DitOのレビュー・感想・評価
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フィリピンの熱帯感を感じる映像に女優さんたちが非常に綺麗に映されて...
フィリピンの熱帯感を感じる映像に女優さんたちが非常に綺麗に映されてます。
またフィリピンのキャスト陣の熱さ・人望・優しさに心打たれました。
家族の場面、戦う場面などそれぞれの演出される場面場面の音楽のバランスも心地よく、映像・音楽・キャストの方々、全てががこの一本の素敵な映画を創り上げてます。
拳をあげろ!!
猛暑の中 涼しい映画館で 熱いボクサーでした。
ちょっと....17歳には 見えませんでしたが いいんです
映画なんですから 都会には 老けた女子高生もいますし。
フィリピンは 30回ほど旅行していまして 懐かしいです。
ダバオだと ありがとうは「ダガンサラマット」だったよーな??
ビサヤ語なんですけどね。
とにかく 親子愛の薄い家族が 次第に親子らしくなる
過程が よろしゅおす。
クラブのオーナーが 丹下団平みたいで 良かったし
トレーナーが素敵でした。
パッキャオも 元気そうでなによりでした。
熱さと人間味溢れる素敵な作品!!
不器用だけど真っ直ぐな家族愛や絆が描かれてるシーンで感動し、異国フィリピンの地での人の繋がりから生まれるシーンに微笑ましくなったり心が温かくなり、
ボクシングシーンでは思わず手に汗握ってしまったり、鑑賞してて心への刺激から熱くなれたり励まされたり、
背中を押してくれる劇中の「言葉」も心に残る人間味溢れてて、また観たくなる素敵な作品です!
フィリピンで暮らす日本人の父と娘が自分の居場所を探していく感動作。 本年度ベスト!!
ボクシングがテーマと思いきや、本作は父と娘が自分の居場所を見つけ、それに向かい進んで行く感じの作品だった。
「DitO」とは「居場所(Here)」って意味らしく、タイトルその物の素敵なストーリー!
母が他界。一人娘の桃子が高校を中退し日本を離れ、フィリピンに住む父親を訪ねる展開。
別居している理由が不明。
夫婦仲が悪いと思いきや、後から解る理由が切なかった。
序盤は色んな出来事が起きるけど、何だか纏まりが無い感じ。
本作は何処に向かって進んでいるのか全く不明(笑)
中盤、大雨の中で娘の桃子が父親の英次に思いをぶつけるシーンから雰囲気が一変。
思い返せば、前半の纏まりの無い感じは2人が自分の居場所を見出せない感じを表現していた伏線的な感じだった!
英次と桃子が新しい居場所に向かって行く姿に感動。
中盤以降、本作の世界観に引き込まれる胸熱な感じ。
フィリピンのカラフルな住宅や美しい風景。
ジャスを軸とした音楽も印象に残る。
脇を固めたキャラクターも良かった!
ボクシングジムの会長のタマゴン。
ボクサーの夢を諦めたトレーナーのシシ。
ボクシングを諦めた青年、ジョシュア等、
登場人物の背景も上手く描かれていた感じ。
「ジョシュアに会いに行きます」のメモ書きが微笑ましくて笑える。
英次を演じた結城貴史さん。
ボクサー姿が格好良い。
後で知ったけど本作では監督も努めていたと知る。
桃子役の田辺桃子さんも美しく素晴らしい演技だった。
期待しないで観たこともあってか、満足度はかなり高かったです( ´∀`)
イエローが好きになる映画です。
舞台がフィリピンという事で、物語が 半分日本語ではない展開がとても斬新 で物語に入り込んでしまいました。
また単なるボクシング好きな方向けの 内容ではなく、家族愛がメインなだけ でもない「自分にも当てはまる」「自分 もそうするかも...」 みたいな何か気付か されるそんな感想でした。
パンフレットやポスターにもあるように、イエローのグローブもこの映画のイメージカラーのような気がします。私はイエローが好きになりました。
劇中のサウンドが良かったです。特に ボクシングの試合中に流れていたドラ ムの音が良かった。
最後にちょっとフィリピンに行ってみよ うと思うくらいの街の色、海の美しさ の演出も印象的です。もう一回観ようと思っています。
かなりの急展開かつ画面暗めでわかりにくいかな。前方の席推奨
今年272本目(合計1,364本目/今月(2024年7月度)35本目)。
※ (前期)今年237本目(合計1,329本目/今月(2024年6月度)37本目)。
(前の作品 「ロイヤルホテル」→この作品「Dito」→次の作品「劇場版モノノ怪 唐傘」)
日本・フィリピン合作とのことですが、フィリピンが舞台になるシーンが大半です。また英語でもないので丁寧に字幕はつく…はずなのですが、画面が極端に暗く字幕が読みづらいのがつらいです(映画館トラブル?)。この前に「ロイヤルホテル」を見た40分差ですが、2本目で体力が力尽きるわけもなく、映画館トラブルなのか映画がそうなのか…というのはかなり謎です。
また多くの方も書かれている通り、展開に一貫性がなく(脈略がない部分もある)、字幕や展開が追いにくいのに次々いうことやシーンが変わるので、何がなんだか…という点で多くの方が理解に詰まるのでは…と思います。
暗い中ではあったものの、東南アジアにあたるフィリピンの景色はきれいで、そこは良かったかな…というところですが、この映画が日本フィリピン合作という点は理解しても、フィリピンである必要性があまり見出しにくく(極論、韓国でも台湾でも成立しうる。映画の中でフィリピンに限定しなきゃいけない部分ってありましたっけ?)、画面の暗さによる字幕の読みにくさもあいまって理解が難しいです。パンフレット必須といったところ…ですが、いわゆる「舞台挨拶回」の前の回であったため、サインのため大半を回収しているのかパンフが便宜上の売り切れ扱い…。これは厳しかったです。
もっとも、テアトル梅田(旧シネリーブル梅田)に関しては株主優待で3か月10枚、もう3か月10枚(6か月で20枚)という株主優待を持っているので(それだけ株を買っている)、もう一度株主優待で見に行っても良いかなというところです(テアトル系列のルールとして、その地域で放映される最初の金曜日~日曜日の新作には使えないというルール)。
採点に関しては以下まで考慮しています。
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(減点0.5/ストーリーが読みづらい、画面が暗すぎて字幕が読めない等)
後者に関しては映画館トラブルなのかもしれませんが、多くの方が書かれている通りストーリーが読み取りづらいのは確かで、チケットをこれから買う方は映画そのものが暗い(明るさ、という意味)可能性も考えて前方の席のほうが良いです(いわゆる「眼がちかちかするシーン」はありません)。
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自分の居場所
フィリピンを舞台に不器用な親子の絆と成長を描いた日本・フィリピン合作による人間ドラマ。
大切なことを考えさせてくれる素敵な映画でした。
今、私が生きている場所は、なんとなく流されて行き着いた場所ですが、それなりに心地よく、自分が居るべき場所はここなのか?と問いかけたこともなかった。
決して偉そうなことは言いませんが、人生の岐路で無意識のうちに自分の居場所に近い方を選んでいたのかもしれません。
この映画には、「恐れるな うつむくな 拳を上げろ」「年齢はただの数字だ」などなど、心に残る言葉がたくさん出てきました。心に残る映画です。
監督・主演の結城貴史さんは不器用だけどカッコよかったし、桃子役の田辺桃子さんも自分の芯を持った17歳を素敵に演じていました。
ボクシングを続けることの意味は?それが自身のDitO?
主演・監督を務めた結城さんにとって初の長編映画監督作品と言う事で、とても思い入れのある作品だと言うのは分かります。
が、しかしちょっと中途半端な作品になってしまったなと言う印象です。
DitOとは「ここ」とか「居場所」と言う意味らしいですが、そもそも神山にとってボクシングとは何だったのでしょうか?あるいは家族とは何だったのか?
一時は家族でフィリピンで暮らしていたようですが、妻が日本へ帰ったのは娘の為だけなのでしょうか?神山は世界を転戦していたようですが、最後にフィリピンにいるのは日本では年齢的にリングに立てないから?そしてなぜ40過ぎて、家族を放っておいてまでもボクシングを続けているのでしょう?妻はそれで良かったのでしょうか?成長して行く娘はどう思っていたのでしょう?
描写が薄いのでなぜばかりが並んでしまいます。それを映像で読み解くのは難しく思い、それとも理解できない自分が悪いのか。
娘の桃子はまだ17歳の少女です。母親を亡くし、頼る親類も無かったのでしょう、好き嫌いはともかく、頼るべき人間が父親だけなのでフィリピンに来たのはまだ理解できます。ちょっと強引な流れだとは思いますが。もっと自身の事、家族の事を描いてDitOに続けたら良かったのではと思います。最後のボクシングのシーンも感動的に描かれているのでしょうが、そこに至るまでの経緯が気薄なため感動と言う感情が湧きませんでした。とても良い素材を映画にしたとは思うのですが、脚本などちょっと残念だと感じます。
ただ娘を演じた田辺桃子ちゃんは良かったです。父親との関係性が少しづつ変わっていく様、新しい土地での自身の変化・成長などを上手に演じていました。
尾野真千子さんは出番が多くはなかったですが、スクリーンに映ると見る側に鮮烈な印象を与えます。さすがだと思いました。
母と娘を演じた二人の女優さん素敵でした。
出演してくれたフィリピンの偉大なるチャンピオンに敬意を表します。
いい映画を見ました
バースデーチーズ
40歳の日本人プロボクサーと17歳の娘がフィリピンで再起を図る話。
妻子を日本に残しフィリピンでプロボクサーをする父親のもとに「お母さん死んだ」と17歳の娘が突然訪ねてきて始まっていく。
長い間一緒にいなかったことから来る距離はあるけれど、最初から特に父娘の間に壁がある様な感じはなく、家探しを挟みつつ父親はとりあえずボクシング、ボクシング、ボクシング。
フィリピンでやっている理由は日本では年齢制限に引っ掛かるからフィリピンでって感じ…でもないのか?
話し自体は好みの方だけれども、娘の描き方は中途半端だし、父親の方もそこまでしてボクシングにしがみつくポジションか?という感じだし。
そんなことを考えたらそもそもダメ親父ですよねと思えて仕方ないし、中盤のテンポはダルダルだしでハマらなかった。
設定に難あり、かも
妻子が日本へ戻って10年以上が経過。恐らくその間は会うことはなかったであろう父と娘の関係性がよく判らなかった。桃子が退学してまでフィリピンへ向かった理由は何なのか。それほどまでに桃子は父を恋しく思っていたのか。
神山と妻の関係も今一つ判らず、尾野真千子の無駄遣いのようにも感じた。
笑えたのは、タマゴンのバースディパーティーで紹介されていた「日本のチーズ」。
なんでフィリピンでチーズなんだよ。って突っ込んだけど、エンドロールを見て、納得。
あぁ、そういうことか。と自己解決できたことにクスッとワロタ。
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