劇場公開日 2024年8月1日

インサイド・ヘッド2のレビュー・感想・評価

全229件中、221~229件目を表示

4.0大人でも楽しめる

2024年7月31日
iPhoneアプリから投稿

泣ける

幸せ

1作目は未視聴。
1作目を見なくても問題なく楽しめた。
作品の作り的なものは子供向けだけど、大人が見ても共感できる内容だった。
フライヤーに書いてある、ダメな所も含めて自分を愛する事。愛されるために完璧である必要はないということをちゃんと伝えてくれる作品。
見た後は自分を好きな気持ち、労わる気持ちを再確認できてじんわり幸せを感じます。
ピクサーやっぱり好きだなと再認識した。

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Tomo

4.5We love you the way you are.

2024年7月31日
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鑑賞方法:映画館

アニメーション映画史上最大のヒットというのにつられて、観ていなかった前作を観てから鑑賞。
8月1日から公開と思ってたら、前日の夜から公開してたので早速駆けつけた。
初日に観ようと楽しみにしてチケット予約していた人たちはショックだろうなぁ。(ファンのこと考えてないな)
カナシミの声を大竹しのぶがしてるってすごいことだなぁって、言われてみないと全然わかんないけど確かに大竹しのぶだ。大竹しのぶってあらためてすごいや。
竹内結子さん、もういないんだなぁ。

内容に関係ない感想ばかり出てくるけど、このストーリー、イメージ、考えた人の頭の中が見てみたい。
技術的なことは詳しくないけど、ライリーのパートとかイマジネーションの世界とか、ストーリーだけでなくアニメーションの表現も抜きん出ているんだろうな。

日本語版の主題歌はそれほど響かなかった。(ファンの方ごめんなさい)

個人的にサンフランシスコが舞台の作品はそれだけでも嬉しい。

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大吉

4.5いわゆる「ポリコレワールド」ではないもののわかりにくい(字幕版)。

2024年7月31日
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鑑賞方法:映画館

今年274本目(合計1,366本目/今月(2024年7月度)37本目)。
※ (前期)今年237本目(合計1,329本目/今月(2024年6月度)37本目)。

(前の作品 「劇場版モノノ怪 唐傘」→この作品「インサイド・ヘッド2」→次の作品「このろくでもない世界で」)

 前編は見たかな…。レベルです。いずれにせよ前編の知識が前提にされることはありません。
また、ディズニー映画特有の「日本語吹き替えばっかり」に関してもテレワークのフレックスタイムをうまーく利用して字幕版で見たのですが、字幕版は特有の落とし穴があります(なお、字幕版をうまく選べたのですがやはり大阪市とてその手の映画を「原語で」見たいというのか外国人の方多めでした)。

 および、ディズニー・ピクサーシリーズで時々ある、いわゆる「ポリコレ論」に関してはほぼ感じられず。コーチの方が黒人の男性の方だったと思いますがその程度です。ほか個々出ていたのかもしれませんが特段強調する部分はなし。

 ストーリーとしては、アイスホッケーの強化試合の集まり?に参加することになった主人公の女の子ライリーの悩みと、その「心の中」を操る精霊(?)を描いた物語…といったところですが、前編を読んでいないとちょっと読み取りづらい部分があります。

 アイスホッケーに関するルール(ペナルティに関することなど)は常識扱いなので注意です。
そしてこの映画、「ポリコレ論はあまりない」と書きましたが、「各国のことを取り上げすぎ」な部分があり、映画内だけでラテン語、フランス語、スペイン語が出ます。スペイン語に関してはかなりわかりづらく、前提となる知識を持っていればわかりますが、この映画は全編英語であり(一部ラテン語等も出る)、スペイン語圏の方が積極的に見ることはないと思いますが、おそらく理解ができないのでは…と思います(この点後述)。

 総じてみると字幕版はこの「言語ネタ」(特にスペイン語ネタはある程度の知識を要求する)が厳しく、その点で難易度が跳ね上がりすぎで理解が難しいのが難点です。この映画に関しては、無難に吹き替え版を選んだほうが良いだろうというところです。

 採点は以下まで考慮しています。

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 (減点0.5/「オルビダモス」の意味するところが理解しがたい)

 後述しますが、カタカナでしか出ませんが、 olvidamos とあてられるところ、この意味を理解するのはもう知識勝負大会ではないのか(リアルクイズ大会状態なのではないのか)といったところです。ただ、アメリカでは南米ではスペイン語が普通に使われるほか、スペイン系移民も一定数いるため、スペイン語は一定程度常識扱いで(だから、高校にもスペイン語は第二外国語にもあるし、展開上もそうなっている。後述)、日本では逆にスペイン語をそうそう使うことはないので(愛知・静岡西部などで南米系の外国人を扱う行政書士はある程度わかるがという程度)、ここは知識・文化の差が出ます。

 なお、減点対象からは外しましたが、エンディングロールは脅威の16分(スマホにて確認)。13分ごろと16分ほどでいわゆる「おまけシーン」があるので注意です(いつ終わるのか謎でスマホ等取り出している方が他にもいましたが仕方がないと思います)。
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 (減点なし/参考/「オルビダモス」とは何か)

 エンディング近くになって登場する「オチ」のシーンです。誰が話しているかは本質論ではないので、A/Bなどで表します。聞き取れた範囲です。

 A:  Oh! Riley has a Spanish test tomorrow.
   (そういえば、ライリーは明日スペイン語のテストがあるんだっけ?)
 B: Oh! You’re right! We totally "olvidamos", meaning "forgot"!
   (そうだった。私たちは完全に "olvidamos" 、つまり「忘れいていた」よ)

 …です(この点、かなり海外版でも意味が分からないと話題になり先行公開のアメリカ等では質問が多い部分)。

 「忘れていた」ということから推測がつくように、この「オルビダモス」は olvidamos で、原形(辞書形)ではolvidar になり、英語でいう forget の過去形にあたるものですが、forget 「忘れる」からスペイン語のこの動詞は類推がまずできません。かつ、forgot とあるので過去形ですが、過去形の中でも、スペイン語には「点過去と線過去」があり(この点後述)、その「点過去」(ある過去の一つの時点に着目した過去)の、動詞 olvidar の「1人称複数・直説法・点過去」の形ということになります(これらの点は他の評価サイト等からも確認済み)。つまり、「(私たちは)(ある過去にある一つの時点で)忘れていた」ということ(点過去)になります。

 ※ 紛らわしいことに、動詞 olvidar は直説法現在/直説法点過去の1人称複数が同形で olvidamos になります(-ar動詞では共通して起きる)。よって、 meaning "forgot" (つまり、「忘れていた」ってことだよ)の部分がないと解釈は一意になりません。

 ただこの点、日本ではここまでわかるのはスペイン語を専攻している学生さんか、日本ではその趣旨的に愛知静岡などで南米外国人を扱う行政書士くらいしかおらず(ほか、広島市など車工場がある街でもおきるが、最大のマーケットは愛知静岡の労働者と、それを支援する行政書士)、この難易度は無茶苦茶厳しいです(というか誰がわかるのこれ…まぁ、実はポルトガル語とスペイン語は似た言語で、この動詞の活用形もそっくりなので、ポルトガル語話者(実質、日本では日系ブラジル人の方々)でも類推ができる)。

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 ※ 英語には、「現在形」に対して「現在完了」というものがあり、「過去形」に対しては「過去完了」というものがあります。同様にスペイン語にも現在形に対しては、「現在完了」というものがあり、未来形に対しても「未来完了」という時制があります。

 しかし、スペイン語ではもともと、「点過去・線過去」の「2種類の過去の使い分け」が細かく発達したため、「点過去完了・線過去完了」という概念は理論上存在しますが(後者は特に断りがない限り過去完了で、「時制の一致」以降の中級以上では登場しうる)、実際には初級中級では出てこない事項です(NHKのテレビ・ラジオスペイン語講座などでもこれらの時制は省略されるのが普通)。
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yukispica

4.0いろんな意味で前作より踏み込んでいた

2024年7月30日
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前作で作ってきたものを壊してしまう一種の裏切りがあったけれど、新しい感情もホントに悪い事ばかりではなく自分らしさに必要なものでその大切さに気付かされる映画だったし、前作と同様に映像も綺麗だったのと、前作よりもライリーよりキャラにスポットが向けられていて良かった!
《注意》
ヨロコビが涙を流したり、怒りをぶつけるシーンがありますが飽くまでライリーの中のヨロコビを担当しているだけです。なので、彼らにもいろんな思いはあります。

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RRR 👑(共)650

5.0どんな感情も愛そう

2024年7月26日
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鑑賞方法:試写会、映画館

泣ける

笑える

楽しい

ライリーが成長するにつれて増えてくる感情。
映画が進むにつれて
「自分が思春期の時に親にあんな態度取ってしまったな」
とか、
「私が思春期の時はライリーとは違う感情を抱くだろうな」
とか色んな解釈ができました。

自分とリンクして映画が終わった頃には涙がだばだば!笑

今回は試写会で一足早く観ましたが、また映画館で観たいと思います。

どんな感情も愛そう。

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モロ子

4.0試写会を観るにあたって、1を見直してみたけど、『感情ってここまで類...

2024年7月13日
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試写会を観るにあたって、1を見直してみたけど、『感情ってここまで類型化できるものだったっけな…?』という違和感が当時よりも強くなってしまったわけだけど、思春期になって、感情も増えて、オチのつけ方もこの疑問にちゃんと答える内容だったので、最後スッキリしました。

後任の方も頑張っておられますが、やはり竹内結子さんではないカナシミは大きかったです。

アニメ内アニメに出てくる勇者のキャラクターに爆笑(会場内もむっちゃ笑ってました)!ズートピアのナマケモノみたいなコメディーリリーフで、音楽まで変えちゃう心地よさ。

自分自身も心配性なので、前半の「シンパイ→先回り→悪」っぽい描写が気になったけど、ラストでセーフかなと。あと、「よくわからない職業」っていう表現も少し気になった。

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わたろー

4.0鑑賞後は自分自身をちょっと好きになれる作品!

2024年7月3日
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鑑賞方法:試写会

泣ける

笑える

楽しい

「ヨロコビ、ライリーが呼んでるよ。」
9年ぶりの感情達の大混乱!鑑賞後は自分自身をちょっと好きになれる作品!

▼感想
映画.comの試写会に招待頂きました!ありがとうございました!
この映画のテーマは「欠点があってもありのままの自分を愛すること。愛されるために完璧である必要はないこと。」このテーマに合った素晴らしい作品だった!

ストーリーは前作の正当な続編といった感じで、様々な感情の変化が起こる思春期は感情達の物語にぴったりに感じた!
またもやライリーの頭の中をヨロコビ達が冒険するけど、前作とはまた違ったロケーションでヨロコビ達の冒険に魅了された。
ライリーの思春期による態度や言動の変化に共感性羞恥を感じ、ちょうど13歳の頃の自分を思い出したりして少し悶えた。

キャラクターは前作を見直した直後ということもあり、特にカナシミが好きだった!シンパイ達から隠れるところが特にかわいくて笑っちゃった。新しい感情達も映画としては少し悪い描かれ方になるけど、この感情達もライリーに必要な感情でさらに自分の頭の中にもいると思うと決して憎めなかった。

子供も大人も楽しめて、大人の心に刺さるピクサーらしい作品だった!
エンドロールでSEKAI NO OWARIの主題歌で余韻に浸って劇場を後にした。完璧でない自分をちょっと好きになれる...この映画はピクサーから私達へのプレゼント。

▼お気に入りのシーン
終盤のヨロコビ達がある物を抱きしめるシーン!
ヨロコビ達のライリーを想う気持ちと、自分自身も色んな感情が混ざり涙が止まらなかった!

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UUU

4.0吹替完成披露試写会で鑑賞

2024年7月2日
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鑑賞方法:試写会

前作から9年待ちに待った想いが溢れ出た。新規キャラが増えても各キャラ見せ場は盛り盛り。ライリーの物語でもあり“あなた”の物語でもある。優しくて暖かいテーマにそっと心が救われた。

9年の間に自分も大人になったのかと思うとシンミリ。
吹替キャストの生の声を聞けてシアワセです。

登壇者:大竹しのぶ(カナシミ)、多部未華子(シンパイ)、横溝菜帆(ライリー)、マヂカルラブリー村上(ハズカシ)、#小清水亜美(ヨロコビ)

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ろあ

5.0ガ〜ラスの十代〜〜〜♪

2024年6月19日
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泣ける

興奮

萌える

推定予算約2億ドル、北米興収は公開3日で1億5,500万ドル。これは『インクレディブル・ファミリー』(1億8,260万ドル)に次ぎ、アニメーション映画としては史上2番目のオープニング成績だそうです(ちなみにオープニング週末興収としては、1億6200万ドルを記録した2023年の「バービー」以来の大ヒット作品です!)。

公開3日で世界興行収入約2億9500万ドル、昨年の『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』を抜いて、アニメーション映画の史上最高デビュー記録を立ち上げたほど、すごい人気です。

この作品のヒットで、ここ数年苦戦を強いられてきたピクサーは復活を印象づけました。ピクサー社のジム・モリス社長は先月のインタビューで、当面の再建戦略として、「モンスターズ・インク」や「ファインディング・ニモ」のような人気シリーズの続編やスピンオフ作品と新たなコンセプトのバランスを取ることだと語っていたそうですが、久々の大ヒットでホッとしていることでしょう。

IMDbの評価8.0/10、ドチャクソ期待して、約18ドルの4Dで鑑賞しました。9年前に公開したインサイドヘッドも劇場で観たんですが、レビューを残しておらず、みなさんのレビューで復習して臨みました。(全体的な評価は高かったけど、刺さらない人には全く刺さらなかったようですね😅…)

今回の声優陣の目玉は何と言ってもイーサン・ホークとユマ・サーマンの娘マヤ・ホーク。最強遺伝子の名に恥じることなく、それはそれは美しい女優さんに成長しました。今回最悪の未来を想像してしまう、今作の鍵となる「シンパイ」役。ぶっちゃけ、感情の中でも一番可愛くないルックスでw、声も気持ちハスキーで、特徴的な声でした。字幕だと読むだけで大変なほど早口で情報量も多いので、苦手な方は無難に吹替えをお勧めします。

ちなみにAnxiety はWorry より心配し過ぎてイライラするニュアンスも含んでいるので、大人ならではの感情でしょうか。心配症過ぎて荷物が多くなりがちな私と重なるキャラクターでしたwww。

チーム80'sには今作も登板のパパ役カイル・マクラクラン、ママ役ダイアン・レインの方がエモい感情を呼び起こしてくれますが、メインキャラではないので、ほとんど印象に残らずw。実写で拝みたいお二人ではあります。

今作では、D boxじゃない、ちゃんとした4DXだったため、いつもの背中ドンドンだけのショボイヤツとは違い、風や光も感じる、日本と同じような迫力で楽しめました。
主人公のライリーちゃんはアイスホッケー選手の役のため、特に試合のシーンの椅子の振動もかなり激しく、観客もワーキャー盛り上がりました!ぜひ4Dをお勧めします♪カナダ人、アイスホッケー好きすぎるんで、最初から盛り上がりました!

ライリーちゃんは13才、数字にteen がつくteenager と呼ばれる思春期になりました。子供の頃の単純な喜怒哀楽だけでなく、他者との関わり方で色んな複雑な感情が入り混じる時期を、見事に作品化に成功しています。この監督さん、かなり学術論文を読んでいると推測します。つくづく人間は社会的な動物ですよね。思春期はね〜、マジで難しいんですよ…(^◇^;)。自分のわがまま勝手な感情を親にぶつけてたあの暗黒の時代、どんなに楽しかった青春だとしても2度と戻りたくない、私にとっては反省と後悔でいっぱいの時期でした。

ライリーちゃんは勉強もホッケーも全力を尽くして、めっちゃいい子ですが、それでもやっぱり自己嫌悪になったり、人間関係がうまくいなかったり…、なんで思春期から一気にストレスが溜まるんでしょうか。

そんな不安定なライリーちゃんに寄り添いながら、そして自分の不安定さを支えてくれた家族や友達に感謝しながら観てください。クライマックスのシーンでは、後ろから啜り泣く音が聞こえました(ちなみに、欧米人は鼻をすすらないのがマナーです)。ピクサーならではの安定のハートウォーミング劇場wを、ぜひ迫力の4Dでお楽しみください。

あ、エンドロール後にちょこっとありますので、ぜひ最後まで座っててくださいね!

追記
前作のヨロコビ役、竹内結子さんだったんですね。改めてご冥福をお祈りします。

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ゆ~きち