「ライリーと一緒に成長する。」インサイド・ヘッド2 JYARIさんの映画レビュー(感想・評価)
ライリーと一緒に成長する。
ライリーと、また会えた!
ほんとにここぞと言うシーンが何箇所かあって、
まず、シンパイが最悪のシナリオを書かせているのを、ヨロコビが止めるシーン。
そして、「わたしは全然ダメ」という花を「わたしは良い人」では無くて、「わたしは甘えてる、優しい、ずるい」などと全てのライリーから生まれた感情を肯定するところ。ライリーを感情がコントロールするのではなく、感情をライリーがコントロールするんだ。
嫌な部分を忘れた自己肯定感では無く、シンパイから生まれた虚像でも無く、ありのままの自分を今の自分の実力をしっかりと抱き込んだ上で、社会と向き合っていくんだ。
最後に、ヨロコビだけが操作するホッケーシーン。そうなんだよ、ライリーがホッケー始めた動機にまた戻って再びヨロコビだけで向き合い始める。この過程が素晴らしくて。こんなん大人でも刺さってしまうよ。私なんかがっつり刺さってしまったよ。大人になればなるほど、余計なこと気にしたりする訳じゃないですか。でも本当に大事なのって、その人がヨロコビと共に居れるかどうかだから。本当に根源的なものを教えてもらいました。
インサイドヘッド3、マジで待ってる。
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