ふれる。のレビュー・感想・評価
全263件中、81~100件目を表示
ふれるの本当の存在意義
主人公である秋、諒、優太と不思議な生き物「ふれる」の友情物語。
この物語はテーマが2つあるように感じました。
ひとつは3人の友情について。ふれるの力を借りた友情は本物なのか?ファンタジーなのにとてもリアルに描かれていました。現代におけるコミュニケーションについて考えさせられるシーンもたくさんありました。
ちょっと脱線しますが、優太と女の子が2人きりになるキスシーン。私は2人の会話を聞いているので女の子ひどい!優太に謝れと思っていたのですが、結局責めた優太達は最終的に謝ってるのに彼女は完全に被害者で謝りません。最近話題になっている同意はあったのかについて。密室での事なので断れなかったといわれても仕方ないわけですもんね。タイムリーだなと思いました笑 可哀想で断れなかった 怖い…笑
そしてもうひとつが「ふれる」の存在意義。秋と出会ったふれるの目線で物語を観るとかなり感動します。
登場人物の行動等から心情を読み取るのが好きな方はぜひふれるの行動に注目してみてほしいです。とても健気で愛おしくなります。クライマックスも納得です!
ふれるは彼らにとって必要な存在だったのか?力が有る無し関わらず。
私は秋とふれるの友情物語と言っても過言ではないと思います☺️
宣伝が3人の友情に偏りすぎたのが勿体無いなと感じました。まぁ声優さんがあの御三方ならメディアがそこばっか取り上げちゃうのもわかりますが。監督はふれるをかわいいと思ってほしいと力説してました☺️
「言葉」の大切さ 危うさ
この作品の「前」を読んでいたのでそれぞれの性格や家庭状況を知った上での鑑賞だったので すんなり3人を理解出来た。ふれると秋の物語という感じですかね 言葉を発することを諦めていた秋がこの不思議な生き物と出会って成長していく 冒頭の声の様子とラストでは明らかに違っていて その辺の声の演技は良いと思いました。 映像は素晴らしく華やかな都会とはまだ違う1歩外れた街並みがそこに行ってみたくなる「片隅」でした。それと劇伴ラストに向かって盛り上がっていくところ映像と音楽にすっかり高揚しました。言葉は受け止めたり流したり与えたり惑わせたり幾度と失敗を繰り返し人は生きていく 3人のこの先もちょっと覗いてみたくなりました。
全てがもやっとしている
全体レビュー評価高めですが…
端的にいうとドラえもん=ふれる、主人公=のび太です
人と接するのが苦手な主人公がふれるのおかげで親友ができ、成長出来たと思っていたけど、実際は子供の頃から精神構造が一切成長しておらず、友情関係を構築できたのも全てふれるのおかげだったという事を、いい歳になってから徐々に気づいていくというストーリー展開…
主人公には一切共感できませんでしたが、ふれる自体は可愛らしくて気に入ったのと友人2人の熱い友情に免じて星1加算しました
心が震えた
思春期の娘と観に行きました。最初は仲良し3人組の友情を微笑ましく羨ましく見ていましたが、途中でそれはあるズルをしたうえでの関係性だったのかもしれない、と分かり衝撃を受けました。それでも関係性を改めて見つめ直してぶつかりあった末にまた結びついた友情には感動しましたし、内気で口下手な主人公が心の底から気持ちを叫ぶあのクライマックスのシーンでは胸が熱くなり思わず泣けました。娘の心にも刺さったようで観てよかった、と終わったあとで語り合いました。SNS全盛期の今の時代だからこそ、色んな人に見てほしい素敵な作品でした。主演3人の演技も素晴らしかったです。エンディングのYOASOBIの曲もピッタリです。歌詞をあとで読んでまた胸がギュッとなりました。
考えさせられた。
人付き合いをする上で大切な部分は何なのか、果たしてフィルターは必要なのか、自分なりに考えさせられた。
単純なようで深い話だった。
全体として、現実と非現実の境が少し難しく感じた。
ふれるがかわいい。
声優がよかった。
感動!!!
キャラの中の人(声優)目当てで観ましたが、すごくよかった!ふれるがものすごく可愛い。
男子3人の共同生活に女子2人が加わり、少しずつ色々変化していきます。今後、それぞれがどう生きて行くのかはわかりませんが、幸せでいてほしいな〜。
摩訶不思議な生き物。
子供の頃「ふれる」のおかげで親友になった3人。
その3人が大人になり共同生活を始めます。
そこには「ふれる」も居てるのですが…
女の子のちょっと考えられない行動とか、いまいち分からない「ふれる」の能力とか、主人公の切れやすい性格とか、作品にのめり込めない要素が多々あります。
悪くはないのですが極々普通のアニメでした。
ふれる視点
この作品は3部に分かれていると思う。
3人の友情物語
5人の恋愛模様
3人とふれるの物語
2時間にこれらを凝縮してまとめたのは良かったと思います。
話せないふれる視点で物語を見てみると、
また面白かったので2回目を見る方にはお勧めです!
あと、女の子を綺麗に描きすぎかな?笑
秋くん謝ってたけど、秋くんのセリフどおりだと思いました笑
ふれるも成長する3人を見ていて、伝えたい想いがたくさんあったんだろうなぁーと思いました。
なんか、ペット(犬)と重なっちゃいました…
コミュニケーションについて、想いについて、
改めてハッとさせられる作品でした。
ふれるのもう一つの力の意味
予告を観てふれるのもう一つの力はなんなのか?予想していたものとはまったく違っていて、ふれるが誕生した意味やふれるの健気さ、秋との関わりに涙しました。3人のこれからを想像できるラストもよかった。
前半と後半で全く違う印象。前半はあまり大人にはなれてない感じでやっ...
前半と後半で全く違う印象。前半はあまり大人にはなれてない感じでやってる事が中学生?と感じました。
ふれる。のもう1つの力に気づいてからが面白かった。永瀬廉くんがすごく上手でした。
モノトーン
超平和バスターズの新作は男性メイン、今までとは違う方向性に舵を切ってきたなというところに期待を込めて鑑賞。
特典はメッセージリーフレットでした。A4サイズなのでデカすぎんだろ…と思いながらバッグに詰め詰め。
期待はしていたんですけど…。
序盤のきな臭さから怪しさを感じて悪い方向へ行かないように行かないようにと思っていたのにどんどんダメな方向へいってしまってとても残念でした。
フィクションの人物の行動に文句を垂れるのは野暮だとは思うんですが、看過できないくらいイカれた行動の連発だったので絶対にやめろって行動以上の事をするのでほとほと呆れてしまいました。
メイン3人にちっとも魅力を感じれなかったのは本当に致命的で、秋は口下手なのはまだしも家庭環境が原因とは思えないくらい手より先に口が出るキャラ構造が不可解すぎて、接客業をしているのに愛想がない事を注意されたら殴りかかろうとする行為はなんかしらの検査を受けた方が良いのでは?と思ってしまいました。
諒はトラブルメーカーだし自分1人で判断しちゃうしで3人の仲の亀裂を産んでしまうし、優太は優柔不断な性格かと思いきや目当ての女子がいたら尻尾ぶんぶん振り回して近づいて行ったりとブレがひどかったです。
ストーカーに追われてるからといって成人男性3人の家に転がり込む理由が秋と諒がデキてるっぽいってだけで判断してるのは危機管理無さすぎない?と思いましたし、諒が家の鍵をそそくさと渡して家に入ってきたらそりゃ何も知らない秋はビックリしますし、そもそも伝えなかった理由が謎でしたし、勝手に家でのルールを樹里が決めていきますし、料理とか秋に全部任せってのもなーんか転がり込んだ割には自由だなと思ってしまいました。
恋愛模様のドロドロさを描きたかったのはまだ分かるんですけど、いささか幼稚すぎないかなってレベルでくだらない事ばっかしていてキツかったです。
家に男女同じ空間で住んだらそりゃいざこざ起こるよなと思っていたら速攻で優太が奈南を口説きにかかりますし、2人っきりの空間になったらキスしようとするしで軽いわ〜ってなりました。
キスしたからってわざわざサプライズパーティしてネームカードまで作るなんて行動をする20代は見た事ないですし、そもそも1回キスしたからってそんな関係性になったと思い込む3人が抜群に気持ち悪かったですし、迫られて断ったら傷つけちゃうからキスしたという奈南の性格も?でしたし、それに対してビッチじゃねぇーか!と言い放つ秋の言葉選びの下手くそさも腹立ちましたし、全員が全員身勝手すぎて何これ?って観ながら思ってました。
本当にキツいというか鳥肌が立ったのが奈南が秋を好いていた理由が顔と身長という、理由こそ分からないわけではないんですが、秋が色んなところに頭をぶつけるのは何かしら理由があるのかなと思っていたらこのためだけの設定って…とキャラ付けの面倒さに絶句しました。
後半のふれるの糸含めたファンタジー展開にはもう振り落とされてしまいました。
ふれるによって憎悪の感情も伝わるようになったまでならまだしも、地獄へ行って蜘蛛の糸を伝ったり、思った空間に速攻で飛べだと思ったら陸海空飛び回りますし、なぜか落下していく様子を延々と見せられますし、雲を綿飴だと思えば良い!というもうよく分からん理屈が提示されたりで脳が追いつかなかったです。
「天気の子」と似たようなことをやってるのも中途半端だなと思ってしまいましたし、これまでの超平和バスターズの独自性がどこかへ行ってしまった気がして寂しくもありました。
そこからの和解から離れ離れになる展開もそこまでのギスギスは一体なんだったんだ?ってくらいトントン拍子に進んでいくので情緒もヘッタクレもありませんでした。
物語の肝であるふれるがキャラ的特徴が無くてそれでいて可愛くないというのも致命的な弱点だなと思いました。
喋れないから感情は読み取れないし、飯食ってトゲ刺して大きくなってくらいしかアクションが無いのでこれで愛情を持てという方が無理です。
でも主人公たちの被害者ではあるよなと思うと可哀想にも思えてきて大変でした。
主演3人の声の演技もなぁ…となってしまいました。
仮面ライダーシリーズから前田くんは追いかけているので若干贔屓目なところはありますが、ライダーのアテレコをしていたので違和感はまだ少なかったです。
永瀬くんはなんでこんなに声の仕事があるんだろう?ってくらい超下手ってわけではないけど上手くない感じなのがどうにもノイズなのが今作でも変わらなかったです。
坂東くんが一番難ありで…。
もう棒読みも棒読みで、感情の起伏が激しいキャラであり常識的な面を持ち合わせるキャラクターだからこそ声の演技が大事なのにもう違和感だらけでしたし、本職の白石さん演じる樹里との掛け合いが多いからこそちゃんとした人を選んで欲しかったなと思いました。
絶対オーディションなんかしてたらこの3人になる事は無いと思うので事務所パワーだなぁと思いました。
本職の面々はさすがといったところで、石見さんの愛らしい声が堪能できたのは良かったですし、白石さんは毎キャラ演じるたびにガラッと変わるのも凄いなと改めて思いました。
ただこれまでの超平和バスターズ作品に出演していた声優陣を作品に入れるのは良いと思うんですが、なんか悪サイド側ばかりで起用されていたのはちょっと腹立ちました。
これまでの作品を紡いできた人たちなのに扱いが雑だなーと不信感を抱いてしまいました。
アニメーション自体は綺麗ではあったんですがCloverWorksにしてはアニメーションとしての凄みを背景くらいしか感じなかったのも違和感の一つだったなと思いました。
良い悪い含め青春を感じさせてくれた超平和バスターズの作風と、少年少女のエグさを感じさせる脚本を書いてきた岡田麿里さんの噛み合わせが悪い方で化学反応を起こしてしまったなと思いました。
男子だけの空間に女子が入ると学生時代のようにうまくはいかないというのを体現しているようでしたがわざわざアニメでやらんでも…と思ってしまいました。
今作とは真逆をいく「きみの色」が欲しくなってそのまま「きみの色」を観て浄化されました。
男子3人はルイくんを、女子2人はトツ子ときみちゃんを見習ってください。あの子らの方がしっかり大人です。
鑑賞日 10/6
鑑賞時間 18:35〜20:35
座席 M-14
嫌なものを隠すフィルターと共に私たちは生きてゆく
色々考えさせられる映画でした。
とくに「ふれる」の衝突回避フィルター機能をめぐるエピソードは秀逸。
今の「繋がりすぎる社会」の一面を鋭くとらえていると思う。
今、急速に「いろんな人」と繋がることができる社会になっている。
そして、多くの人が「多様な価値観を認めたい」と考えている。
そこではどうしても「相手の良いところ」に偏った理解が進む。
「良くないところ」になんて注目したくないのだ。
そこはスルーしないと「相手を認められない嫌な自分」が顔を出す。
だから「悪いところ」が見えないフィルター機能は歓迎される。
でもそこで作られた関係性はバランスを欠いている。
だからいろいろ問題を引き起こす。
「過剰ないい人像」を押し付けて、それと違う面を相手に認めなくなる。
そんなの無理があるから、どこかで幻滅することになる。
秋、諒、優太も、一度はお互いに幻滅してしまう。
それでも彼らをつなぎ留めるのは、皆で過ごした風景と時間だ。
彼らはお互い良い面だけに注目して、衝突を避けてきた。
従来の人間関係から見るなら、ズルをしてきた、ということになるだろう。
でもそれは、これからの時代は当たり前になるものだ。
相手の嫌なところを見えないようにする技術は嫌でも進むだろう。
だから、私たちに必要なのは「ズルでもいい」という価値観なのだ。
共通の風景と過ごした時間の力で、幻滅を乗り切るしかない。
ズルをして、そのツケで幻滅して、ぶつかって、乗り越える。
その要素は昔からあまり変わっていない。
ではなにがかわったのか。
それは幻滅までの時間が長いことだ。
簡単に幻滅できないようになってゆく。
技術の力で「相手への幻想」は大きく膨らむようになるのだ。
そして「それが幻滅するときの威力」も大きくなってゆく。
だから私たちはその威力に負けないように、風景と時間の力を溜めるしかない。
そのとき、「ふれる」の力がやっぱり必要なのだ。
秋のように「ふれる」とちゃんと分かり合う必要がある。
ちゃんと飼いならさないといけないのだ。
そういうお話のように私は感じました。(おわり)
ふああっとしてる
トゲトゲはみんなの心のとげとげだったんだね。
それくらいしかふれるという生き物?について感想は無い
ストーリーはマンガなどでありそうな男女で一軒家を借りてルームシェアする話。
そりゃ男女でいろいろあるし男同士の友情も大変だよ。
社会人になるあたりのおそらく20歳あたりの男ども
就職してる男の子が一番現実味があったかな。
ほどよく理想を描いた世界で、ふれるは本当に必要だったのか、
そう問いかける内容。必要ないけど、話をちゃんとしようねという結論だとすれば
良いメッセージだとは思う。
彼ら彼女らの今後が全く気にならない。
きっとなんとか生きていくんでしょう。
時間をつぶすにはまぁまぁの作品。おススメは・・しないかなぁ
客席はエンドロール開始前あたりから人が自分だけになった。
良い感じのエンディング曲が流れていたんでしょうけど、
そりゃ席立つよなぁって内容です。お察しください。
友達になってくれなきゃ、殴る
本心が伝わって仲良くなる?逆じゃね?…って思ってたら、やっぱりそういうことか。
ひったくり事件から押しかけ5人暮らしの流れはなかなかに強引。(秋と諒が“そう”だったとして、優太は?)
矢印の行き違いによるギスギスはマリーっぽいけど、彼女にしてはマイルド…というか普通だったかな。
ストーカーの正体も“ふれる”の真実も、早くに察しがついたので驚きはナシ。
男3人も、女子2人とも、親密になる様子がダイジェストなので、友情も恋愛も深みを感じず。
悪感情が伝わってなかっただけだから友情も偽物→やっぱり友達、の流れも雑だった。
メイン3人の演技は悪くなかったが、女性陣が実力ある本職なのでやはり見劣りする。
石見ちゃんの声がやっぱり好き。
過去作の声優を探すのは楽しかった。
かやのんに酒を飲ませるのは既に定番だが、水瀬•若山にあんな性格悪いキャラやらせるか。笑
櫻井さんは分かったけど、内山くんどこにいた?
映画的に動きのある画もいいけど、もっと心情にフォーカスしてほしかったなぁ。
クライマックスが“ふれる”と通じることになってたから、友情の話からブレちゃったし。
離れてもズッ友的にそれぞれの道に進むけど、女性陣とのその後なんかは察しづらかったり。
優太と専門グループが普通に仲良くしてるのも違和感。
“ふれる”が思いのほか可愛かったし、料理の作画もおいしそうなのは良かった。
“ふれる”はSNSなど綺麗事だけで繋がれるツールのメタファー?
優太の専門がまさかの母校。笑
ふれるがかわいい
現代社会における人と人の繋がりを若者3人を通して、考えさせられる内容だなと思いました。ふれるの存在によって波風たてず過ごせることは、悪くないと思う。誰も平和に過ごしたいから。ふれると心が通じあえたとき、わたしならどう選択するかな。みな自然と感情移入できるステキな役者さんたちでした。ふれるがずっとかわいい
全263件中、81~100件目を表示