「面白いというよりちょっと切ない話だった」映画クレヨンしんちゃん オラたちの恐竜日記 りかたんさんの映画レビュー(感想・評価)
面白いというよりちょっと切ない話だった
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クレヨンしんちゃんのムビチケを貰ったので、久々にクレヨンしんちゃんの映画を観に行った。
クレヨンしんちゃんの恐竜の映画ていうことくらいしか知らず観たけれど、クレヨンしんちゃんってこんな作品だっけ?と新しい時代を感じるような作品になってた。
けれど、子供が見るのには少し残酷だと思う。
恐竜がどんどん殺されていく、恐竜が倒れる音がとてもリアルで怖い。
大人の私でさえ、この映画はかなり怖いなと印象を受けた。
これを子供が観るべきなのか?という疑問が出てくるが、生き物に対する命を考えられる良い作品ではある。
ただ恐竜が可哀想で感情移入してしまい、結果的にまた観たいとは思えない作品になってるのが残念だ。
面白い、また観たいと思える作品ではなかった。
恐竜のナナがしんちゃんたちを庇った時に、最後にしんちゃんたちと目を合わせるシーンが切なすぎた。
けれどしんちゃんを庇ったということは、
確かにナナとしんちゃんたちとの友情が芽生えたから起こした奇跡だと感じる。
他のアニメでは味わえない動物との友情や動物との絆を深く表現してるのは良かった。
個人的にバブル・オドロキー役の安元洋貴さんの演技がとても良くて、初めてバブル・オドロキー役の声を聞いた瞬間に「うまい、うますぎる。これは只者ではない。誰だろ?この声優は?」と思ってしまったくらい、安元洋貴さんの演技が最高に良かった。
この作品はバブル・オドロキー役の安元洋貴さんの声に注目して観てほしい。
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