「嫌な奴がでないと作品はいいですね」映画 からかい上手の高木さん ウルスアベイユさんの映画レビュー(感想・評価)
嫌な奴がでないと作品はいいですね
原作やドラマは知らないです。今泉監督作品なので観てきました。
去年の「ちひろさん」みたいな気楽に見られる良作でした。嫌な奴が出ないのはいいです。中学校にいじめやうざい親が出ないのも安心です。
監督らしい間のとり方と、おハコの主演2人の会話の長回し、ありましたねぇ、たくさん。もう少し自然体がよかった気がします。セリフがわざとらしい?
白鳥玉季さんは大人っぽくなりました。相変わらず上手いです。松坂桃李さんのロリの相手だった前作より、エンケンのバディだった過去作の演技がわたしは好きです。
同級生を演じていた斎藤くん、初見でしたが、最も驚いた存在です。永野さんとの共演シーン、いやぁ凄いなと思いました。大出世するんじゃないですかね。菅田さんレベルまで。
エピソードも中学生同士の方が面白かったかもしれません。
永野芽郁さんは過去作観てましたが、余り記憶になかったです。今回はずっと同じテンションでの演技だったんだと思いますが、綾瀬はるかさんみたいでした。というか、わたしこの世代の人気女優さんもよくわかんないんです。大好きな小松菜奈さんとか広瀬すずちゃんとはわかるんですが、いわゆる正統的な美しさの方々、ナガノさん、カワグチさん、ハマベさん、フクハラさん、ヨシネさんとかファンの方々には失礼ですが、パッとテレビやネットに登場してもすぐには区別つきません。もう少し個性が欲しいです。
あとつながりで志田彩良さんがいたりして、結局は今泉風全開だなと思ったりして楽しみました。
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