ポチってしただけで何でも家に届く通販。とても便利で、今や生活にはなくては
ならないシステムだけれど、物流の人手不足、大手サイトからの無理な頼みの
下請け運送会社低運賃、等考えさせられることが多かった。
また、その物流を支えている父子の息子が、頑丈で良い電化製品を作っている会社なのに
倒産してしまったのも、日本の製造メーカーが抱える問題があぶりだされていた。
日本はどうしてこうなってしまったのだろう。かろうじて支えてくれる勤勉な人達がいるから、流通システムが滞ることなく私たちに物が届く。
しかし、便利とスピードと安さを貪るほど、自らを食いつぶしているような気がする。
何でも買えて、早くて便利、安い、等は、消費者の立場としてはかなり有難いのだが、メーカーや働く人にその皺寄せが行ってしまっている事をもっと意識しておかなくては、と思ってしまった。
しかし次の日には、やはり、ポチって押す前に少しでも価格を見比べてしまう自分がいるのだと思う。
あのエレナさんが持っていたエルメスって何か意味があるんだろうか?アメリカである程度いい地位にいた事を示すのか?じゃらじゃらつけたアクセサリーも彼女の物欲=ほしいものがまだいっぱいある、消費を楽しんでいる、生存競争に勝っている、を表しているのだろうか?
最初は爆発が起きても気に介さず、会社の損にならない事ばかり考えていたのに、なぜ急に弱者側につく事にしたのだろうか?
あとはベルトコンベアのスピードの意味がよくわからなかった。身を投げた男性はとにかくその流れを止めたかったのだろうか?
他の方の感想を読んでこの疑問を解いてみようと思います。
テレビか映画か配信か
最初の方は非常にとっちらかったイメージでまとまりが無く、途中からまとまって来たなと思いきやミスリード。
ややめんどくさい感じをもちつつ、本筋にまとめって来たなと思うともう一段のミスリード。
う~~~ん、という性格的にはややめんどくさ系の映画です。
伏線を暴いてやろうとか、ミスリードを見破ってやろうとか、その手の癖(へき)がある方にはなかなかの味付けではないだろうか。
アンナチュラルやMIUとか、いろいろ盛り込んでにぎやかです。
しかしながら映画にはテクニックだけではなく、出汁というか、重力というか、なにかが欲しい。それはミスリードの連続で揺さぶりをかけられるのとは、本質的に違うものです。
針先で大きな鉄球を支える彫刻の様な、こころに何かしら不安やジワリやガツンなど訴えかけるものが欲しい。そうでないといわゆるテレビドラマ映画になってしまいます。
観られてよかったけども
見終わったあとは表題のような感想。
なんかモヤッとするなと思い、なんでだろうかなと理由をいくつか考えた。
1. 問題提起で終わっている
ロジの向上で今はとても便利になった。その分しわ寄せがラストマイルを担う配送者にいっており、数字の責任を負う現場の責任者も大変だと。解決策としては賃金アップとなったものの、そもそも問題点は賃金の低さだけではない。最後は観客に委ねる形になっているが、何かしらポジションをとって解決策が提示されたほうが良かった。
少しずれるが、大企業のシニアポジションはもっと優秀では?という印象もあり、彼らの立ちふるまいにも少し疑問が残る。
2. 配役が豪華な分それぞれの役割が薄い
アンナチュラル、MIU404の主要キャラが出てくるためドラマのファンや通しで観てきた人は楽しいだろう。でも映画の中でのそれぞれの役割がショボく、別にお前じゃなくてもいいよね?感は拭えない。過去のドラマのキャラが必要だから登場したのではなく、彼らを出すことありきで作られたんだろうなぁと想像する。皆の活躍を期待していた分、というか、2つのドラマと映画のキャラの交流や協力を期待していた分、物足りないと感じた。
キャラのおかげで笑えるシーンがいくつかあって、そこはよかったです。
3. 伏線が伏線でしかない
1つだけ開かないロッカーを1発で引き当てるエレナ、妙に具体性のある洗濯機事業の紹介など…
よくあるマンガなどの説明に慣れ過ぎでは?
回収されるんやろなぁこの伏線と思いながら観てて、やっぱり何かしら回収されるので、そうだよね~って思ってしまう。簡単な手品を見ているみたい。
どこまで綺麗にわかりやすく伏線材料を配置するかは悩みどころだとは思うが、私にとってはちょっと綺麗すぎで、食傷気味だった。
もっとわかりにくくするか、回収しない伏線や小話?もあったほうがよかったかな。
以上がちょっとモヤる要因かなと考察します。
演技は皆さん上手で、特に主演の満島ひかりと岡田将生は役に合っててよかったです。
爆弾処理後のシーンは一瞬ビールのCMがよぎったけども笑。
配送をテーマにしたことも目新しく、詳細やシステムを知ることができてよかったです。
あ、そうだ。
これは映画館の音響の質のせいかもしれないけれど、最後の米津の歌の鳴りがイマイチでした。録音が良くないのかな?曲自体は手の届く範囲で作った感じで、Lemonのような名曲ではないなぁと思いました。
正直なところ、良かったけれども、ドラマシリーズは超えなかったなという感想です。
素晴らしい臨場感!!
最後までよく練られたストーリーにひきこまれました!
見応えあり
MIU404が好きだったのもあって見に行きたかった映画です。
きゅるんや野生の勘の相変わらずの伊吹、その扱いにすっかり慣れてる志摩を見れて嬉しかったです。
しかしMIUとアンナチュラルを知らなくても全然問題なく楽しめる内容でした。
通販はよく利用しているし、ポチれば届く便利さが当たり前になっている世の中。
届くまでの間に配送センター、運送会社、委託ドライバーさん、映画のストーリーのような大変な思いや板挟みとか実際起こっていてすごく深刻な社会問題なのだろうなと思いました。
エレナに対してはなんか好きじゃないなーて思いながら見ていたけど、トップはこのくらいないと務まらないのかな…。
羊さんのやぎさんに同情しました。
最後は運送会社やドライバーさん達の味方だったし改革を起こしてくれて五十嵐に逆転なのは良かったかな。
あと、佐野さん息子。裏のヒーローでした。
洗濯機のくだり、そう来たか!
宇野祥平さんがもっと好きになりました。
映画館で見るのに相応しい映画
利益至上主義への批判?
わたしたちは同じレールの上にいる
大袈裟ではなく人生で1番何度も繰り返し観ているドラマがアンナチュラルとMIU404なので『シェアードユニバース映画』とても楽しみにしてました。
期待どおり2時間あっという間で色々な仕事をしている人達で世の中が成り立っていて、そのどれもが大事な仕事でみんな同じ世界線で生きている。
ドラマと映画がなんの違和感もなく繋がっているのが観ていてとても楽しめました。
日本人は良くも悪くも真面目で勤勉で約束を守る。
いったいいつから配送料無料、翌日配送が自分の生活の一部になっていたのかわからない程、当たり前になっていて、2024年問題、ドライバー不足、過重労働による過労。ニュースで見聞きはしていたけれど、どこか自分とは無関係のように感じていた。けど無関係なわけがなく、わたしたちは同じレールの上にいて、誰かの便利な当たり前を支えているたくさんの人がいる事をつい忘れがちになってしまう。
そしてその便利な当たり前を支えるしわ寄せはいつだって弱者と呼ばれる人達にくるものだ。
利用する消費者に何か少しでも出来ることはあるのだろうか。
野木さんの脚本はあった事をなかった事にはしないし、間違えたらまたやり直せばいいという軸のようなものがあるように感じていて、きっとそこが野木脚本に惹かれる理由なのかもしれません。
無事、パンフレット購入出来たのでゆっくり読みたいと思います。
これからも野木さん、塚原さん、新井さんの作品を楽しみにしてます。
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