もしも徳川家康が総理大臣になったらのレビュー・感想・評価
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自分自身に期待する必要性、自分自身を信じる必要性、結局は今を生きる私達次第なんだ。。。
自分自身に期待する必要性、自分自身を信じる必要性、結局は今を生きる私達次第なんだ。。。歴史の偉人達は確かに力強いし説得力があるし、偉大だよ、だけど、今のこの時代を生きてるのは私達で私達ひとりひとりにかかってる、、、そういうことだと思って、改めて本当の安栄の世の中は簡単には成り立たない、しっかり生きていかなきゃいけないよな、と。。。 肩苦しく書き出しましたが、映画自体はエンターテイメント作品で安定して面白くて、ところところクスッと来たり、謎解きあり、感動あり、オマージュあり(笑) 徳川家康総理大臣役、野村萬斎さん貫禄あったし、やっぱり秀吉役は竹中直人さんがまさしく王道だし、Gacktさんの信長はビジュアルだけでもこの人しか演じれない魅せる信長✨✨✨✨👍️あと、ミスター土方歳三こと山本耕史さん!!!名物“待たせたな。”健在!!!坂本龍馬役の赤楚衛二さん、かっこいい!!!西郷どんでの旬さん竜馬と同じく長髪龍馬なのがたまらくイイ!!! あと、実在のテレビ番組まで登場してくるし(笑)
私はついていきたい
たまたま撮影を目撃した時からずっと気になっていたこの映画 それ以上でもそれ以下でもない情報で見た映画 結果それ以上の気持ちを得て映画を見終えました “ちゃんと選挙にいこう” “登場人物の過去をもう少し知りたい” “推しが生まれちゃうよね” 終わった後の感想 歴史の人物の人たちは本当に偉大です 自分の意思を持ち道を切り開く力、確かに今の私にはないなって。 逃げて手に入れる安寧と自らの力で手に入れる安寧は見える景色が違うだろうな きっとだろうなって終わらせてしまっては意味がない だからこそそんな宣言の意を込めてここに感想を述べておく。 総じてキャストも豪華で常に前のめりに、そして時に涙した映画
じゃなかった方の日本
まあSFですよね。歴史好きなのでもちろん内閣の人達は知ってましたよ。 大河ドラマ好きでもあるので例えばどうする家康で明智役のあの人とか鳥居役のあの人が出ていたのも嬉しかったです。 まだコロナ期の自分の中での総括はできていないし、あと出しじゃんけん的にこうしていればという部分はありますが、まあ一つの解決法が示されていました。 一番刺さったのは政治を人任せにしているということですかね。龍馬さんが言っていたように微力でも世の中を動かせると信じることは大切です。 サスペンスの要素もあったしパロディとして良かったと思います。
ちゃんとしていて面白い。家康、信長、秀吉、竜馬が大活躍。中でもさすが東宝シンデレラの信頼も厚く浜辺美波が好演! ただ、ロックアウトできれば世話なかったよ!
観る前は、どうせ政策よりも、ただ甦った偉人キャラ達をいじって、受け狙いでドタバタさせるだけだろうと思っていましたが、結構ちゃんとしていて、さすが「翔んで埼玉」を傑作に仕上げた監督だけのことはある!と感心。
ちゃんと笑わせながら、偉人の復活後に暴走、陰謀で面白く見せてくれました。
最後、感動的なメッセージも野村萬斎なら納得。
その野村萬斎は、さすがにきちっとえんじていますが、それゆえ少し地味で、活躍の場が少なかった印象。
その分やはり、どうしても目立つGACHTも、きちっと真面目に信長を演じきっていたのはさすがです。
キッチリ真面目に演じているのが本作では非常に重要!
さらにすっかり秀吉俳優になってしまった竹中直人も大活躍!
安定しすぎの好演。
竜馬も好演、聖徳太子は全く新しいイメージでした。
何より浜辺美波が、濃いキャラ連中を向こうに回して、ちゃんと役目を果たしていて好感度抜群!
真面目で清楚で少し抜けてる感じが、観ていてとっても心地いい!
さすが東宝シンデレラ、東宝の信頼も厚く、こういう役割は本当にそつなくこなされます。
ただ、フィクションだから都合よく展開したが、コロナ渦で簡単にロックアウトで卍上手くいけば、世話なかったでしょう。
現実では、ロックアウトさせないために、日本中が苦労して乗り越えた危機を、簡単に片づけられてしまったのは、本当に心外。
大変な思いをした全日本国民に対して、失礼で許せませんよ!!!
現代国民のアホさを痛烈に批判し、猛省を促す痛快作
いったい、どのくらい“政治に少しでも関心のある人”はいるのでしょう? 最近よく言われる「政治に対する無関心」「投票率の低迷」などなど。国民の権利である参政権を行使しない人々は多いと私は感じています。かといってなにか不信があると、投票もしていないのに政治について大言壮語する人、また知名度・露出度を活かして自分の声が“世論の声”と思っている人、それで支持率を上げようとしている人もいるのではないでしょうか?少なくとも私個人としては、そういう輩は少なからず“いる”と感じています。 そんな中、本作は自分の心を痛快に差し込んできた! もちろん私もそこまで政治に詳しくはないです。しかし自分なりに情報は得て考えを持っている方であると思うてきました。しかし、本作を観て自分も含め“政治に対する日本人のアホさ”はヤバいレベルで酷いと痛感してしまいました。コミカルに、面白く観やすく描いているとはいえ、大胆不敵に“政治”というジャンルに土足で踏み込み、今の日本には間違いなく必要なメッセージを直訴している本作・・・。 こういうのを、自分は待っていた!! ストーリーとしては、未曽有のウイルス災害(多分COVID-19)により日本国内は大混乱。国は後手後手な対応に追われ、その最中時の内閣総理大臣が急死。政府中枢は麻痺してしまう。このままではまずいと考えた官僚たちは、最新技術AIを駆使し、過去の偉人たちを現代に蘇らせて政を指揮してもらい混乱を鎮めようとする超法規的措置を敢行。ここに徳川家康を首相に据えた「偉人内閣」が発足する・・・てな感じです。 本作は前半パートと後半パートに分かれると思います。前半は如何にしてウイルス災害に対する大混乱を鎮めるか。しかしここは歴戦の勇が集う内閣においてドラスティックに物事が進んでいきます。しかし今振り返れば「そうゆう手があったのか!」と思えるものばかりであることが多く面白い。また政治を進めるにあたって必ず障害になりそうな部分に関しては、そこは過去の偉人たち、なんの躊躇もなく相手に迫って対応する凄みを見せてきます。 これは、今の政治家たちにはできんよなぁ・・・ だって、しがらみばかりやもん。そこに忖度してなかなか抜本的な改革に乗り出せない、勇気を出せない政治家たち。このパートは現代政治家たちの“決断力の無さ”を上手く描いているなあと感心してしまいました。 しかし、真骨頂は後半パート。 なんと一人のAIと裏で引く官僚の暴走によって、日本国民が先導されていくんです。そのカリスマ性と人を引き付ける力たるや、「これはやられるよなあ」と半ば感じながら、その行く末に一つの恐怖を感じてしまいました。 民主主義から専制主義(独裁政権)に代わっていく姿です。 クライマックスに出てくる装飾なんかもうソビエトや中国と言った独裁政権を彷彿とさせるような感じ。そして戦前日本の、いやナチスドイツの全体主義を思い起こさせるような“止められない熱狂感”・・・。これが“民主主義から専制政治に変わる原因の一つか”と感じさせられます。 自分が思うに、上手くいけば手放しでの称賛、悪くなればすぐ掌返しして罵倒し、ころころ変わってて実はその場でしか物事を考えない、扇動されやすい国民が、カリスマ性を持つ一個人に惹かれ、専制政治を作り出してしまうのではないかと思うんです。それはナチスドイツや中国大陸での共産党の台頭と歴史が物語っています。しかし、一個人に任せた結果はナチスドイツの所業、文化大革命、スターリンの大粛清に見られるように、国民にとってマイナスの面が多い結果につながっていることも歴史が物語っています。つまり、 今の日本国民の政治の無関心さは、民主主義を滅ぼす可能性を示しているのです。 国民には参政権があり、自分たちを正しく導くための政治家を推す権利を有しています。しかし、それを行使しないがために変な政治家たちが議会に登っているのが今の日本です。つまり、“政治の失敗は国民が政治家を正しく選ばなかった”ということが言えるのです。つまり、「政治の失敗は、国民に還ってくる」んです。最後のシーンでの徳川家康のお言葉。これが一番響く!なぜ専制ではなく民主主義が良いのか、ここに一つの答えがあるように自分は思うんです。 本作は、過去日本の礎を気づいた偉人たちが現代に蘇り、日本国民に対して政治に関心を持つように訴えかけ、それが未来の日本を良くするのだと猛省を促している、そのように見えました。 私一個人の意見ですが、本作はぜひ政治の無関心層に観ていただきたい。そして、本作が凡作と感じた時、それは日本国民の政治レベルが上がったからだと思いたいんです。
ピリッと風刺もきいてて面白かった
賛否両論あるようですが、私は面白かったです。 ストーリーそのものは、ご都合主義と言われればその通り。 あんなにスムーズにいくはずないよなとは思います。 ただ、単なるご都合主義だけではなく、代替案がないまま、とりあえず反対する野党議員、国会中に居眠りする国会議員、無責任に情報を流すワイドショー、そして深く考えることなく流行りだからと大騒ぎしたり、ちょっとした事で手の平を返す国民と、風刺がきいていて笑いながらもチクッと胸が痛くなりました。 「自分の頭で考えず、誰かの無責任な言葉に流される」 「自分で何とかしようとせず、誰かが何とかしてくれるのを待っている」 など、心に残るセリフが挟み込まれてるのも考えさせられました。
家康がダメ
家康役の方がね、何を演じても一緒だと思ってるから…。同じ一緒でも秀吉はよかったと思う。 一番よかったのは、龍馬が言った「不安とは、自分では何もしようとしない者がかかる病」かな。あのセリフが刺さった。
ふざけているけど色々と的を得ている
悪い評価が多かったのですが、興味があり鑑賞。 色々と疑問に思う所もありますが、現代社会の問題点をうまく描き出していると感心しました。 疑問点としては、コロナ禍なのにマスクしてないなぁとか、ホログラムなはずなのに物に触れたりとか…。ただ、与党案にダメ出しだけして代替え案を出さない野党議員とか、会議中に居眠りする議員だとか、自分で本当の事を知ろうともせず、ネットやテレビの情報に流され自分で考える事をしない国民に対して家康さんや信長さんが放つ言葉には重みがありました。 現代の利権やお金の事しか考えていない政治家に観ていただきたい映画です。
疑問点は所々あるけれど……
気になっていたのになかなか観るタイミングがなく、やっと拝見。
個人的には面白かったです。パロディや小ネタがあって笑っていました。これもそれもキャスト陣のピッタリさと演技力の賜物じゃないでしょうか。
コメディとして観ていたから歴史上の人物が史実と異なるとかそういうのは特に気にならなかったです。けど、せっかくみんな個性的なのでもう少し一人一人ピックアップしても良かったのかなと。
コロナ禍で記者がマスクなしが多かったことが疑問。マスク供給が少なくても、そういう方々はちゃんとしていたと思うしあんなに記者が集まって密集するのはどうかと思う。
途中ミステリーが入ってきた辺りは眠くなってしまった。
秀吉だけ使えるゴッドハンド……急に!?家康が再登場して四面楚歌状態になった時になぜあのゴッドハンドを使わなかったんだろ…。あれを使えばすぐさま独裁政治ができたのに……。
最後の演説は凄くありがたいお言葉だったし心に響きました……が、もう少し短くてもいいのではないかな?
後半になってコロナ云々なことは忘れてました。ロックダウン解除してもマスクしなきゃじゃない?まだあの頃はよくわからない病原菌だったわけだし。
腑に落ちないところは所々ありますが、面白いは面白いです。やはりキャスト陣の演技力のおかげですかね。
期待外れ
詳しいわけではないのですが、高校の時は特に大学受験に備えて日本史の勉強を頑張っていたこともあり、この映画は観たいと思っていました。
実際、設定やちょくちょく挟まれる小ネタ(パロディ)は面白かったです。と言っても普通に義務教育で日本史を勉強してる人なら大体はわかるもので、時事ネタ等も多く、その辺は観てる人のほとんどが理解して楽しめると思います。面白いと思うかどうかはともかく。
新撰組や石田三成や緒方洪庵まで居るんかいとは思いました。
一番のツッコミどころは家康に密かにプログラミングされた暗号ですね。スペードのキングは主人公の世界史の知識も活かせるし良いアイデアだと思ったんですが、「バク」だから「バグ」ってどうなん…。ていうか、まさか妖怪のバクだとは思いませんでした。アリクイにしか見えなかった。バクって元は中国発祥、仏教伝来とともに日本に伝わってるものだからああいうタロットカード風なのもしっくり来ない。バグを表現したいなら、私なら虫にするかな。あと、顕現したばかりにも関わらず現代社会にめちゃくちゃ適応してた家康が、10ヶ月も経ってバグも分からないというのはどうなんだろう。
大衆の意見に流される国民、それを戒める坂本龍馬と徳川家康、という図の表現があまりにも直接的すぎて、こちらも安直な印象を受けました。多分、この映画が伝えたいメッセージは最後の家康の演説で事足りるので、わざわざ映画にしないでツイートとかで良かったと思います。国民の多くに選挙権があるのに投票率が少ない!というのはご最もだけど、若者は政治に興味が無いんじゃなくて、あなたのように真剣に国政に取り組もうとする政治家が居なさすぎるんだよ。国会で居眠りしてる議員を目の当たりにしてるのにそこまで思い至らないんだ。って感じです。
劇場を出る時に居眠りしてる人を見かけて驚きましたが、まあこのつまらなさじゃ寝ちゃってもおかしくないか。と思いました(これは国会じゃないからね)。主題歌が新しい学校のリーダーズっていうのも微妙なチョイスすぎて、エンドロールで退出する人もいました。
大河ドラマのパロディは「光る君へ」だけかと思ってましたが、多分「どうする家康」もそうですよね。そういうくだらない小ネタは大好物なので私は面白かったです。ただ全体的な総括としては思ったよりつまらなかったです。
設定による期待値の高さと後半の失速感
2024.8 映画館にて鑑賞。
事前情報なしで、以前見た予告編のワクワク感に駆られて観ました。
予告編の段階では、日本を立て直すために集められた偉人達がギャグ満載で政治を一新していくコメディータッチの作品かなと思っていました。(『テルマエ・ロマエ』や『翔んで埼玉』の監督やスタッフが携わっているので尚更)
蓋を開けてみると、シュールなギャグとコロナ禍の改革は早々に終わり、その後はチープな謎解き、裏切り者による謀反との戦い、そして家康公からのありがたい説教による「政治参加へのすゝめ」
うーん、、、、、
もうちょっと各大臣のキャラを全面に出して改革を行っていく様を見たかったし、前半がわちゃわちゃしていた分、後半の秀吉が家康に対して牙を剥くシーン辺りから退屈な印象でした。
社会風刺を盛り込んだメッセージ性のある映画にしたかったのかもしれませんが、それにしてはちょっと中途半端な感じというか、、、
こうした映画に正確な時代考証や細かな描写は求めていませんが、ホトトギスの句の使い方などを見ていると、「そのセリフありきで強引にストーリーを作ったんじゃない?」という稚拙さが拭えませんでした。
興味をそそる設定と豪華キャストによる演技は抜群でしたが、そこに脚本や演出が追いついていないというのが正直な感想です。
あと龍馬と記者の関係とか、変に期待させるだけして特にストーリーには何の関係もないところもノイズになっていた印象です。
全体的に惜しい感じでした、、、!
何か焦点が定まらず中途半端な作品
おふざけ的な作品なのは明確だが主役 主人公は東宝看板に偽りあり娘浜辺美波か!竜馬 家康 聖徳太子 それぞれ時代がバラバラなので話を合わせるのは無理がある どうせなら翔んで埼玉の様なドタバタ劇かNHK再現ドラマみたいな教育番組的のどちかにした方がよかったかも!
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