もしも徳川家康が総理大臣になったらのレビュー・感想・評価
全81件中、1~20件目を表示
「内閣総理大臣は国会議員から選ぶ」それが憲法。
バカバカしい
日本を代表する芸術家たる狂言師を。こんな使い方してはだめだ。実に情けない。
役者さん方が可哀想になる。
まぁ、一つのデフォルメとして見るなら、日本の経済は内需拡大にあると見れる。
つまり、なぜ家康なのか?
鎖国してもグローバル経済は止めるべきと言っている。と思えばよいのか?
それならわかる。
僕は個人的に凄い偉人と思っている者が一人いる。それは
ユーゴスラビア大統領の「ヨシップ・ブロズ・チトー」である。
それと、レーニンとホーチミン二人の廟には行った。でも、毛沢東廟には足を運んだのに会えなかった。予約が必要と知らなかったからだ。来年の初頭に行く事にしている。社会主義三羽烏。20世紀の一期一会なんだろうね。社会主義は20世紀の奇跡だと思っている。
構想が面白い。個々の大臣の取組みを深掘って欲しかった。
偉人内閣の面々が面白い!
その冒頭のワクワク感が最後まで続けば良かったのだけれど...
最後の演説など部分的にはグッとくるものがあった。
偉人たちは命をかける争いのある時代を生きていたから、
自分の意思決定(判断)に必ず人の生死がつきまとう。
当時は今ほどの情報量はない=判断材料が少ない分だけ判断までがシンプルだったという見方もできる反面、それらも含めて権限と責任が連動していたようにも思う。
ある時は自分をはじめ一族や家臣の命もかけるのだから、まさに一所懸命。
今ある世の中は突然できたわけではなくて、過去の人たちが次(後世)に繋いできてくれたものでもある。
大切にしつつ、自分事として次に何を繋いでいきたいかを考えたいと思った。
浜辺美波さんは日本の宝ぜよ
ちゃんとシナリオ把握せず鑑賞しましたが、現代に甦る偉人ジャーズの皆さんはホログラムAIだったのですね
ホログラムAIに感情があるのかなんかその辺の細かいところは置いといて話が進みますが、現代に生きる我々に刺さるメッセージもあり思ったより良かったです
ただ、コメディにするならもっと振り切って良かったかも
微妙な陰謀と策略で話の方向性がちょっとブレた印象
頭を空っぽにして少し楽しい映画を観たい人にはちょうど良い映画でした
そして、浜辺美波さんはとにかくかわいい、美しい、満点
後半は政治に対するメッセージを感じる作品だった
原作であるビジネス小説は読んでいたので、小説をどう実写化したのか興味があり鑑賞。
コロナのクラスターが首相官邸で発生したことで、総理大臣をはじめ主要な大臣が亡くなり危機的な状況に直面した政府は、最後の手段として歴史上の偉人たちをAIホログラムで復活させ最強の内閣をつくり、危機的状況を乗り越えようとするところから物語が始まる。
鑑賞してみての感想としては、2時間枠におさめないといけない事もあり、原作を忠実に再現することは出来なかったけど、これはこれでありなのかなと自分は感じた作品でした。
小説とは違うラストでしたが、この国を変えていくためには偉人の力といった他人に依存するのではなく、自分自身としての個人が変えていきたいとの思いで動くことが大切なのだと、この映画から問われているようにも感じた作品でした。
もしもだから、大胆な政策が可能だけど現実はなかなか難しい面もありますが、今の時期だからこそ見た方がいい作品なのかなとも感じた映画でした。
今こそ政治に期待せよ!
完全コメディかと思いきや、けっこう風刺きいてて面白かった!
が、関西人が愛する太閤さんが悪者なんはちょっとツラいなぁ💦まぁうまいことまとめてくれたし、退場シーンはちょっとかっこよかったから安心したけど。
最後の家康のスピーチとかすごいよかった。
安寧の世の為に今こそ一人一人立ち上がろう🙌
SF歴史コメディ
まあ、日本らしいSF歴史コメディだが、AIを過大評価しすぎでしょう。
歴史上の偉人を復活させて内閣をつくるとしたら誰をどんな理由で選ぶかといった前段からスタートした方が興味深くなる気がした。黒澤さんの名作「七人の侍」やパロディの「荒野の七人」でもメンバー選びの前段があるからドラマ性が深まっていたでしょう。
いずれも大河ドラマなどで有名な人ばかり、知名度優先の人選はちょっと疑問。コロナ禍の偉人たちの政策も派手に騒いでいるだけで感心するほど斬新ではなかったですね。そもそも仮想内閣をつくれるほど科学技術が進歩しているならリモートワークとロボットで乗り切れたでしょう。どういう訳か偉人たちはアンドロイドではなくホログラフという目の錯覚だけの存在に設定したのだから、刀を振り回したりのアクションは無理でしょう。発想は面白かったのですが歴史コメディだけに頼らず、製作に当たってはもっと各分野の専門家の知見を集めて脚本を練るべきでしたね、ひょっとするとメイキングの方が面白い映画になったかも知れませんね。現代の主人公をテレビ局のジャーナリストにしたのだから「英雄たちの選択」の磯田道史さんなら誰を総理に選ぶか、どんな政策が期待できるか等、聞いて欲しかった。
アイデア勝負‼️
徳川家康や織田信長、豊臣秀吉、坂本龍馬など、歴史上の偉人たちを復活させ、内閣を作り、国を収めてもらおうというお話‼️それぞれの偉人たちの個性を考えたポストを用意させ、キャスター役の浜辺美波と坂本龍馬のちょっぴりロマンスもあったりして、楽しい映画だと思うし、それぞれキャストの皆さんもハマり役‼️ただ一つ‼️偉人たちを復活させるのがAIと3Dホログラムというのが頭をひねってしまう‼️3Dホログラムだけに触れることも出来ないし、そもそも生きてる時の記憶がそのまま残ってるのもウソっぽいし、いくら映画といえどリアリティ無さすぎ‼️せめてイカれた科学者がタイムマシンを発明して、それでタイム・スリップして偉人たちを過去から連れてくるとか。そういう設定だったらもっと楽しめたのかも・・・‼️
政治がテーマの邦画は、いつも曖昧
少し期待はしたが、やはりイマイチだった。
ベースの価値観を肯定し、その価値観の中での「問題点」を指摘する。いつもの政治系邦画パターンである。具体的には、民主主義は是であり、それに積極参加しない、自分たちで考えない、国民が問題である。ということを、リーダーである徳川家康が国民に諭して、映画は終わる。
民の安寧のために、家康が徳川幕府を開き、260年の平和をもたらした。ここはそうかもしれない。しかし、徳川幕府は「民主主義」ではない。
国民の7%しかいない武士による「寡頭政治」が江戸幕府だ。
その他、ここで出てくる偉人たちが行った政治も、独裁政治もしくは寡頭政治であり、
ラストシーンで、映画ではヒールの豊臣秀吉が放った言葉「俺たちに任せて、民は従っていればよい」こそ、偉人たち全員の本音だろう。
私としては、日頃、「民主主義こそ正義」と声高に叫んでいる日本国民が、
偉人たちの寡頭政治に満足している自分たちにはたと気付き、そこを起点に、望む政治とは何か、宗教のごとく信じている民主主義の是非を、改めて自分たちで考えていく。そんな内容のほうが、ストーリーとして面白いのではないかと思った。
映画の最後では、「民を信じる」と家康は言って、内閣解散、消滅するが、
本当の家康は、そんな無責任なことはしなかったと思う。
民を信じたら、また戦国時代の殺し合いに逆戻りだと思ったから、
家康は、ガチガチの枠組みを日本社会に組み込んだのではなかったか。
偉人をAIで復活させ、日本人の問題点を語らせるまではいいが、最終的に、丸めてしまう。
政治をテーマにした邦画の曖昧さが出ている、そんな映画であった。
今観る面白さ
テンポが良く、期待以上に面白かった。
知ってると楽しめる笑いが散りばめられていて、特にロックダウンのところで出てきた青い服のあの人、まんまの役で驚かされた。
奇想天外な設定、見た目も楽しい個性的なキャラクターと俳優陣、後半の心を揺さぶる長台詞。
映画単体では、あっさりストレートな印象かなと思ったが、後半気づいたこと。最近まさにこういう光景を国内で見なかったかしら。
劇中では見事種明かしが行われて、煽動された民衆が目を醒ます(!)ところが描かれる。私たちはそれをスクリーン越しに俯瞰して見せられ深く頷いているけれど、現実社会では、仮想敵を作って強い言葉を吐いてくれるリーダーに、良く知らなくても肯定的に認識しようとする自分たちがいることに、うすら寒くなった。
種明かしなくその時代に生きている当人たちにとって、自分たちを客観的に俯瞰することって至難の業だ。
そして、ひっくるめて一塊りにして敵視することの容易さと危うさ。
現在進行形で紡がれる今の社会が、この映画の感想をより深めてくれるはず。
竹中直人さんの声が縦横無尽、映画館で聞いて良かった。
出オチ感が
時代劇のキャラをもってくるコメディとしては、タイトルもだけど出オチ感があり過ぎる。
そのため途中から展開が読めてしまった。
小ネタなども少なくコメディなんだけど笑えなかった。
もう少し俳優さん(竹中直人さんたち)をもっと遊ばせて欲しかった。
社会問題
考えさせられる内容だった。
今作は、過去の偉人達(徳川家康、織田信長など計10名)が現代に蘇り、その偉人たちによって結成された最強ヒーロー内閣の活躍を描いたコメディ映画だ。
コメディ映画ということで、わちゃわちゃと見ているだけで楽しめた。
特に時事ネタや攻めた内容(風刺)多めだったのが個人的に好印象で、
論破王のLIVE配信、居眠りする議員、大衆に流される国民、などなど。
近年話題に上がる内容の数々をみながら、過去を振り返るような感覚を覚えた。
タイトル(『もしも徳川家康が総理大臣になったら』)
に『もしも』とあるように、今作はもしものお話であり、その中でもコロナ禍のifストーリーである。
新型ウイルス(コロナウイルス)が世界中で流行り、将来への不安や混乱を招いたことは、まだまだ記憶に新しく、未だにその影響の余波は残り続けている。
しかし、この物語ではコロナというウイルスを偉人たちによって即座に対処される。
それによって、この物語の序盤部分でコロナ禍はほぼ終息し、平和な世界が訪れる。
現代の社会では何年も残り続け恐怖を与えてきたコロナウイルスが、30日ほどで対処されたのだ。
現実の日本の政府がもしも、すぐにコロナウイルスへの対策を打ちだしていたのなら……ロックダウンや給付金を即決し行動していたのなら……こんな惨事にはならなかったのではないか。
そんな想いをこの映画からは感じられた。
そんな国に対して反抗的であり切望的な想いは、後半、腐った国の姿を如実に描き、映画鑑賞者(ifではない日本に生きる一国民)である、私たちへとメッセージを届ける。
自分の意思を持たず、流行に流される消費化社会。
有権者でありながら政治に参加しない人々(若者)。
作中のラストでは徳川家康(総理大臣)の言葉に、会場に集まった民衆が耳を傾ける。
その中には今まで世間に流されることなく疑問を抱き、時に苦笑いをしていた西村理沙(新人記者)の真剣な姿もあった。
そしてその後、徳川家康のなき今、徳川家康の言葉に動かされ若者の多くが投票に向かうようになり、政治に関心を持つようになる。
西村理沙(新人記者)は、徳川家康の言葉を受け、その意志を言葉を胸に記者を続ける。
徳川家康という偉人の言葉によって、現代の人々は揺れ動き日本は変わっていく。
ハッピーエンド。
面白い映画だった。
役者さんの演技は迫力があり、時代劇のようなシリアスさを感じたし、近代を舞台にしていることを元にしっかり描ききられたストーリーは圧巻だった。
監督や脚本家の方が『翔んで埼玉』の方々によるコメディ映画ということで、終始面白いネタがあることで、楽しめた。
が、1つ……。
題材がなかなかに攻めた内容だったためもう少ししっかりと描ききって欲しいところがあった……。
徳川家康の言葉は時間が経てば風化して、世間は元通りに戻ってしまわないだろうか?
結局のところ、みんな今までと同じく大衆に流されているだけではないだろうか?
主人公である西村理沙さんは今回の件を経て、元々の夢であったアナウンサーを蹴り、自分の意思で記者を続けるという成長をした、でも他の人はどうだろうか?
西村理沙さんの上司は何か変わったのか? 若者が選挙の投票に行くようになった中での個人、個人の気持ちの変化はどうなっているのか、そういったところをもっと写して欲しかった。
もう一歩先に踏み込んだ、答えが欲しかった。
結局、自分たちは何をしたらいいのか。
消費される世界で、織田信長から豊臣秀吉にみんな移り変えたように、徳川家康の言葉が忘れられる日は近いのでは無いだろうか。
(自分としては、ラスト徳川家康たちの話す場所が舞台の上だっただけに、演劇を見ている気持ちになってしまい……話す言葉も行動も茶番に感じてしまったのだが……。民衆の人たちがそれに真剣に聞き入る姿が何度も映され、そして拍手が巻き起こるのをみて、「こんな批判的なことを思っている自分が間違っているのだろうか?」 と思った。大衆に流されてしまった…… 大衆心理から逃れるのは……難しい。)
いろいろ外している
原作はコロナ(2020)が始まって一年目ぐらいにヒットした小説です。
閉塞した自体の雰囲気の中で発表(2021)されたため、決断力と実行力に溢れた「もし徳」は、政府や社会の風刺としてウケたのでしょう。
しかし、映画の中で描かれている理想の政府が成し遂げた「海外と比べて桁違いに少ない被害」を、当時の政府の方針や日本国民の行動により実際に実現してしまったことが、現在(2024)ではハッキリしてしまっています。当時の限られた情報の中では最適解を出していたと言ってもいいでしょう。
それを風刺しようとしている時点で、映画化の時期を「外して」います。
また、風刺の一環で、実在の人物をオマージュして登場させていますが、あまりに稚拙で、モノマネレベル。明らかにその人物がしそうにないことを度々しており、これも「外して」います。
楽曲もQueenなどの名曲に似せて作ることでギャグにしていますが、これまたレベルが低すぎてギャグにもなっておらず、「外して」います。
設定のキモのSF的設定もボロボロで、ギャグとしての「すこしふしぎ(SF)」として考えてもお粗末で外していると言っていいでしょう。
おそらく映画のハイライトであろう、主役の長台詞による演説も上滑りしてて、肝心の伝えたいテーマも陳腐で語り尽くされたメッセージに過ぎず、これまた外している感がすごかったです。
全体としては、風刺というものの難しさがよくわかる映画です。タイミングとどこまで似せるかという匙加減の、ダメな例として参考になりました。
映画としては、暇つぶしにはなりましたが、わざわざ見るまでもない程度かと思います。
ちゃんとしていて面白い。家康、信長、秀吉、竜馬が大活躍。中でもさすが東宝シンデレラの信頼も厚く浜辺美波が好演! ただ、ロックアウトできれば世話なかったよ!
観る前は、どうせ政策よりも、ただ甦った偉人キャラ達をいじって、受け狙いでドタバタさせるだけだろうと思っていましたが、結構ちゃんとしていて、さすが「翔んで埼玉」を傑作に仕上げた監督だけのことはある!と感心。
ちゃんと笑わせながら、偉人の復活後に暴走、陰謀で面白く見せてくれました。
最後、感動的なメッセージも野村萬斎なら納得。
その野村萬斎は、さすがにきちっとえんじていますが、それゆえ少し地味で、活躍の場が少なかった印象。
その分やはり、どうしても目立つGACHTも、きちっと真面目に信長を演じきっていたのはさすがです。
キッチリ真面目に演じているのが本作では非常に重要!
さらにすっかり秀吉俳優になってしまった竹中直人も大活躍!
安定しすぎの好演。
竜馬も好演、聖徳太子は全く新しいイメージでした。
何より浜辺美波が、濃いキャラ連中を向こうに回して、ちゃんと役目を果たしていて好感度抜群!
真面目で清楚で少し抜けてる感じが、観ていてとっても心地いい!
さすが東宝シンデレラ、東宝の信頼も厚く、こういう役割は本当にそつなくこなされます。
ただ、フィクションだから都合よく展開したが、コロナ渦で簡単にロックアウトで卍上手くいけば、世話なかったでしょう。
現実では、ロックアウトさせないために、日本中が苦労して乗り越えた危機を、簡単に片づけられてしまったのは、本当に心外。
大変な思いをした全日本国民に対して、失礼で許せませんよ!!!
疑問点は所々あるけれど……
気になっていたのになかなか観るタイミングがなく、やっと拝見。
個人的には面白かったです。パロディや小ネタがあって笑っていました。これもそれもキャスト陣のピッタリさと演技力の賜物じゃないでしょうか。
コメディとして観ていたから歴史上の人物が史実と異なるとかそういうのは特に気にならなかったです。けど、せっかくみんな個性的なのでもう少し一人一人ピックアップしても良かったのかなと。
コロナ禍で記者がマスクなしが多かったことが疑問。マスク供給が少なくても、そういう方々はちゃんとしていたと思うしあんなに記者が集まって密集するのはどうかと思う。
途中ミステリーが入ってきた辺りは眠くなってしまった。
秀吉だけ使えるゴッドハンド……急に!?家康が再登場して四面楚歌状態になった時になぜあのゴッドハンドを使わなかったんだろ…。あれを使えばすぐさま独裁政治ができたのに……。
最後の演説は凄くありがたいお言葉だったし心に響きました……が、もう少し短くてもいいのではないかな?
後半になってコロナ云々なことは忘れてました。ロックダウン解除してもマスクしなきゃじゃない?まだあの頃はよくわからない病原菌だったわけだし。
腑に落ちないところは所々ありますが、面白いは面白いです。やはりキャスト陣の演技力のおかげですかね。
設定による期待値の高さと後半の失速感
2024.8 映画館にて鑑賞。
事前情報なしで、以前見た予告編のワクワク感に駆られて観ました。
予告編の段階では、日本を立て直すために集められた偉人達がギャグ満載で政治を一新していくコメディータッチの作品かなと思っていました。(『テルマエ・ロマエ』や『翔んで埼玉』の監督やスタッフが携わっているので尚更)
蓋を開けてみると、シュールなギャグとコロナ禍の改革は早々に終わり、その後はチープな謎解き、裏切り者による謀反との戦い、そして家康公からのありがたい説教による「政治参加へのすゝめ」
うーん、、、、、
もうちょっと各大臣のキャラを全面に出して改革を行っていく様を見たかったし、前半がわちゃわちゃしていた分、後半の秀吉が家康に対して牙を剥くシーン辺りから退屈な印象でした。
社会風刺を盛り込んだメッセージ性のある映画にしたかったのかもしれませんが、それにしてはちょっと中途半端な感じというか、、、
こうした映画に正確な時代考証や細かな描写は求めていませんが、ホトトギスの句の使い方などを見ていると、「そのセリフありきで強引にストーリーを作ったんじゃない?」という稚拙さが拭えませんでした。
興味をそそる設定と豪華キャストによる演技は抜群でしたが、そこに脚本や演出が追いついていないというのが正直な感想です。
あと龍馬と記者の関係とか、変に期待させるだけして特にストーリーには何の関係もないところもノイズになっていた印象です。
全体的に惜しい感じでした、、、!
令和日本全方位パロディ
コロナ禍令和日本全方位パロディ。
徹子の部屋とか、暴れん坊将軍とか、大江戸捜査網とか、元ネタ古いんで高齢層向けですかね?
まっ、おちゃんは楽しんで笑いましたけど(笑
最後の方は結構説教臭い
出オチ感は否めない
令和の日本に偉人内閣が発足する、という設定と歴史ネタの面白さだけで1本は厳しかったか…
前半は面白かったんだけど、後半話が真面目になりだしてから失速。
茶番が見たいのよこっちは。
犯人探しのくだり、もう少しどうにかならんかったのかしら…
最終的に現代人に喝を入れるオチも普通だし。
あとコロナで総理亡くなった設定なのにマスクの人が少なくてなんか気になる。
北条政子の徹子の部屋パロ
大河ドラマ化を喜ぶ紫式部
どうする家康
豊臣秀吉の心配御無用
待たせる土方
面白い所は大体予告で見たシーン。他の見所はGACKTの敦盛くらいか。
GACKTの信長良かったけど、私の中では未だ上杉謙信のイメージが強い。
徳川家康も、タイトルロールの割には活躍が少なかったのが残念。落ち着いた印象で、秀吉や信長ほどキャラが立たなかった。
赤楚くんの坂本龍馬はカッコよかった。
もっともっと色んな偉人が見たかったなー。
結局のところ、令和に推し(山本耕史の土方歳三)がスクリーンで見れたのでそれだけで良し。
新選組!から20年経ってのキャスティング痺れました。ありがとうございました。
ギャグのテンポがいい
コメディとして秀逸だ。ひろゆきっぽい人があーだーこーだ言うシーン、ガクト扮する織田信長が三密をするシーンは吹き出してしまった。
個人的にはロックテイストの君が代が流れて、天照大神が出るところで大爆笑。こういうパロディ、風刺はキレているし、序盤はギャグのテンポも良い。
ストーリーは偉人内閣に懐疑的だった日本国民が、やがて改革に熱狂して未曾有の内閣支持率を叩きだし、それを豊臣秀吉が乗っ取ろうとする。
この辺りも風刺が効いてる。波や空気さえできてしまえば、バスに乗り遅れるなとばかりに危険な権力でさえ、深く考えずに消費する現代の浅薄さに警鐘を鳴らしている。
最後は徳川家康の大演説で終わるのだが、ここにもっと皮肉が効いてもよかったのではないか。「まあ、いいことは言ってるんじゃないの」とは思うものの、メッセージがあまりにもストレートかつありきたりで平板なもので盛り上がりにかける。コメディなので綺麗な着地を目指した方が丸く収まるという判断なのかもしれないが、小池百合子や天照大神をギャグにするくらいだから、もっと皮肉めいた後味の悪いオチでも、それなりの納得感は得られたのではないかと感じる。
コメディ映画にアイロニーのクオリティを求めるなと言われたらそれまでだが、コメディなんだから、もっとオチは馬鹿馬鹿しくても良いとは個人的には思う。
前半の飽きさせない展開はとても楽しめる。
嫌いじゃない
コメディとして楽しく見るぶんには嫌いじゃないです。ベースがビジネス書の割に、歴史や政治がわからなくても楽しめます。
10人の偉人内閣ですが、やっぱり信長、秀吉、家康のキャラが強いw
小籔さんが仕切るニュース番組のくだりが楽しくてお気に入りです。
若者に選挙投票を呼びかけるようなラストでしたが、見に来ているのは熟年層ばかりで、20代30代はあまり見受けられませんでしたね。
全81件中、1~20件目を表示











