映画 からかい上手の高木さんのレビュー・感想・評価
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西方くんの念願叶うのか?
西方くんの願いはただ一つ。
高木さんをからかい返すこと
最後にお互いの告白をするシーンで、
黙る西方くん、やった、からかい返せる
と思ったが、やっぱり西方くんに
そんなことは出来ず。
あまり観ない恋愛ものだが、
永野芽郁の可愛さに負けました。
永野力十分もからかい力不足?
顔も知らない若手が主役のTVシリーズが想定外に面白すぎ、スター起用の劇場版で失速しないかという妙な緊張感の中開幕。永野芽衣の魅力は十分伝わるものの、期待したからかい力は最低限しか発揮されずちょっと肩透かし。TVを見ていない観客も多かろうに、序盤にもう少し何件か畳みかけるからかい描写が欲しかったところ。それと後半、高木さんが学生(と観客)相手に西方への気持ちを口に出してしまうが、これはもっともっと長くはぐらかして欲しかったところ。そうしててもキュンキュンは成り立ったはず。今泉流の長回しは今回も見どころの一つとなっていたが、決め台詞はあったようで面白さとしては普通くらい。
結論、テレビ版のほうが良かったかも。すみません。
ほっこり映画
永野さんはほっこりした雰囲気の女優さんだし、ほっこりした印象の作品が多い今泉監督と相性良いだろうなと思っていたんです。
実際、凄く良かった。
そして、西方を演じた高橋さんが想像以上にほっこりした空気を作りだしてました。
『交換ウソ日記』のイメージしかなかったから、少し驚きました。
と言いつつ、この作品オリジナルストーリーとは言え原作があるものだから、そこまで今泉監督の色が濃い作品には感じませんでした。
大関なんかは、いかにも今泉監督って感じの登場人物でしたが。
それでも、流石今泉監督と思ったのが、クライマックスの教室のシーン。
あそこ普通だと、ちょっとくどく感じてしまいそうだけど、しっかり面白いんですよね。
そういった意味では、やっぱり今泉監督らしい作品なのかもしれません。
小豆島がキレイでした
原作知らず、付き合いで観に行きました。
芽郁ちゃんは可愛いけど、高木さんのキャラクターがロボットみたいで前半はなんだかなーと観ていましたが、花火のシーンで西方が告れなかったシーンの時の芽郁ちゃんの表情が物凄く上手くて涙が自然に出てしまいました。(年取ったな)さすが女優でした。
待っている日々
からかい上手の高木さん
落ちたブーケを取り戻す
何が夢で何が現実かわからないが、彼女の幸せを守ろうとしている
一見悲壮感は薄い10年間、しかしその間生きがいは遠ざかり、好きの意味はわからないまま時間が関係を遠ざける。
彼女からすれば、既に告白は100回以上で、からかいの後で、視点を移し微笑み何かを待っている
好きという気持ちがわからなくても、たとえそれでも、ではなく。一緒に過ごし全て乗り越えたいと思う気持ちは好きを超えている。
結婚を決めて、まず手を繋ぐから始める。
好きとは
好きとか照れくささ、恥ずかしさ等
人間が余り上手に表現出来ない部分を
上手に演出されてた。
10年後という設定の映画だったけど
ドラマもしっかり10話があったからこそ
成り立つし光もあてられる。
代わり映えしない西片とそのままの高木さん。
微笑ましくもあるが頼り無い感じもした。
愛のある、からかいだから成り立つんだろう。
それと対比するかの用に町田君と大関さん
の現実的な中学生の悩み、拗らせ方が良かった。
告白って暴力になる考えはある意味、純粋過ぎる。
ブーケをプールに取りに行く二人と周りの
静けさ。教室で隣同志に座り合ってないようで
合ってる会話。今泉監督らしい。
相手の横顔を観てる姿と表情も良かったなぁ。
好きに対する心理と時間と嬉しさが溢れてた。
小豆島の素敵なロケーションに多謝。
不思議な魅力のある映画でした
元々原作、アニメのファンで、ドラマも楽しく視聴していました。
この作品を見る前に、私はいくつかの不安要素がありました。
僕は
「どうして二人は十年間もれんらくをとらなかったのか」
「どうして十年間で一回もどちらかが会いに行かなかったのか」
「あの町田とかいうオリキャラはなんなんだ!予告を見る限り高木さんと二人のシーンも多いし!高木さんと西片の邪魔とかするなよ?!」
この3つが主な不安要素でした。結果から言うと全て杞憂でした。(僕の中では、です)
上二つは最悪作中では言及されないのではないかとも思っていたのですが、しっかりと理由づけがされていました。その理由も西片らしい理由だったので個人的にはとても満足しています。
そして今作のオリキャラである「町田くん」ですが、めちゃくちゃよかったです。観る前は
「高木さんのことを好きになって西片とバチバチになったりする、、?」
とか思ってたんですけどそんなこともありませんでした。主演のお二人も、本当に高木さんと西片に重なる瞬間が何度もありました。二人の会話もまるで原作から飛び出してきたかのような自然さがありました。ぜひ原作ファンにも見て欲しいですね。
観たいものを全部観せてくれた
序盤は永野芽郁の『かわいいでしょ、私!』っていう演技がくるんだよね。《俺物語!!》以来。
ストーリー追おうと思って観てるんだけど、永野芽郁が出てくると「永野芽郁はかわいい」以外の感想がなくなっちゃうの。
そこから話を進めて中学生の恋愛を描くね。恋愛に関しては中学生の方が上手という設定で、生徒が先生の恋愛を見守る感がすごい。
そして斎藤潤だね。《カラオケ行こ!》《瞼の転校生》と観てきてたから「またしても斎藤潤」という感じ。うまい。それで観てるときは「斎藤潤かな?」と思うけど分かんないんだよね。成長期で見た目が少し変わってくからもあるんだけど、役に成り切るのがうまい。
「いやあ、いいクッション入った」というところで、本題の高木さんと西片の恋に。ブーケを拾いにプールに飛び込むところはなんか感動する。なんでだろ。今泉力哉監督うまいな。
今泉監督は「『好き』ってなんだろ」という話ばっかりやってる気がするんだけど、その研究成果を出してきたね。それを永野芽郁と高橋文哉の二人芝居で延々やるという。ここは好みが分かれそうだったけど、僕は「なるほど」と思いながら観ちゃったな。
この頃の「好き」の定義は「あなたと一緒にいるときの私が好き」があるのかな。《三日月とネコ》でも言ってたし。
ラストどうするかは難しかったろうね。もう一回すれ違わせて続編ぶくみでもいけたと思うし。「からかうのは好きよりもっと好き」でまとめたね。
原作が面白く、それを今泉力哉監督が永野芽郁を主演に迎えて映画化するということで、期待も高かったし、その期待したものは全部観せてもらったよ。
この題材に必須なものがこの映画には無い
・ここぞと言うときの西片の堂々とした男らしい態度
・高木さんをドキッとさせる西片のクリティカルな言動
・クリティカルを受けたときの高木さんのはにかむ表情
西片が【終始】フニャフニャしすぎで、クリティカルを放つ場面が無かった。ここぞの場面であるブーケを拾ったり告白のシーンはもっと堂々とした態度で高木さんをドキッとさせて欲しかった。
中学生時代(漫画·アニメ·ドラマ共に)でお互い恋愛感情がある認識で見ていたが、映画での告白シーンで西片が中学生時代ではそんなでも無かったような発言がモヤモヤする。
この題材の最大の萌え要素は「西片のクリティカル発動と、それを受けた高木さんの驚きと恥ずかしさと嬉しさが混在した何とも言えない表情」だ。それが無い時点で「からかい上手の高木さん」ではない何か他の恋愛映画だと思う。
ラストシーンの親子三人の演出は漫画「からかい上手の【元】高木さん」に繋がるが、高木さんの髪型が後ろで結いてなかった気がして(うろ覚え)、詰めきれていない感でこれまたモヤモヤ。
リアルな中学生子役を起用したドラマ版は良かった。撮影当時西片役は中学1年生、高木さん役は中学3年生。子供っぽさが残る西片と大人っぽい高木さんを表している様だった。ピュアな姿にキュンキュンしたいのなら、ドラマ版をご覧になられていない方は是非ネフリやTVerで。
遥か
原作は途中まで追いかけていて、アニメは映画含め鑑賞済み。ドラマは見る気が起きずにスルー。
実写版が発表された時は正気か?と思いましたし、なんなら原作で卒業後の話も描かれているから、この10年後の話って必要ではないよなおモヤモヤしていましたが、今泉監督だし、原作とはまた違った良さを引き出してくれるのではという一縷の望みに賭けて鑑賞しましたが…やはり名監督の腕を持ってしても実写映画の成功は困難なのか…というのをしっかり味合わされました。
原作の中学生たちがそのまま大きくなっていた感じだったんですが、20半ばでその感じは流石に幼すぎないか?と思うところが多く、なんだか演技してる感じが強くて、その辺も原作や過去の今泉監督作品と比較してしまって物足りなかったです。
友人たちの結婚式のシーンも、プロポーズしてない云々であんなにワタワタしちゃうのか…と観ていて苦笑いしていましたし、ブーケトスの花がプールに落ちたからって西方も高木さんも飛び込んで取らんでもと冷めた目で観てしまいました。
あれで関係性が深まるなら喜んで飛び込みますとも。
現在の中学生たちの恋愛模様は初々しく、これはオリジナル展開ですが、今泉監督らしい振り切れない感情に、葛藤する男女が観れてこれこれ〜!ってなりました。
それに対する西方と高木さんの接し方も良くて、大人になった2人だからこそ描けるものだなとこのシーンは見入ってしまいました。
ただラストシーンの教室での会話、正直言ってあれは学生だからこそ成立するものであって、立派な社会人になってあの会話はいくらなんでも…見ている側が小っ恥ずかしくなってしまうやつで大変もどかしかったです。
漫画ならコマ割りとかで1話丸々使ってのデフォルメされた表情の変化とかで楽しめるんですが、実写だとそういう風にもいかず、押せど押されど進まない焦ったい会話劇に胸焼けしちゃいました。
ラストはいい感じに原作に繋がっていきましたけど、これだったら原作だけで良かったよな…と思いました。もう別物としてカウントした方がいいかもしれません。
役者陣はとても良くて、高橋くんは西方がそのまま大人になったようなピュアさや挙動が素晴らしく、永野さんのからかう感じも高木さんがそのまま成長した感じで良かったと思います。
中学生組も素晴らしく、今泉監督の本領発揮と言わんばかりに学生だからこそ出せるオーラをこれでもかと引き出していて、多くのシーンでニヤニヤしていました。
役者の自然体の良さを引き出すのが上手い今泉監督だからこそ、演技強めの今作でもしっかり味を出していました。
小豆島のロケーション綺麗だな〜と見惚れてました。随分前に行ったっきりなので、機会を伺ってまた訪問したい限りです。
今泉監督の良さをやはり殺してしまっていたなぁというところに落ち着きました。
次回作ではオリジナルでまたのびのびと、めんどくさくて可愛いラブコメを撮って欲しいものです。
鑑賞日 6/3
鑑賞時間 18:45〜20:55
座席 G-5
恋愛なのに重くない&キュンキュンが止まらない
この映画を見て最初に出た言葉が「また見に来る」でした。私自身映画館で1回見れば満足できますがこの映画はあと何回か映画館で見たいと思いました
普段レビューを書いたりしませんがどうしてもこの作品を多くの方に届いてほしいといつも以上に思ったため今回レビューしました!
私はアニメの『からかい上手の高木さん』について名前は聞いたことあるけど見たことない、キャストファンで今回の映画も見にきました
ドラマが原作オリジナルのためドラマから拝見し映画を見に、、ドラマも途中までしか見れてないという、、監督も仰ってたように映画からでも楽しめるような映画になっていたと思います🙌
①西片プールに飛び込み、高木さん追いかけ飛び込む
このシーンでの2人の関係性にキュンキュンしました
高木さんがゲットしたブーケがプールの中に落ちちゃってあーあってなってるところにいきなり西片がすかさず取りに入るんですよ、好きでもない人のために自分のスーツを濡らしにいき助けてあげるんですよ、、
もう西片は高木さんのことが好きに決まってるじゃないですか、
でもって、ブーケを無事濡れずに取り戻せたのになぜ高木さんはプールの中に入ってくー?!ってなりました笑もう西片を追いかけてるようにしか見えません笑
相思相愛なのに鈍感な西片は気が付かない😂
②お祭り
お祭りの見回りなのに高木さん浴衣姿で来ちゃうの可愛すぎませんか?💕
ちゃっかりかき氷食べて、花火見て満喫してるじゃないですか!
③エンドロール
エンドロールの合間で映像を流し、バックで曲が続いてます
そしてサビの「遥か記憶の空」のタイミングてエンドロールに戻り画面には『主題歌 Aimer 遥か』と、
普通にありそうな演出だけどエモすぎました🫧
④ラスト教室のシーン
台本15ページ?も続く2人の長めのお話するシーン
ふたりの会話のシーンは実際に自分がその場にいるかのような臨場感を味わえキュンキュンしました
長いのシーンなのに長いとも思わないこれが恋の力かな?() 恋って素晴らしい!笑
色々素敵なシーンはありましたが私の推しポイントはこの4つです!またドラマを全て見てから行こうと思います😊
普通にありきたりな恋愛映画だと思いきや....?!
元々,永野芽郁ちゃんのファンということもあるけど,高木さんと西片のやりとりが尊すぎる...
高木さんと西片は,遠回りすぎたり,急に近づいたり,最後の30分のやりとりは高木さんと西片が他の誰でもない2人だからこそ,できる特別な関係なんだなと思わされるシーンであると共に,ツッコミ所がたくさんありましたw
最後の方のシーンで,高木さんが『自転車は?』って聞いた時,西片が『高木さんと手を繋ぎたいから,自転車置いてきたよ』って普通に返した時は,さすがに西片が,予想外の回答すぎて,『え?』ってなりましたw
終始,ずっと笑みがこぼれてましたw
そんな笑いばっかりの映画と思いきや,
西片が生徒の悩みを相談するシーン,教頭先生の格言『初恋は叶わないことが多い。人を好きになるだけで,それは素晴らしいこと。』、刺さりましたw
教頭先生は,結婚式のスピーチシーンでも,『他の誰でもないその人との特別な関係。特別だと思える人にみんな出会うんだぞ。』
すごい名言をたくさん残してました。
笑いあり,学びあり,普通の恋愛映画では感じることのない別の甘酸っぱさ,最高でした!
この映画をきっかけに,アニメを見ようと思いましたw
他人の自慢話を聞いたり、イチャイチャカップルに見せつけられている感覚
以前アニメ版の映画を鑑賞しているだけです。
逆に幸せ過ぎて、タイトルのような感覚になってしまいました。決して他人の不幸が好きというわけではないのですが、今回の作品はあまり心が動かなかったです。穏やかな気分にはなりました。
今回も高木さんと西片は、モジモジしてじれったい恋愛を展開していきますが、西片がいきなり「結婚してください」にはビックリしました。あれ?「付き合ってください」ではなかったですね。プロポーズしてからは、あっさりと結婚、エンディングでは女児と手を繋ぐシーンとハッピーエンドでした。
穏やかな気分にはなったけど、盛り上がらず、満足感があまりなかった感じです。
個人的にはアニメ版の映画の方が好きです。
思ってたのとちがーう
アニメが好きでしたので大変興味深くみました。
思ってたのとちがーう😭
最後の告白もからかいであってほしかった。なんだよーラスト・シーンの子供連れはハッピーエンドがいいのだろうけど
あれで完全にからかい上手の高木さんは終わってしまったではないか?
あれはないわぁ
なんか他になかったかなぁ
ニヤニヤするための映画?
原作ほぼ未読、アニメの映画とTVのみ。
元高木さんの設定は知っている程度。
この映画はからかい上手の高木さんと元高木さんとの間のエピソード。
出身校の中学で体育教師をしている西片。
中学三年の夏に家族とパリに引っ越した高木さん。
その高木さんが10年ぶりに小豆島に教育実習で
やってきた。一応教師として学校では教師っぽい西片が高木さんの前では中坊に早変わり。ちょっとしたからかいにキョドリまくる。
高木さんはパリから戻って東京の大学に入った模様で美術専攻。西片は高木さんの指導役となるが…
それにしても10年もほぼ音信不通ってある?
携帯番号知っているのに?高木さんの方が放っておかないでしょ。携帯、ネット、直に会うなど手段はあるのにからかいをしないはずが無い。
なのに島に戻る直前までほぼ音信不通って…
それに24,5歳にもなってやっている事と反応が中坊のまま…流石に無理あるでしょ。
西片らしい、高木さんらしいと言ってしまえばそれまでですが、いい歳した大人がこれ?
不自然すぎる。見ているこっちが恥ずかしくなる。
特に最後のやりとりとか。
ニヤニヤはとまらなくても何を見せられてるんだろうなあ、見たいな残念感も同時にある。
10年ずっと遠距離からかいされてたならともかく
そうでないなら逆に子供っぽ過ぎて不自然。
これじゃ中学生にも笑われる。
なんとも評しがたい映画だ。
小豆島いつか行きたいなあ…
優しさに包まれました。見てほっこりした。
今どき、こんなに優しい人達っているかなってくらい、いい人たちで、両想いわかっているのに進展しない。
キャストも永野芽郁さんと高橋文哉くんだったので、美男美女で良かった。
演技も、もどかしさや誠実さがよくでていて、青春してた。自分にも、こんなピュアな時代あったなーとか思い出し、見てて嬉しくなっちゃた。
でも、最後は予想以上のハッピーエンド。
この映画を見たことで、楽しい日曜日になりました。
キラキラ青春ものだけど、中身中学生のままの大人なので、ファンタジー感が強いですね
2024.6.1 イオンシネマ京都桂川
2024年の日本映画(120分、G)
原作は山本崇一朗の同名漫画
ドラマ版「からかい上手の高木さん」のその後を描いた青春ラブコメ映画
監督は今泉力哉
脚本は金沢知樹&萩森淳&今泉力哉
物語の舞台は、香川県の小豆島
母校にて体育教師として働いている西片(高橋文哉、中学時代:黒川想矢)は、何気ない日々を過ごし、学校中心の生活を送っていた
彼の中学時代からの腐れ縁で同僚の中井(鈴木仁)は、幼馴染の真野(平祐奈)と結婚することが決まっていて、仕事の合間にその話題で盛り上がっては、教頭の田辺先生(江口洋介)からお叱りを受けていた
ある日、10年ぶりに高木さん(永野芽郁、中学時代:月島琉衣)から電話をもらった西片は、かつての関係を思い出し、幸せな時間を過ごしていた
その後、普通に過ごしていた西片だったが、放課後の教室にて、高木さんと再会することになった
彼女は「ヒントを出した」というものの、元々鈍感な西片は、彼女の電話の意図を汲めなかった
さらに、教育実習生として母校に戻り、その担当を西片が担うことになったのである
映画は、ドラマ版の続きということで、パリに旅立った高木さんと、10年の時を経て再会する様子が描かれていく
その10年が2人に与えた影響を描きつつ、2人の現在位置を示す流れになっている
どうやら2人ともに「お互いを好きなまま誰とも付き合わずに過ごした」ようで、その気持ちを確認し合う感じに描かれていた
だ、西片は中身が中学生のままという感じに描かれていて、20代前半の男女のやり取りには見えない
あくまでも、中学時代の2人がそのまま成長して、そのままの対話を続けているように思えた
ドラマ版の続きと知らずに鑑賞したが、映画の構成上、知らなくてわからないという部分はなかった
前半の2人の環境の描かれ方で、中学時代の関係性というものがつかみ取れるので、「良い大人になったのに」などと思わなければ問題ないだろう
好きというものがわからない西片だったために、これまでに乱れ打ちされてきた「高木さんの好き好き攻撃」が効いて来なかったのだが、男性目線だと、若干高木さんの影響が多いように思えた
小悪魔系女子のそれっぽい仕草でヒット&アウェイを繰り返してされてきたので、その真意を汲み取る前に「子どもながらの仕返しをする」という関係が紡がれてきたように思う
高木さんの計画として成功しているのかはわからないが、西片は彼女以外の女性に靡かなかったことを考えると、ある意味では成功しているように思えた
いずれにせよ、ドラマ版を見ていなくてもわかるものの、たくさん挿入されるドラマ版のシーンなどを考えると、鑑賞しておいた方が良いように思える
綺麗な青春映画で、悪者が出てこないのだが、2人の精神年齢が思った以上に幼いので、共感を得られるとしたら高校生ぐらいではないだろうか
大人になって「この関係と対応」をしていたら、現実的にはヤバいと思うので、憧れを抱いている大人は、ファンタジーだと割り切ったほうが良いと思う
一番近くに居るのに気づかない純愛
からかい上手の高木さん✨観て来ました😃楽しかったです🌈✨永野芽郁が、高木さん役がハマり役で上手でした。合ってます👍。一方、ぎこちない、恋愛にうとい純朴青年役の西方に、高橋文哉がハマってました✨
二人、両思いなのに、じれったい描写を監督が上手に描いてます。西方のじれったい。。。恋愛下手過ぎの部分が観てて、笑ってしまいました🤣
一番、身近な所に、大切な人✨恋愛相手✨はいるかも✨っていうのを気づかせてくれる映画かもしれません。。。
最後、おじいちゃん、おばあちゃんになっても、一緒にいよう❗️ストレートに結婚しよう❗️❗️感動🥹✨観て良かったです✨
永野芽郁らしさ満点
原作未読。
西片、25歳(中学卒業後10年)で中学校の教師してるのに、恋愛については中学生のままでちょっとイライラしたのでマイナス☆1個。高木さん(永野芽郁)があれだけ好きアピールしてるんだからさっさと答えろよ!と思いました。
でも、永野芽郁がかわいかったのでプラス☆1個。
友人の結婚式でプールに飛び込んだところがラストシーンでも良かったかもしれない。あのシーンこそ最高のプロポーズでしょう。
ピュアな心を失ったであろうオッサン、オバハン、たまにはこういう映画もいいのではないでしょうか。
「好き」を面倒くさくなるほど考える優しい映画。主演の二人と中学生の二人がいい。
最初に、これだけは書いておきたかったこと!
西片がプールに飛び込むシーンで驚いたら、続けて高木さんも飛び込む、ここが泣ける。
(永野芽郁さんも感動して泣いてしまってNGを出した。)
普通ならブーケが落ちたくらいで飛び込まない。
思い込みが激しいか、変わったところがある西片。
その思いを受け止めて、自分も飛び込む高木さん。
普通ならば、さらにあり得ない。
これはもう「告白」と「OK」を言っているのと同じ。
きっと現実で起きたら、同級生一同で冷やかした後、拍手喝采に違いない。
映画全体では、優しさと、温かさ、毎日かわす言葉の大切さが詰まったような映画で、観ていてほっこりしました。
クライマックスの長回しの二人のシーンなどで、「好き」は何なのかを面倒くさくなるほどに突き詰める、普通なら考え込まずに飛ばしてしまうようなことを、丁寧に真摯に描こうとしているのがいい。
不登校の男子と女子の話では、本当の気持ちを相手に伝えることについて、生真面目に紐解いて見せる。
それらの気持ちに、やさしく寄り添ってくれる。
そしてまさか、付き合ってくださいが言えなかったのが、結婚申し込みというフアインプレーには、さすがに驚きました。
けどそれが最高に良かった!
最近の日本の恋愛映画では、突然相手がいなくなったり、実はすでに死んでいたり、余命が短かったりと、安易なワンアイディアの悲劇や不幸とサプライズで涙を誘うようなものばかりで、本当に嫌になっていたところでしたから、本当に良かった。
と思ったら、やっぱり監督・脚本が「アイネクライムナハトムジーク」の人でした。
また、この主演の二人だからこそ実現した、この絶妙な空気感も大事。
特に永野芽郁のキャラクターによるところが大きい。
中学生二人も好演。
ドラマの映像の引用も効果的で、その短い時間だけで、自分は未見でしたが、ドラマ版の二人の好演もわかる。
二人のハッピーエンドを作りたくなる気持ちがとってもわかる。
ロケ地の小豆島の風景もいい。
ただ、タイトルにもある「高木さんにとって、からかいとは何ですか?」とセリフでじかに聞いてしまうのは、しかも本人の口からはっきり答えさせるのは、野暮です。
が、それもはっきり言わないと伝わらないと言いたいのかもしれません。
でも要するに「いちゃついている」だけなんですよね。
二人だけにわかる、とても幸せな時間なんですよね。
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