方舟にのって イエスの方舟45年目の真実のレビュー・感想・評価
全8件を表示
バランスが取れているかはわからない
イエスの方舟は宗教なのか?宗教の勉強会ということで宗教法人ではないという設定がされてる。1人目の代表以外、全員女性。自分が小学生の時の出来事で実体験として知らない事なので奇妙だと思ってしまう。これは当時の論調であり、一方的なモノなのでバランスが取れているとは言えない。
今回の映画は逆にイエスの方舟側からの目線で描かれている。当時の論調は一方的で実際は違うということが前提になっていて、これもバランスが取れていると言えるか微妙。
当時の論調と今回の映画を並べるとバランスが取れるのか?まだわからない。少なくとももう一つの目線が必要だと思う。作品としてはそこを鳥越俊太郎を使って立体的にしたかったのだと思うが、少し弱かった。
「さよならテレビ」を観て感じレビューでも書いたが、ドキュメンタリーは、現実の一部を切り取って制作者の考えを見せるものだから、バランスなんて取れるわけがない。
もしこの作品をよりバランスが取れたものにするためには失踪したと警察に訴えたメンバーの親が出てこないと無理なんだと思う。
この作品はよく取材された良い作品だと思うが、実際に家出同然の女性をかくまってあちこちで潜伏していた事に間違いはない。そこを「彼女たちが選んだこと」と結論付けるのはどうなんだろう。
あと千石剛賢という人にそれだけ人を惹きつけられる力があった事に驚きを感じた。
映像演出としてはドローンもなんか古臭く感じてきた。テロップの使い方も過度に煽情的では無かったか?
かなり興味深いテーマなのでパンフレットを買った。しっかり読みたいと思います。
TBSに残された当時の報道の映像を見て、マスコミのバッシングや政治...
私の目には、カルトだった
年齢的に、当時の騒動も知らないので何の先入観もない。
単に時間を潰したくてポレポレ東中野が近くにあり、やっていたのがこれだったから観た。
こんな世界があったこと自体、知らなかったので実に面白かったが、カルトでない・宗教でないと言うのなら、なぜ当時『集めたのは若くてキレイな女性ばかりだったのか?』など、分からないままのことも多いのではないか。
家族のいる中年男性などが共同生活に加わっていないのは、洗脳?しやすい人に声をかけたからに他ならないのではと私には感じる。
聖書=キリスト教が宗教でないなら何なのだ。
屁理屈だろそれ。
最後のナレーションが言う通り。
私は別に彼女たちを否定しないが、
家族や友人ならきっと送り出さない。
先入観無しで観て欲しい。
全8件を表示