劇場公開日 2024年9月20日

「何となく共感できるからこそ─」ぼくが生きてる、ふたつの世界 SHさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0何となく共感できるからこそ─

2024年9月23日
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鑑賞方法:映画館

幸せ

少し違った、とか、普通ではない、といったところをほとんど感じないで、普通に自らの人生とシンクロするところを感じつつ自然に共感できました、自分とは境遇が全く違うにもかかわらず─。
映像の質が非常に素晴らしい。それに、カメラワークや演出も非常に良い感じがして、それゆえのナチュラル感だったのかなと─演者もみんな素晴らしかったです。特に吉沢亮が─というところなんでしょうけど、それも周りの名演あってこそだと─。
人それぞれ、誰しもが何かしらの事柄を等しく─、そんな漠然とした思いを─。なかなかの良作でした。

SH
SHさんのコメント
2024年9月26日

まさに自分もそのごく当たり前の言葉にハッとさせられました。なので、作中での侮蔑的な表現も、人それぞれという観点から見ると、自分の家族の中には障害者いないけれど、似たような言動はたくさんあるなぁと感じた次第です。

SH
uzさんのコメント
2024年9月25日

劇中で父が言う「どの家庭でも何かしらはある」という趣旨の言葉そのままでしたね。
大袈裟に聾者がどうではなく、普遍的な一例として描いていたところに好感が持てました。

uz