劇場公開日 2024年7月26日

「エンタメ特化!日本をもっと好きになれる最高のお祭り映画‼」もしも徳川家康が総理大臣になったら ヨシラさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5エンタメ特化!日本をもっと好きになれる最高のお祭り映画‼

2024年7月26日
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鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

興奮

この映画は沢山の人に観てもらいたいと思ったので物語の本筋に関わるネタバレは避けてレビューします!
劇場に朝イチで観に行ったのですが客層はシニアが多めでちらほら家族連れがいる、といった印象。それを見て勉強がニガテだった私は「エンタメ映画とはいえ政治テーマは難しいかなあ…」と思いながら鑑賞を開始したのですが、めちゃくちゃ杞憂でした!!
まず、誰にでも観やすくデフォルメされた偉人たちを豪華絢爛な俳優陣が演じられているので見応えがあり、偉人と呼ぶに相応しい貫禄を放っているため、画力(えぢから)があって見飽きません。この配役を決めたキャスティングの方には頭が上がりません。特にラストシーンでの野村萬斎さんと竹中直人さんの熱演には強く胸を打たれ感動しました。
劇中では現代×歴代の偉人というクロスオーバーが大きな魅力となっており、コメディ映画の名に恥じず笑えるシーンも沢山あります。劇場で笑いが起きるという体験もとても楽しかったです。
先述の通り本作はコメディ映画として公開されていますが、社会風刺や史実に基づく偉人たちの葛藤や謀略など、とにかく見応えのある作品に仕上がっており「ただのコメディ映画」として消化されるのはとても勿体無い映画だと個人的に思いました。
ただ☆4.5なのは、コロナ禍の日本が舞台の映画なのに、民衆や、内閣を取材する記者の多くがマスクをしていなかったのが気になったからです。まあ、でも逆にそれ以外は最高でした。
総評ですが、大大大満足でした。歴史と政府がテーマですが、いい意味で中学生でも観られる…寧ろこれからの日本を生きる若い世代にこそ観てほしいと思う映画でした。日本史がニガテでも社会の授業がニガテでも大丈夫!日本史赤点の私でも楽しめました!でも、軽く登場人物の予習をしておくとより楽しめるとは思います。
豪華俳優陣で送る、最高のエンターテイメント作品を是非劇場でご覧ください!
長文失礼致しました。

ヨシラ