「ふれるが、かわいい。」ふれる。 音さんの映画レビュー(感想・評価)
ふれるが、かわいい。
クリックして本文を読む
ふれると痛みを感じるからふれあうことが出来ない生きもの、ふれる。内面が子どものまま未熟な大人になってしまった秋。秋が捕まえたふれるで繋がった男の子3人。…躓き葛藤しながら生きる彼らが一歩踏み出す物語だった。
現実と虚構が混在する物語のなかでファンタジーを担う存在であるのに、彼らの色恋や生活のリアルよりも、物言わぬふれるの寂しい運命にいちばん共感してしまって…泣いてしまった自分に驚いた。
YOASOBIの作詞があって、「彼」が抱えた葛藤や孤独について補完されるところもよかった。
ふれると秋のみつけた小さな希望に、幸あれと願ってる。
気になる部分があってムズムズするので、もう一度観たい。
コメントする