「クレしん映画では初めての恐竜もの」映画クレヨンしんちゃん オラたちの恐竜日記 たいちぃさんの映画レビュー(感想・評価)
クレしん映画では初めての恐竜もの
ユナイテッドシネマ浦和にて鑑賞🎥
映画クレヨンしんちゃんシリーズ第31弾は前作のようなCGアニメではなく元に戻ったアニメーション。
クレしん映画では初の恐竜ものだが、発想は『ジュラシックパーク』のような恐竜テーマパークから始まる。『ジュラシック~』が公開されて相当年月経つのに何故いまさら?……と思ったが、クレしん映画らしくクスッと笑えるぐらいのネタはたくさんあり😄笑
終盤、恐竜とカスカベ防衛隊らが渋谷を舞台にバトルするあたりは、1009とかSEUBUなど店舗名は少し変えているものの「街並みのリアルさをアニメで描いたあたりは凄い!」と思った👍
個人的には、渋谷まんだらけが地下にあるビル周辺を描いたシーンを見て、「あ~、あの渋谷まんだらけが(道玄坂あたりから移転して)オープンした頃は良く行ってたな…」という懐かしさがあった🙂
映画クレヨンしんちゃんシリーズを観始めたのは、やはり小さかった子供を連れて行ったからだが、近年はいつも一人で観ている😅
そんな本作で不思議に思ったのは、モーニング娘の「♪LOVEマシーン」が流れて恐竜が踊る場面。あの曲はまだ幼かった娘が夢中になって聴いていた曲。25年ぐらい前の曲なので、映画製作側は「あの曲が流行っていた頃の子供たちが大人になって今度は自分の子供を連れて来るかも…」という思惑があったかも知れない。
原恵一監督が映画クレヨンしんちゃんを作っていた頃が傑作群多数のピークだったが、だんだんクオリティが下がって来たものの『ロボとーちゃん』は見事だった。その後再び以前のクオリティを取り戻すところには行っていないと個人的に思うが、本作はそれなりに楽しめて少し感動させられるまずまずの映画だったと思う🙂
<映倫No.123874>