「エッラが可愛い!」リトル・エッラ おでんさんの映画レビュー(感想・評価)
エッラが可愛い!
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人見知りでおじさんのトニーが大好きな少女エッラの物語。ある日、トニーに彼氏ができて「トニーが取られちゃう」とエッラは大慌て。原作はスウェーデンの絵本なので、さほど深刻にならず、楽しく観れる良作です。
何はともあれ、エッラが可愛い!黄色くて、ちっちゃくて、動きも表情も、観ていて癒されます。「主演女優が魅力的なら良い映画」という映画の第一条件をちゃんと満たしています。
そんな可愛いエッラに降りかかる試練が「大好きな叔父さんが取られちゃう」というテーマで、それを覆そうと友達と策略を巡らすのですが、どんどん悪い方へ。素直になれないエッラがピンチになって、最後は大団円。トレードマークだった黄色のユニフォームを脱いで、女の子らしいカッコになり大人びた笑顔を見せるのも上手いですね。
トニーのパートナーが同性の彼氏、って設定はイマドキの北欧、って感じ?なのかな、とも思ったのですが、じゃあ彼氏でなく普通に女性だった、どうかな。
それでも成り立つのでしょうが、なんか生々しくなって普通の話になってしまいそう。欧米では一般的なのかもしれませんが、おかしな三つ子や変な寿司カラオケレストランを含め、日本人にとって、全体的なリアリティレベルが低いところが、作品に入っていける要素になっていると思います。
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