「なんか気持ち悪い」ふれる。 クマキチさんの映画レビュー(感想・評価)
なんか気持ち悪い
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なんだろう
キャラに感情移入が全然できない
ふれるというテーマの下、気持ちのすれ違いからキャラの悪い部分が出てくることは話の都合上わかるんだけど、
それを上回る魅力だったり、人間関係が見えてこなくて
終始キャラに愛着が湧かない
あの花が、名作とたりうるのは、お互いが自分の感情を曝け出した後に、それを超えるキャラ同士の掛け合いやストーリー展開があったからこそ名作となった。
今回の映画は、どうしてもその盛り上がりどころがキャラに感情移入できなくて薄く感じてしまった。
いきなり五人で暮らす展開から嫌な予感はしたが
中途半端なストーカー話や五人の恋愛模様も
あんまり入ってこなかった。
逆に一番良かったシーンは、ふれるが背中で
風呂掃除していたところ。ほっこりした。
下手に恋愛要素や友情を入れるくらいなら
ふれるに焦点を絞って、話を作った方が
もっと楽しめたかもしれない。
今までの作品と比べて、温かさや爽やかさが
なく、もやもやが残ってしまった本作。
ただ、四作目となると作品を作るのにも一苦労だし
難しくなってくるのもわかる
次の作品に期待したいです。
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