劇場公開日 2024年5月10日

「ずーのメンバー観察日記」トラペジウム きーろさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0ずーのメンバー観察日記

2024年6月10日
iPhoneアプリから投稿

何も書く気が無いほどの印象だったけど、それだけでは時間をただ浪費しただけなので、思いつきの考察をつらつらと書いておこうと思う。

主人公のクソさばかりが目立つクソアニメではあるが、待て待て待て。この物語を書いたの乃木坂46全盛期のメインメンバー高山一美ぞ?つまり登場人物が全てフィクションな訳がなく、何らかのメンバーの反映と思いながらもう一度思い出してみて欲しい。

1期2期だけで構成されていた頃の乃木坂のギスギスした感じ。切り売りの4人のロケで思ったり聞いたり口にしたこと。男関係で辞めていったメンバー。学生メンの校内での扱われ方。3期が入ってゴタゴタしてきた時の心情。帰国子女もいたし才女、もちろん整形メンもいたよね?

つまりこの映画の醍醐味は、フィクションの中に虚実を混ぜ合わせることで出てくるアイドルのリアリティなんですよ、皆さん。

主人公の相手の心の隙間に潜り込み自らの欲望をかなえていく自分勝手な戦術に胸糞悪さを覚える前に、元トップアイドルグループ乃木坂46の高山一実の見聞きしたことをひとつの物語にまとめていると思って観るのが正しい鑑賞法なのです。

あ、auスマートプレミアムなら月曜だけでなく一定作品なら1,100円でいつでも観れるからオススメ。たぶんこの映画(だけでなく他にもたくさん)には2,000円は払えないや。

きーろ