「悪い映画ではない…が、最高にキモいので注意…」Saltburn 昭和ヒヨコッコ砲さんの映画レビュー(感想・評価)
悪い映画ではない…が、最高にキモいので注意…
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主人公オリヴァーは勉学に励む奨学生ではあるものの、真面目さよりも不器用さの方が印象強く、「オリヴァーの良さ」というものは妙にマッチョなこと以外は見当たらないので、共感性羞恥以上の共感は生まれにくい。
フィリックスの距離感の近さとスキンシップの多さもミスリードのような露骨さを感じないでもない。
本作は一見するとブロマンスあるいは同性愛的な物語の展開を思わせるものの、どこか腑に落ちない感じがあったので結末は納得。
そもそも私は最初から疑ってた。
真っ先に連想したのが「太陽がいっぱい」やそのリメイクの「リプリー」だったから。
しかし、本作で特筆すべきは最高にキモいこと。
オリヴァーの存在感がシンプルにキモいのだが、生理的に受け付けない奇行がいくらかある。
・フィリックスの妹とのラブシーン
・排水口を啜る
のはマジでキモい。
もうちょっとでゲボ吐きそうになった。
ラストのスッポンポンダンスよりもこのシーンにぼかしを入れてくれ…
マジ何なんだよ…この映画…
最後まで観たけど、観たことを後悔。
決して悪い映画じゃないんだけど、キモいんだよ…精神汚染されるよ…
イギリスを舞台にしている、とのことで文化的な理解度が足りずに困惑。
ソルトバーンへの滞在はオリヴァーたちは卒業後?就職とかどうなってるの?
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