「どうした岡田麿里」ふれる。 イサヤさんの映画レビュー(感想・評価)
どうした岡田麿里
秩父三部作はとても好きな作品で、今回もまた同じメインスタッフの作品ということで期待して鑑賞に臨んだのだが・・・
残念ながら前3作のような心を揺さぶられることが、この作品にはなかった。
まず女子ふたりが同居する流れが強引すぎていただけない。
いきなり見知らぬ男子3人が住む家に押しかけるか?
(とある誤解をエクスキューズにしているがいやいやw)
島の先生の再登場も唐突で、「ふれる」の正体について説明役として
都合よく使われただけの印象だし。
クライマックスもなんだか大作アニメの文法に倣いました感しかなく、
置いてけぼりをくらってしまった。
「フィルターを通したコミュニケーションで人は幸せになれるか」
というテーマは興味深かっただけに、なんだかはぐらかされてしまった気分。
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