「ふれるの本当の存在意義」ふれる。 kasumisouさんの映画レビュー(感想・評価)
ふれるの本当の存在意義
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主人公である秋、諒、優太と不思議な生き物「ふれる」の友情物語。
この物語はテーマが2つあるように感じました。
ひとつは3人の友情について。ふれるの力を借りた友情は本物なのか?ファンタジーなのにとてもリアルに描かれていました。現代におけるコミュニケーションについて考えさせられるシーンもたくさんありました。
ちょっと脱線しますが、優太と女の子が2人きりになるキスシーン。私は2人の会話を聞いているので女の子ひどい!優太に謝れと思っていたのですが、結局責めた優太達は最終的に謝ってるのに彼女は完全に被害者で謝りません。最近話題になっている同意はあったのかについて。密室での事なので断れなかったといわれても仕方ないわけですもんね。タイムリーだなと思いました笑 可哀想で断れなかった 怖い…笑
そしてもうひとつが「ふれる」の存在意義。秋と出会ったふれるの目線で物語を観るとかなり感動します。
登場人物の行動等から心情を読み取るのが好きな方はぜひふれるの行動に注目してみてほしいです。とても健気で愛おしくなります。クライマックスも納得です!
ふれるは彼らにとって必要な存在だったのか?力が有る無し関わらず。
私は秋とふれるの友情物語と言っても過言ではないと思います☺️
宣伝が3人の友情に偏りすぎたのが勿体無いなと感じました。まぁ声優さんがあの御三方ならメディアがそこばっか取り上げちゃうのもわかりますが。監督はふれるをかわいいと思ってほしいと力説してました☺️
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