劇場公開日 2024年5月31日

「台湾映画「藍色夏恋」を思い出す。」映画 からかい上手の高木さん 羅生門さんの映画レビュー(感想・評価)

5.0台湾映画「藍色夏恋」を思い出す。

2024年6月3日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

幸せ

年取るとこのような純愛映画に心鷲づかみにされる。台湾映画「藍色夏恋」のグイ・ルンメイとチェン・ボーリンの初々しさが思い出される。この映画は謂わばハッピーエンドの部類(ネタバレになるならご免なさい)なので、ホッとする。今泉力哉監督は「ちひろさん」からもっと年齢層を下げた主人公を取り上げたが、そのせいか若干ポエム・ファンタジー的な世界観になったきらいはあるが、楽しめた。難を言えば、今泉力哉らしい強引な画作りをぶっ込んで欲しかったかな。次は新垣結衣などのレベルを開花させて欲しい。いずれにせよ「マイ・ブロークン・マリコ」以来の永野芽郁の魅力全開で素晴らしかった。

羅生門