劇場公開日 2002年2月2日

「敵地に乗り込む際の有名な音楽、 映画初めて見て、 こんな風に使われ...」地獄の黙示録 特別完全版 あとぅーしさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5敵地に乗り込む際の有名な音楽、 映画初めて見て、 こんな風に使われ...

2022年11月26日
PCから投稿

敵地に乗り込む際の有名な音楽、
映画初めて見て、
こんな風に使われていたんだと、
映画と音楽の素晴らしいマッチング、
戦場の狂気、暴力性、
ヘリコプターの映像のつなぎ方とか、
荒々しさと、
編集の巧みさ、迫力すごかったです。
戦場で爆撃が続いているさなかで、
サーフィンをやるぞと言い張る大尉だとか、
戦場では人の精神もおかしくするんだなと感じた。
途中の戦闘のない時間帯にかかる
ローリングストーンズの音楽の使い方が、
戦闘の小休止のシーンに見事にはまっていました。
映画として、
戦争シーンの迫力すごく、
見応えありますが、
最終的にカーツ大佐は何者だったのか、
監督はカーツ大佐をどういう象徴として描きたかったのか
自分には難しいところだが、
アジアのジャングルで、
先進国のエゴに飲まれるアジア、
それを解放しようとする先進国、
戦争の矛盾、
正義とは何なのか考えさせられます。
誰のための正義なのか。
戦争反対を言うのは簡単だが、
民主主義を誰がどう守るのか。

ただやっぱり、
もう少し短い編集がいいかな。

あとぅーし