幽霊はわがままな夢を見る

劇場公開日:

  • 予告編を見る
幽霊はわがままな夢を見る

解説

山口県下関市を舞台に、夢破れて帰郷した女性が自身を見つめ直していく姿を描いたドラマ。

女優を夢見て上京したものの、挫折して故郷の下関に戻ってきた富澤ユリ。友人も仕事もなく、父・昌治が経営するラジオ局「カモンFM」を仕方なく手伝いはじめるが、同局は倒産寸前でスポンサーから閉鎖を迫られていた。そんな中、ユリは不気味な青年と存在感の薄い女性・お菊につきまとわれるように。やがてカモンFMはスポンサーから最後のチャンスとして、下関の赤間神宮を舞台にした小泉八雲原作の怪談「耳なし芳一」をモチーフにしたラジオドラマに取り組むことになるが……。

下関出身で舞台やCMを中心に活動する深町友里恵が主人公・ユリ、加藤雅也が父・昌治を演じ、大後寿々花、西尾聖玄、佐野史郎、お笑いコンビ・南海キャンディーズの山崎静代が共演。「偶然にも最悪な少年」「ハードロマンチッカー」など故郷・下関を舞台に映画を撮り続けてきたグ・スーヨンが監督を務め、監督と弟・具光然が共同で脚本を担当。

2023年製作/90分/G/日本
配給:cinepos
劇場公開日:2024年6月29日

オフィシャルサイト

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

フォトギャラリー

  • 画像1
  • 画像2
  • 画像3
  • 画像4
  • 画像5
  • 画像6
  • 画像7
  • 画像8
  • 画像9
  • 画像10

(C)株式会社トミーズ芸能社

映画レビュー

2.5宙ぶらりんタイトル

2024年7月18日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

やはり話が散漫になり、感情の強い流れや、テーマに絞り込まれる流れが生まれないまま話が終わってしまった、、広告出身監督にありがち。 細かい与太話は面白いんだけど見てる人をテーマに誘導する事が恥ずかしいのか、わざとディテールや小ネタ挟んでくる。タイトルだけが宙ぶらりんな印象を受けた。 主役の女性はお世辞にも上手くなく感情移入出来なかったが、ダメ感は凄くあって主人公的役だった事は間違いない気がする。 いじめられてた友人、大後の語りの上手さは素晴らしく魅力的だった。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
masayasama

3.5入水を「にゅうすい」と読むと意味が違ってしまうのではないか?

2024年7月13日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

遷延性中二病に罹患した30女の停滞感を、長回し固定カメラの多用で上手く表現していたし、ラジオ寸劇の、めちゃくちゃ面白いところからちょっとだけ外した感じも絶妙で面白かった。 生命の価値について語りたいけどそれにはちょっと照れる、みたいなトーンもいい。 それにしても、耳なし芳一って意外に微エロ話で、オスカー・ワイルドが脚本書いたら結構な官能劇になりそうな気がした。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
ひろちゃんのカレシ

3.0インディ映画って何か好き。

2024年7月1日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

幸せ

ご当地映画ってやつでしょうか。いや悪くなかったです、いかにもインディ映画って感じの小品で気分良し。 東京で売れない役者をやっていた主人公が家族の不幸をきっかけに実家の下関に帰郷し、いじめで自殺した若い男の幽霊とかつて主人公自身が行ったいじめのせいで自殺まで考えた女性に取りつかれる事で、死ぬ事に取りつかれた主人公が変化しまあ何とか生きて行こうとするまでが描かれます。 すぐ怒るし自己中心的で暴力的な主人公に最初は感情移入するのは難しいですが、映画を観て行くうちに自分もそんな立派な人間じゃねーしなって感じで主人公に寄り添う気持ちに自分自身も変化して行きました。 うん観て良かったです。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
春

1.5ぶち難しい

2024年6月29日
Androidアプリから投稿

単純

難しい

母親の葬儀で東京から下関の実家に帰った売れない女優が、父親の経営する地元FMで働きながらグダる話。 いきなり幽霊と思しきものがみえるけれど、たまに現れて主人公とちょろっと会話をするだけ!? それにロードムービーじゃないですよね。 才能がないのを人のせいにしてうだうだやってる主人公が、生きる屍で幽霊みたいなものっていうことだと思うけど…。 途中から、スペースマンショー的ラジオドラマをチョロチョロ挟みながら進行していき、それはなんとな〜く面白かったけれど、この映画としての面白みは感じられなかったかな。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
Bacchus