「最初は良かった。」映画クレヨンしんちゃん オラたちの恐竜日記 パン粉さんの映画レビュー(感想・評価)
最初は良かった。
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2年ぶりに劇場でしんちゃんの映画を見てきました。
最初のストーリーは
・みさえとひろしの親としての発言
・ナナとシロの友情
・ふたば幼稚園の子供たちのいつもの日常
・オドロキー兄弟の絆
など素敵な場面が沢山ありました。中でもみさえとひろしのそれが親か?と叱る発言はとても心にきてこれを待っていた自分がいる!と思いました。
ですが、後半になるとどうでしょう。ナナが自分の親(だと思われる恐竜)が殺されてしまい怒りで人が変わったかのようになってしまう→シロやしんのすけのおかげで目を覚ます→建物から2人を守る。ここまではわかります。想定内でもありました。けど、その後ナナが死ぬ必要性はあったのかと疑問に思いました。1度目をつぶってしまったが死んだと見せかけて実は生きていました、のようなストーリーにしてナナのお茶目な一面を出すこともできたと思います。他の方も述べているように「感動」を作るためにナナを死なせた感が強かったです。現代に居ては行けない恐竜をどのように別れさせるか、とても難しかったと思いますがもう少しスッキリする結末が良かったです。
けど、ストーリーの内容としてはとても好みでした。オドロキーの変わってしまった理由が"周りの人からの期待"なことに現代社会に刺さるなとグッときました。
来年の予告映像も見ましたが次はインド…?と思われます。来年も楽しみです。
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