「ガ〜ラスの十代〜〜〜♪」インサイド・ヘッド2 ゆ~きちさんの映画レビュー(感想・評価)
ガ〜ラスの十代〜〜〜♪
推定予算約2億ドル、北米興収は公開3日で1億5,500万ドル。これは『インクレディブル・ファミリー』(1億8,260万ドル)に次ぎ、アニメーション映画としては史上2番目のオープニング成績だそうです(ちなみにオープニング週末興収としては、1億6200万ドルを記録した2023年の「バービー」以来の大ヒット作品です!)。
公開3日で世界興行収入約2億9500万ドル、昨年の『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』を抜いて、アニメーション映画の史上最高デビュー記録を立ち上げたほど、すごい人気です。
この作品のヒットで、ここ数年苦戦を強いられてきたピクサーは復活を印象づけました。ピクサー社のジム・モリス社長は先月のインタビューで、当面の再建戦略として、「モンスターズ・インク」や「ファインディング・ニモ」のような人気シリーズの続編やスピンオフ作品と新たなコンセプトのバランスを取ることだと語っていたそうですが、久々の大ヒットでホッとしていることでしょう。
IMDbの評価8.0/10、ドチャクソ期待して、約18ドルの4Dで鑑賞しました。9年前に公開したインサイドヘッドも劇場で観たんですが、レビューを残しておらず、みなさんのレビューで復習して臨みました。(全体的な評価は高かったけど、刺さらない人には全く刺さらなかったようですね😅…)
今回の声優陣の目玉は何と言ってもイーサン・ホークとユマ・サーマンの娘マヤ・ホーク。最強遺伝子の名に恥じることなく、それはそれは美しい女優さんに成長しました。今回最悪の未来を想像してしまう、今作の鍵となる「シンパイ」役。ぶっちゃけ、感情の中でも一番可愛くないルックスでw、声も気持ちハスキーで、特徴的な声でした。字幕だと読むだけで大変なほど早口で情報量も多いので、苦手な方は無難に吹替えをお勧めします。
ちなみにAnxiety はWorry より心配し過ぎてイライラするニュアンスも含んでいるので、大人ならではの感情でしょうか。心配症過ぎて荷物が多くなりがちな私と重なるキャラクターでしたwww。
チーム80'sには今作も登板のパパ役カイル・マクラクラン、ママ役ダイアン・レインの方がエモい感情を呼び起こしてくれますが、メインキャラではないので、ほとんど印象に残らずw。実写で拝みたいお二人ではあります。
今作では、D boxじゃない、ちゃんとした4DXだったため、いつもの背中ドンドンだけのショボイヤツとは違い、風や光も感じる、日本と同じような迫力で楽しめました。
主人公のライリーちゃんはアイスホッケー選手の役のため、特に試合のシーンの椅子の振動もかなり激しく、観客もワーキャー盛り上がりました!ぜひ4Dをお勧めします♪カナダ人、アイスホッケー好きすぎるんで、最初から盛り上がりました!
ライリーちゃんは13才、数字にteen がつくteenager と呼ばれる思春期になりました。子供の頃の単純な喜怒哀楽だけでなく、他者との関わり方で色んな複雑な感情が入り混じる時期を、見事に作品化に成功しています。この監督さん、かなり学術論文を読んでいると推測します。つくづく人間は社会的な動物ですよね。思春期はね〜、マジで難しいんですよ…(^◇^;)。自分のわがまま勝手な感情を親にぶつけてたあの暗黒の時代、どんなに楽しかった青春だとしても2度と戻りたくない、私にとっては反省と後悔でいっぱいの時期でした。
ライリーちゃんは勉強もホッケーも全力を尽くして、めっちゃいい子ですが、それでもやっぱり自己嫌悪になったり、人間関係がうまくいなかったり…、なんで思春期から一気にストレスが溜まるんでしょうか。
そんな不安定なライリーちゃんに寄り添いながら、そして自分の不安定さを支えてくれた家族や友達に感謝しながら観てください。クライマックスのシーンでは、後ろから啜り泣く音が聞こえました(ちなみに、欧米人は鼻をすすらないのがマナーです)。ピクサーならではの安定のハートウォーミング劇場wを、ぜひ迫力の4Dでお楽しみください。
あ、エンドロール後にちょこっとありますので、ぜひ最後まで座っててくださいね!
追記
前作のヨロコビ役、竹内結子さんだったんですね。改めてご冥福をお祈りします。
もりのいぶきさん、こちらこそコメントありがとうございました。
思春期って疲れますね。大人になると「達観」という感情で一気に無になれますが、そこまでの道のりは遠く…。
でも若者たちには「オラ、ワクワクすっぞー」と日々の大冒険を存分に楽しんでもらいたいです。www 人生は一度きりなんで!
ゆ~きちさん、コメントありがとうございます。・_・
「感情」が「心の状態」を表しているのであれば
「コウキシン」も感情の仲間になるのでしょうか。はて。
>どんなに楽しかった青春だとしても2度と戻りたくない
そうですね。同感です。
楽しかったばかりとは言えない青春だったとしても @_@
その時を過ごした自分が、唯一無二の自分かと。
※何より、人生やり直すのは面倒…。
今の自分で良いです ・-・;
グレシャムさん、お返事ありがとうございました。
まさに欲しかった金言、本当に救いになりました!おっしゃる通りですね。同僚の目や上司の考えを想像し過ぎてストレスになってました。
国は違えど日本人の勤勉な価値観は世界的に評価、信用されていると実感しています。ありがとうございました😭
業種により職場環境が違うので簡単には括れませんが、職場の人間関係が難しい場合、自分の言動や発想は、いつも取引先や顧客などエンドユーザーのことを最優先にしているのだ!
と日頃から公言しておくと、結構楽になります。
というか私の場合は、それで態度がブレることなく、周りで意見の違う人がいても、アイツはいつもそこを基準にしてるから仕方ない、と諦めてくれるようになりました。
かばこさん、こちらこそコメントありがとうございました。
私も学生時代心理学をかじりましたが、心の問題は深くて難しいです。カナダの子供たちは、日本とは教育や親の躾け方がまるで違いますので、そこが大きいと思います。
共感とコメントありがとうございます。
科学的な分析に基づいているのに感心しました。
そして、アメリカ人の「感性」を知ったような気がしました、日本人との違いを認識した感じです。
アスカシンさん、こちらこそコメントありがとうございました。
文化は色々違うのに、洋画を観て「あーわかる、わかる」となれるのは、万国共通の感情があるからですね。
すごく不思議ですよ、住んでみると、いつも価値観の違いに愕然となりますからwww
本日、共感数100以上のレビュー件数が10件に到達しました。
ゆ~きちさん始め皆さんから多くの共感を頂いた結果だと感謝します。
ありがとうございます。
今後とも宜しくお願いします。
ー以上ー
hum さん、わざわざお返事ありがとうございました♪
ヨロコビ主導の良きリフレッシュタイム、いいですね!頭を空っぽにして、自由に過ごそうと思います。そんな時はいい映画ですよね!www
そうなんですねー。
おつかれさまです💦
確かにお国柄とか文化、顕著に関係してきますよね。
海外のレジに並んでも感じるのに、本職となればますますでしょう。
ヨロコビ主導のよきリフレッシュタイムを!
hum さん、こちらこそお返事ありがとうございました。
てか、今日もメキシコ人とかブラジル人にモヤモヤしたばかりですw
南米人と仕事すると、アジア人と価値観が違いすぎてキツいですね。コミュ力ってどこまで必要なんだろうと、いつも思います。
コメントありがとうございます。
そうなんですよねー。
大人になったって、もやもやぐるぐる🌀します笑
ましてや、ライリーちゃんはまだまだこれから!
大丈夫だよーって応援したいですよね〜
みかずきさん、こちらこそお返事ありがとうございました。
私にとってはライリーちゃんなんてまだまだ子供…と思っても、自分が13才の時はモヤモヤしてましたもんね。
今の若い子たちは私と違って虚無じゃなくてエライです。不安なりに一生懸命頑張ることで少しずつ自信つきますから、この作品で励みにしてほしいと思いました。
共感&コメントありがとうございます
本作を観て、自分の思春期時代を振り返ることができました。
本作には、様々な感情たちが登場しますが、しっかりキャラ立ちしているので混乱なく分かり易く観ることができました。
仰る様に感情コントロールは必要ですが、人間は感情の動物なので、巧く感情と折り合いをつけて自分らしさを大切にしたいです。
では、また共感作で
ー以上ー
ゆきさん、こちらこそお返事ありがとうございました。
心配症なのは、悪くないんですけど疲れますねwww
思春期、マジでめんどくさくて、2度と戻りたくないです😭。どんだけウチの親は我慢したんだろうと思うと、お父さんに映画付き合うお子さん達は大人!w
コメントありがとうございます。
ゆ〜きちさんも荷物が多いタイプなんですね!一緒ですw
小さいbag1つで外出出来るオンナに憧れている私ですw
そうか、ちょけ父さんも子育て頑張っていたのですよね!
お優しい視点!私にはなかった感情なので、そんな風に思えるゆ〜きちさん尊敬しちゃいます(^。^)
おじゃるさん、こちらこそいつも共感、コメントありがとうございます。
ご覧になったタイミングで、色々感想が変わりますよね。おじゃるさんの心を浄化した、素晴らしい作品上映、映画ファンとしてもこの上ない喜びです。
ゆ〜きちさん、コメント、共感ありがとうございました!ライリーちゃん、ちょうど色気付く(?)、一歩手前のタイミングだったんですね。納得です。
オリジナルの声の出演が大変豪華だったのですね。日本の吹き替えもとても良かったですが、竹内結子さんのことを考えますと複雑です。2の吹き替えヨロコビ役の小清水亜美さんの演技は素晴らしかったです!
ひでちゃぴんさん、こちらこそコメントありがとうございます。
吹替え一度ご覧になったら字幕もついていけそうです。
マヤホークのちょっと変わった声と早口のセリフ、ぜひ聴いていただきたいです!ライリーの英語、聞きやすいですよ!
ミケさん、こちらこそコメントありがとうございました。
日本は英語苦手を助長する環境ですよね。もっと英語に親しめるようにならないといつまでも国際社会に置いてかれそうです。
ただ、声優としてだとあまりありがたみがわからなかったですw
共感ありがとうございます!
字幕版の声優さんみてるとバブル経験した世代からみたら心揺さぶられる配役で見たくなる!!残念な事に地元では字幕版は1箇所(キャナルシティ博多)だけでかなり時間も遅い!(;;)
サブスクに来るの待ってじっくり見てみます。
たつのこさん、こちらこそコメントありがとうございました。
思春期のモヤモヤハンパなかったですもんね。親もしんどかっただろうなと思い、ちゃんと親孝行しなきゃと今頃思います😭…。あの当時の自分に見せたい作品です。
ゆ~きちさん、コメントありがとうございます
親に話し掛けられただけで面倒だなと思う時代ありましたね
そんな時にこっそりとコントロールしてくれる感情さんチームいれば良かったですね
NOBU さん、いつもお返事ありがとうございます。
まだ日本にいた頃、たまに洋画アニメの字幕版を小さい子に見せてるお母さんがいました。どのくらい理解できたかわかりませんが、最後まできちんと集中していていい子でしたね。当時はスパルタ?と思いましたがwww
琥珀糖さん、いつも共感、コメントありがとうございます。
最近YouTubeで昭和歌謡の動画にハマってしまってつい…www。昔を思い出してキュンとなる作品でしたね。若い子が見て、気持ちが楽になるといいなと思いながら観てました。
今日、観てきました。
「ガラスの十代」
ピッタリのタイトルですね、最高です。
竹内結子さん、
はい、私も予告編を観て(前作は記憶の彼方で、)
そうだったのね、と感慨深かったです。