トラペジウムのレビュー・感想・評価
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魅力的なキャラをもう少し深く描いてほしい
原作は読んでいないので分からないが、もっと東西南北の絆を描いて、最後の6年間を細かく追うことができれば面白かったと思う。主人公に都合がよすぎるけれど、それもある意味リアルで芸能界ぽいのかもしれない。ところどころ乃木坂要素があって見所もいっぱい。
内容は異色だか丁寧なつくり
主人公を終始、共感できない存在として描いているところが良かった。特に中盤の主人公の「こんな素敵な職業ない」というセリフは強烈。
終盤は、原作未読のため比較できませんが、ちょっとウソくさく感じるとこもあるので、アニメ作品にして良かったと思う。
性格が悪い? 違うな、間違っているぞ!
主人公の東ゆうには目的があり、実現するため常に悩み、策を考え続けている。
そして目的に必要な人物を見つけた際には全力を尽くし、良好な関係を構築していく。
仲間への過度な信頼から足を掬われ、それに対して憤ることはあっても、
最終的に自身の行動を振り返り、反省して謝罪することもできる。
その手を引っ張って、本来は出来ないような黄金体験を提供したのも事実であり、
(アイドル活動だけでなく、学園生活全般を含めて)
だからこそ、西南北のメンバーも、東ゆうを嫌いにはなれないのだ。
関係構築を打算で行っている描写が強調されているため錯覚しやすいが、
自分の目的を諦めず、常に進み続ける意志を持つ東ゆうは、
最初から、ただの真面目で不器用なヒーローで、それ故に光るのだ。
みんな共感できないと言うけど
主人公に共感できないという意見があるけど、私はめちゃくちゃ共感できました。
ゴールに向けて、遊んでおいた方が良さそうな子と遊んだり友達になったりもしたし、計画を立ててその通りに進むように裏でめちゃくちゃ調整したりもする。
私を観ているようで、主人公を応援する気持ちで、なんとか上手く行けと祈りながら観ていました。
その後失敗しても思い出を話せるようになったり、何年もかけて夢が叶ったり、運命のような演出は美しくて涙が出ました。
主人公の性格
声が薄かった印象が強い。
主役4人、羊宮妃那さんと上田麗奈さんが個性強めの声で、結川あさきさんと相川遥花さんの声の個性が薄くって。
ギャップがすごすぎて聞いていてしんどくなった、素人、ジブリっぽいキャストの仕方かな?って思ったら違った。
意見て分かれるんだろうと思うけど、頑張ってるをプラス評価するか、周りを見ず自己中心的にのみ動いてるのをマイナス評価するかなんでしょうけど、
私は後者のほう、東のデビューのみ見てるところがイラッときてた。
グループが崩壊したあとなんでデビュー出来たかも不明だし。
いい感じに作ろうとしただけの内容かな?
東西南北の歌も企画ものって感じでしたね
地元で昔『クイズみやぎ東西南北』って番組あったこと思い出した
高山一実のおバカキャラとはなんだったのか
アントニオ猪木の信奉者で「馬鹿になれ」に深く感銘を受けての言動なら褒め称えたい
2024年映画館鑑賞41作品目
5/29(水)イオンシネマ名取
ハッピーモーニング1300円
篠原正寛監督作品初鑑賞
柿原優子脚本作品初鑑賞
アイドルになりたくてなりたくてしょうがない東ゆうが「東西南北」をコンセプトに3人を集めアイドルグループを結成するもなんやかんやで挫折し解散する少女たちの成長物語
東ゆうの性格をディスる感想がわりと多く見かけるがそれほど悪いと思わなかった
元々イジメをとめる自己主張の強い女の子が海外生活でますますそれを高めていっただけのことでムラ社会の要素が強いネット民からすれば好意的に受け止めることができないのも無理はない
逆に人間味があっていいし積極的に「ごめんなさい」「ありがとう」が言えるのだから少なくともクズではない
計画どおりにことが運ぶほど甘くない
Dance with The Fear
予期せぬ珍事と手と手をつないでころがれよ
Dance with The Fear
アニメ映画だがTVアニメのようなしっかりとしたオープニングテーマがある
東西南北(仮)のデビュー曲発表のシーンが良い
声当て専門が中心だがお爺さんトリオ3人だけは違う
ウッチャンと原作者の高山一実と高山のバーターで西野七瀬が参加
西野だけ明らかに不自然だった
これは彼女が悪いのではなくキャスティングする方が悪い
俳優経験がそれなりに豊富だとしてもノリで乗り切れるほど甘くはない
別の役でも良かったのではないか
せめて女性キャラで
ラストもエンドロールも良かった
期待はあまりしてなかったが意外な掘り出し物
僕はお勧めします
声の配役
オーディションを落ちまくりそれでもアイドルになりたくてアイドルグループを結成するため自ら人集めをする城州高校1年生の東ゆうに結川あさき
ゆうが1番最初に誘い込んだお金持ちの娘で目立ちたがり屋の聖南テネリタス女学院2年生テニス部所属の華鳥蘭子に上田麗奈
人付き合いが苦手もゆうに誘われ仲間に入る西テクノ工業高等専門学校生2年生ロボット研究部所属の大河くるみに羊宮妃那西
ゆうの小学校時代の幼馴染で最後にゆうの仲間に入るボランティア活動に熱心な城州北高校1年生の亀井美嘉に相川遥花
写真撮影と星が好きな西テクノ工業高専に通う2年生の工藤真司に木全翔也
TV番組制作会社「エルミックス」のADで関西弁の古賀萌香に久保ユリカ
東西南北(仮)が所属する事務所社長の遠藤晃志郎に東地宏樹
ボランティア活動で知り合った車椅子の女児の水野サチに木野日菜
翁琉城のガイドボランティアのお爺さんの伊丹秀一に内村光良
伊丹の隣にいた帽子を被ったお爺さんに高山一実
伊丹の隣にいた眼鏡をかけたお爺さんに西野七瀬
ゆうの母親の東まいに寺崎裕香
お約束「主人公に都合の良い異世界に転生」と思えばそこまで苛つかない
逆説的に、そう思わなければ苛つくっていう…
途中なんか主人公のサイコパス的な部分を叱って帳尻合わせてる感じありましたけど、自分本意な年齢の頃にあんな拗れ方しといて三人とも「我等友情絶対不滅」に戻してくれるのは主人公以外の人間が出来すぎている。
主人公の人を見る目がずば抜けている…ってことォ?!
転生時にそこにステータス全振りした…ってことね…ッ!
ほんでお前アイドルなれるんかい。
都合良いなあ!!!
とりあえず、自分の目的のために友情や人情を利用するのはやめましょうね、という教訓は伝わりました。
絵は可愛かったです。
ただしライブの3Dダンスシーンはゾンビランドサーガ見習ってほしい。可愛くない角度がある。
手書きでやりきった推し武道方式で行くべきだった。
主人公がクズすぎて楽しいので見てほしい
舌打ちはするわ、罵倒はするわ、ボランティア活動を好感度の踏み台にするわ、自分の思い通りにならないだけで不機嫌になるわ、徹底的なパワハラ気質。
でもそこが最高なんですよ。不器用で周囲が見えなくて自分の考えに固執して突っ走って空回りする女の子は最高なんですよ。
何が最高って、周囲を巻き込んだり迷惑かけてまでアイドル活動に固執してるくせにメンバー内で一番ファン人気ないんですよ。たまらんでしょ。
「もっと彼女が空回りしてるところを見せてくれ!!!」ってなる。愛おしさすらある。
とにかく彼女は「人はみんなキラキラしたいはずだ。可愛い子はみんなアイドルになるべきなんだ」と心の底から思い込んでる。だから可愛い顔してるけど目立たずに普通の暮らしがしたい、みたいな子の存在が理解できない。
乗り気じゃない子を巻き込んで一方的に先へ進み、うまくいかないとメンバーに舌打ちしたり罵倒したり。作戦立てたり先のこと見通すのは上手いのに身近な人の事が全然見えてない。可愛いなー。
作者がアイドルだからマジで「可愛い子はアイドルになるべき!」ってメッセージ性のまま完走するんじゃないかと不安になったが杞憂だった。一応心変わりするので安心してください。
主人公の性格の悪さを結構長時間ネチネチ描写するので「身近な人も笑顔にできないで人々をどうやって笑顔にするんだ」ってメンバーに言われるシーンに結構なカタルシスがある。
ただそれはそれとして結果的にアイドル活動自体はメンバーの人生になんらかのプラスを与えていたので、主人公のこの横暴な性格も結果的にいい働きをしたとも言える 悪いところも良いところも結果的には肯定するのは現代的アプローチだと感じなくもない。
全体的には明るいトーンだし的確に見てる人のツボをおさえてくるテンポ感やセリフまわしなので良い読後感があります。楽しい。
にしても、大した覚悟も下積みもなくいきなり人気になって、心が破壊されていく人間を間近でみてきたかもしれないアイドル本人が書いたアイドル話、という観点で特有の迫力をちゃんと感じたなあ。やっぱ尺が足りてない感もいなめないけど。その辺のドロドロを小説はねちっこく書いてるんだろうか。
楽しめました
原作が発売日当初に読了し、時を経て映画化されたので鑑賞してきました。
ストーリーは概ね原作どおりですが、やはり映像化によって音楽との組み合わせが良いですね。
主題歌はもちろん良いのですが、主人公がアイドルを目指す人物である為、歌とは切り離せません。
小説にはない楽しみがありました。
ワシこの映画のギスギス感に覚えがあるんや....
「TAR」や!!!!!!
ケイト・ブランシェット主演のあの胸糞映画をマイルドな2次元にした感じやっ!!!
突出した個性と自意識は組織の調和を壊して関係を崩壊させてく。
アイドル映画を銘打ってながらライブシーンが少ないのも構成が似てる。
主人公はアイドルになりたいというフワッとした願望に固執して自分が巻き込んだメンバーを心身ともに病ませて追い込んでいくああいうギスギス感をアイドルもので味わうことになるとは油断したで!!!
まっ最後はハッピーエンドだからあんまり思い詰めず見に行ってほしいですね。
中盤の主人公はまさにめっちゃ見覚えがある嫌な奴がなんだけどソレを肯定して貴女の悪いところも良いところなのよって締めたのは結構現代的。
その人に対して多角的に見つめていいところも悪いところもあるよね仕方ないよね
で、悪いところもちゃんと物語にいい影響を与える展開はキャラクターをただの一属性しかない存在じゃなくて一個の人間にしようとしてて多様性があって好き。
PVのアイドルっていう命題で毛嫌いしてたけど見れて良かった良作。
確かに人を選ぶかもしれない
この作品は個人的には面白かったけど、確かに人を選ぶ作品だと思いました。
かなりテンポが速い展開なのでそういうのが気になったり、もっと王道展開やもっとドロドロした展開が好きな人には刺さらないかもしれません。
ですがこの作品は狙って中間くらいを行き来してるような気がします。
もっとキャラを掘り下げて細かく描写した方がいいという感想をよく見ますが、多分掘り下げるとボロが出るので意図して掘り下げてないと思いますし、テレビアニメでやるべきという意見も目にしますが、正直この主人公だと途中で嫌になって視聴を切られると思います。逃げづらい映画だからこそ成立するのです。
しかしこの主人公でも2周目からは愛着が沸いてなんというか応援したくなりました。
そう思える作品でした。
この作品が言いたいことは最後の1分くらいを見れば伝わると思います。
星街すいせいさんの歌も実は作品に合っていることに気づくと物凄く良く感じます。
最後にくるみちゃんは最高に推せます。
ちゃらちゃらしたアイドル映画かと思ったら
2024年劇場鑑賞116本目。
内容全く知らずに鑑賞。どうも主人公が策略を持ってメンバーを集めアイドルデビューする話みたいです。
そんなうまくいくかな、と思って観ていたら計画の段階で結構想定した展開と違ってイラつく主人公がいて、ん?と思っているうちに段々主人公の目的の為に手段を選ばず、用が済んだら即切り捨てる非情さが見えてきて・・・。
ラブライブ!的なの期待していくとしんどいです。心が弱ってる時に観るとホントしんどいですが目は離せませんでした。
東(あずま)の性格が始めから終わりまでガチクズ。胸糞。
ここまでひどい映画を久しぶりに見た。ただ面白くないのではなく、反吐が出る。はっきり言って駄作である。
この映画の唯一良かったのはOPのツカミだけ。OPで程よく上げられたボルテージが乱高下するまで、それほど時間は要さなかった。中盤にもなれば、いつこの映画が終わるのかずっと不愉快になりながら観ていた。
簡単に言うと、東(あずま)という主人公の女が、自分がアイドルをやりたいという独りよがりかつ身勝手な理由で、周りの人を散々ぱら巻き込んで不幸にしていく。びっくりするぐらいに、ただただそれだけの話である。
東西南北というアイドルグループを結成したい東は、西と南と北にあたる女の子を探して回る。女の子たちと友だちになって、一緒に遊んだりして親睦を深めるわけだが、それはあくまで自分がアイドルになるというただそれだけの為。それが満たされないならお前らに用はないというタイプのガチクズ東。
女の子たちと一緒にボランティア活動に参加するが、4人が一緒に行動できない事を当日に知り、だったら意味がないじゃんと不機嫌になりキレる。東は本当はボランティアなんかやりたいわけではなく、4人で親睦を深めてアイドルデビューに近づけるためと、ボランティア中にテレビに映ることで、活動開始後ファンにサーチされた際に、実は過去にボランティア経験有りということで好感度を上げるためという邪な理由。くっだらねぇ。そして、用が済んだらボランティア活動もポイ。ボランティアで知り合ったおじいちゃんたちを平気でポイ。取材を受けたときも、東は4人の関係を思わず「ボランティア仲間」と言ってしまうレベルで、友達ではなくただの踏み台にしか思っていない。
西ちゃんを探してるときに偶然知り合ったシンジというカメラ好き君も、あくまで自分達の写真を撮ってもらい、アイドル活動開始に繋げるための関係。アイドル活動に漕ぎ着けたら、つまりもう君に用はないと告げポイ。
東のイケイケドンドンでみんな無理やりアイドル活動に連れ込まれるわけだが、これに纏わるぶっ飛んだストーリーもよくわからん。ボランティア活動が取材される→東西南北という関係なことがAD?にウケる→テレビのコーナーのレギュラーになる→なぜかアイドルデビューさせ、その軌跡を追うというコーナーに転換する→なんかよくわからんけど東の望んだ流れになってる。なんだこの都合の良すぎるストーリー。下手くそか。
東の育ちの悪さ・性格の悪さは、前述の通り嫌と言うほど抜きん出ていてる。不機嫌になると平気で大きい舌打ちをする、食べ物を躊躇なく捨てる。
アイドル活動中も、北ちゃんが実は彼氏がいたということでプチ炎上しちゃうと、東は豹変。「彼氏がいるとわかってたら友達になんかならなかった。」徹底的に利己的かつガチクズっぷり。
また、西ちゃんはアイドル活動に嫌気がさしていたが、とうとう爆発してしまう。それでも東は引き戻そうとして、さすがに2人に止められるとブチギレる。そもそも、西ちゃんはもともと人にチヤホヤされることが苦手で、そのことは東もわかって連れ込んでいていた。
そんなことだから結局3人とも脱退することになり、東もアイドル活動を辞めることになる。
終盤、ストーリー的には東西南北で再開し和解したことでハッピーエンド風に終わってるが、全然丸め込めてないし、全然ハッピーエンドじゃない。流れが無理やり型にはめたような感じで、終始不自然すぎる。
そして東は、この期に及んでアイドルを諦めていない事を打ち明け、ここで終始自分勝手でわがままガチクズクソ女は完成する。東がどこかでマトモになって、みんながデカくなるだとかその類ではなく、東は最初から最後までガチクズのままだ。ガチクズのままでも別に良いけど、その設定に評論子が納得できる展開は全く無かった。
このストーリーから何が得られるというのだろうか。どの視点に立ったら面白いと感じられるのだろうか。説明していただきたいところである。
まわりの人が優しすぎる
主人公である東ゆうがアイドルを目指して仲間を集める話。
仲間の意思を確認せず、なしくずしにアイドル活動をして、ある意味当然のごとく途中で解散してしまう。
仲間を仲間と思わない言動、そもそもアイドルになる為のパーツとしてしか考えてなかったはず。
そんな失意の主人公に対してそれだけでなかったと言ってくれて、仲間として接してくれる元メンバー達。
優しすぎないか?憎んだり恨んだりしないんだろうか?少なくとも解散して間もない状況で許せるんだろうか
最後、大人になったメンバーと写真家になった知人の個展に集まり、文化祭で撮った写真の前で集まるシーン。ずっと連絡をとりあって久しぶりの再会って感じだったが、今まで解散以降疎遠になっていたが、知人のスーパーサポートで文化祭の写真の前でばったり再会。それを見てぎこちなくも互いを仲間で利用されるだけの関係でなかったと確認し許す方が良かったなと思いました
ごめんきつかった・・・。
「意思確認」「意思疎通」は初期段階でしっかりしとけや
とストレス溜めながら観てました。
友人のフォローに気付かないで叱り飛ばすのは「切迫」とはいえ観ててやなもんです。
ただ相棒男子との距離感は結構好き。
計画遂行力≠夢の実現
アイドルを目指す主人公って、キラキラしていて、カッコよくて、応援したくなるのがベター。だが、この映画の主人公にはそういう感情が1ミリも湧かない。「ブルーロック」以上に、いや比較できないほどエゴイスト。東の支配下に置かれていくことで、個性が潰され、自分を失っていく西南北を見ていると、心がズタズタになるほど苦しくなる。
しかも、これがアイドルの闇だよね、夢を叶えるのに必要な代償だよね、って捉えられているのがこの映画1番の恐怖。恵まれた環境の中、悪い状況に持っていき、崩壊の一途を辿らせたのは、紛れもなく主人公の悪行が故。どんなホラーよりも恐ろしい。今年一のヒトコワ映画。
この描き方をするのであれば、とことん悪に染っていた方が面白かっただろうし、何故そこまでアイドルにこだわるのか、「だってみんなの憧れじゃん!カッコイイじゃん!」とか言う曖昧な思いではなく、明確な野望を持っていて欲しかった。更には、ハッピーエンドみたく締めくくっているのが気持ち悪い。
この映画は、アイドルになるための葛藤ではない。自分の地位を形成し、社会的な評価を得るために、友人を人間と思わず下僕のように扱い、下劣な行いを平然とやってみせるダークヒロインの、エゴと憎悪に満ち溢れた、R指定並の激グロホラーである。本物のアイドルがこんな作品を作ったってのは、めちゃくちゃに面白いけどな笑
あるレビューで、この映画をビジネス映画と捉える視点に感服して鑑賞することにした。
レビューに従い、ビジネス映画として鑑賞したらとても面白かった。また、主人公の性格が悪くて共感できないというレビューも頭に入れて鑑賞。
女子高生の東ユウが、自己プロデュースでアイドルを目指し、自分が企画、立案した計画を実行していく。 秋元康さんがやってることを社会人経験もない素人がやろうということだ。
秋元康先生でさえ、売れなかった曲、うまく行かなかった企画があるのだから、東ユウの計画が、順調に行く時もあれば、途中で頓挫することがあるのも当然だ。
計画どおり行けばニヤッと悪魔の微笑みを浮かべ、うまく行かないとムカついたり落ち込んだりする。
計画が狂った時のためにに、代替案(プランB)でも用意してあればいいのだけど、初めてではそうもいかない。更に、全く想定外の突発事項に遭遇すると、要らんことまで口走ってしまう。
「知ってれば友達にしなかったのに~ ( `Д´)/」
こんなふうに、失敗しながらも経験を重ねていけば、東ユウのプロデュース力も高まっていくだろうと思った。
今回、観賞後に他のレビューを見て、アイドルアニメの主人公のダーク部分に対する拒否反応が強いと思った。ライバルならイイのかもしれない。逆に言うと、みんな、実際のアイドルやアニメの主人公は、いい人であってほしい、いい人に決まってると思いたいのだろうと思った。
しかし、原作が高山一実さんなので、東ユウみたいなことを言うアイドルがいたのかもしれない。
例えばメンバーのスキャンダルが写真週刊誌にスッパ抜かれた時に、誰かが、「あんたなんかメンバーにいてほしくないよ、辞めれば」などと言ったのかもしれない。それは、みんなが思うアイドルらしからぬ発言だ。しかも、それがセンターや選抜に選ばれるようなトップアイドルであったかもしれない。
アイドルになる気がなかった他の3人に関しても、高山一実さんが直接、間接的に関わったアイドル達の姿が反映されているのだろう。アイドルの応募に、家族や友達が勝手に申し込んでいたとか、友達の付き添いのつもりで応募したら自分だけ受かった、なんてのもよく聞く話だ。
面接したらナゼか受かってしまっていつの間にかデビュー。そのままハマる子もいるだろうが、ヤッパシしんどいなと思う子もいるだろう。
西のクルミちゃんは、しんどくなったくちだ。もともとロボットやりたかったので、アイドルには全く未練がない。十代のいい想い出になったと思う。
東ユウにしたら、「あんなに可愛い子がアイドルになりたくないなんて信じられない。そもそも誰もがみんなアイドルになりたいに決まってるでしょ」 ということになる。
北のミカちゃんもアイドルは目指してなかったが、整形して別人になれた人らしい。なかにはアイドルになりたくて整形した人もいるのだろう。たとえアイドルにはなれなかったとしても、前より少しでもキレイになれたと思えるならラッキーである。
僕の推しは南のお蝶夫人。いったい何なんだ?あのフワフワした感じは。富裕層だからかも。天然なとこもお気にいり。
リアルのアイドルでは秋元真夏さんが好きだったのだが、なんと気がついたらいつの間にか卒業してた。しかも1年以上前。さすがにこれではファンとは呼べない。
笑うとニャンチュウに似てるところが気に入っている。
それと、自分がもし女子だったら絶対アイドルはできないと思う。理由は握手会がイヤだからだ。もちろん塩対応。特に自分のお父さんぐらいの年齢のファンが来たら顔がひきつってしまうと思う。
「会いに行けるアイドル」とか、秋元康先生もつくづく罪なシステムを作ったものだ。
館山が聖地!
南房総の館山市が聖地。嬉しいねえ。
まあそれは置いておいて、
原作未読、京成ローザに作者のサイン入りポスターがあった。
内容的にはアイドルに憧れてグループでのアイドル活動を目指す東。
腹黒美少女女子高生な彼女はあの手この手でかき集めて美少女四人組を結成し…
さて彼女たちはアイドルになれるのか?10年後の彼女たちはアイドルか?芸能人か?
ぶっちゃけそんな物語。
笑いあり涙ありリアル?な芸能界?っぽい感じがドラマチック。
館山城も出てきて余は満足じゃ(謎)。
ただ爺さんたちの声はいただけない。合ってない。
全114件中、21~40件目を表示