「人妻を妾にしてたんだと知った」ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人 りあのさんの映画レビュー(感想・評価)
人妻を妾にしてたんだと知った
フランスで59年間国王として在位したルイ15世の最後の公妾ジャンヌ・デュ・バリーの生涯を描いた作品。
貧しい私生児として生まれたジャンヌは、美貌と知性で貴族の男たちを虜にし、社交界で注目される存在となった。バリー子爵の愛人となり、ベルサイユ宮殿で国王ルイ15世にみそめられ、公妾の座に就いた。しかし庶民が国王の愛人となるのはタブーであり、マナーやルールを無視したジャンヌは宮廷内で嫌われた。そして、王太子妃となったマリー・アントワネットからも嫌われてしまった。そして・・・という話。
愛人になるのは人妻じゃないといけないとは、当時のしきたりを知れて良かった。
当時の豪華な衣装やベルサイユ宮殿の豪華絢爛な様子が凄くて、これを大スクリーンで観れて良かった。
ジョニー・デップがルイ15世役をフランス語で演じていたのは流石だと思ったし、憂鬱な初老の国王らしくて良かった。
ジャンヌ・デュ・バリー役のマイウェンは悪くはなかったが、ルイ15世と出会ったのが26歳で彼が亡くなった時にまだ31歳になる前だったはず。史実感を出すためにも、もっと若くて美しい女優を選んで欲しかった。
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満塁本塁打さんのコメント
2024年2月4日
おっしゃるとおり、熟女好みではなく、年下の若い美貌の娘に惚れ込んだはずなので、女性差別でもルッキズムでもなく歴史的事実として、若くなければ公妾になれなかったですし、若かったですから マイウェンさん チトつらかったです。失礼します。😊