「コメディ仕立てのフィクションですが・・」クール・ランニング odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
コメディ仕立てのフィクションですが・・
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常夏のジャマイカが冬季五輪出場は当時話題になったので記憶にある、なんと長野五輪から24年ぶり北京大会に4人乗りボブスレー再出場(2/19、20日)とのこと。その記念なのかテレビでやっていたので復習を兼ねて鑑賞。
以下の事実との相違など知らなければ彼らの健闘に拍手、痛快コメディに酔えるでしょう。
(ネタバレ)
本作はドキュメントではないので出場したこと以外は殆どフィクションだと後で知った、実際には軍の精鋭から選抜したようだ。もちろん、追放されたコーチのキャラもフィクションだし、そりのボルト抜けでなく操作ミス、そりを担いでゴールしたのも盛り上げるための脚色とは・・。
気候風土の違いは大きなハンディキャップだから大いなる挑戦を応援したくなるのが心情だが日本の下町企業とジャマイカが平昌大会でのそり(2人のり)の提供を巡って揉めて以降、応援熱がやや冷めてしまった。
勿論、フィクションが悪い訳では無いのだが南アフリカのラグビーチームの活躍を真摯に描いた「インビクタス/負けざる者たち(2009)」と比べると本作は受け狙いに寄せすぎて残念な気もする。
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