ディア・ファミリーのレビュー・感想・評価
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坪井ファミリーと医療従事者の軌跡
3人娘の次女だけが20歳まで生きられない心臓病、有名な大学やアメリカを駆けずり回っても治せないと言われ…。なら自分の技術スキルと行動力を活かして愛する娘に人工心臓を作ると約束した。何よりも医者の若者らと共に制作研究に明け暮れた闘いの記録、その繋がりがのちに17万人の命を救うことになる夢のような実話に衝撃を受けた。
ただ、熱意だけではこの話は進まなかっただろうと思う。大学側はお金が出せないからと何億?をもかかるお金の費用と返済、従来の工場の経営、細かいところが気になることも屡々。
理不尽な出来事が多々あり素直に泣けない。
しかし父親の立場であるからこそタイムリミットの恐怖は計り知れなかったし、医療従事者側も医者の使命と葛藤していただろう。
「目の前の命を救う」という信念の電波が伝わっていく畳み掛けの終盤は目頭が熱くなるものがあった。
号泣
観る前から泣くのは分かってたけど、予想を超えてきた😭
劇場内でもみんな鼻を啜って、、、誰が観ても泣きます。
泣きたい時に観るといい。
Mrs.GREEN APPLEの「Dear」で最後にも泣かされる。
いい歌すぎる。。。
日本の研究者は見るべき映画
お父さん、辛いよねー
凄い家族だねー、待つだけの人生でなく自分で切り開く事を選択したんだねー
それにしても最高の奥さんだからできたのかなぁって思ってしまう
映画では描かれていないが、従業員へのフォローも奥さんがしていたのでは?とまで思ってしまう、ただただ尊敬してしまう
だだ、作品としては、視点が広くて浅い事が残念だ、そして世の中の研究者達は何の為の研究をしているのかをこの映画を見て考えて欲しい、日本は研究に投資しない国と言われるが、大半の研究が映画通りであれば、そりゃそうだよねー
研究者の個人的興味と発表の為の研究に誰が資金援助をすると言うのか‥
さあ、次はどうする??
いい意味で予告とは違った。
よくある邦画特有のお涙頂戴系映画と思いきや、丁寧な話運び、綺麗事では無いリアルで美しい言葉選びによってしっかりと泣かされる、正当な人間ドラマだった。しかも、このテイストであのラストはすごい。余命もの、難病ものというにはかなりかけ離れている。次はどうする??って、魔法の言葉。思いっきり背中を押してくれる、素晴らしい作品でした。自分にしろ、誰かのためにしろ、何かに全てをかけて挑む人って、何にも変え難いカッコ良さがあるな。。。
大泉洋の演技力にやられる。普段のキャラクターもあってかコメディのイメージがかなり強いが、実は今回のような真面目で、たくましく、家族愛に溢れた人物だって最高。「月の満ち欠け」は作品そのものが酷かったから印象が薄いが、本作は演出力の神・月川翔がメガホンを撮っているため素晴らしい作品に仕上がっているし、大泉洋の実力も見事に発揮されていた。いやぁ、上手い...。
医療ものの観点から見ると若干たじたじでおぼつかないところはあるものの、こんな映画みたいな物語、本当にあったのか...と衝撃から涙が溢れ出てしまう。
映画的な演出を優先するがあまり、重厚感が薄れてしまって心にドンとくるところに物足りなさを感じてしまうけど、上品な作りと役者陣の最高のパフォーマンス、そして何度も言うようにこのジャンルからは想像できないラストに反射的に感動してしまった。非常に良くできた作品。にしても松村北斗、日に日に磨きをかけているよな...。
前向きになれる作品
予告がよかったので観てみました。
家族みんながとにかく前向きです。誰かが落ち込んだ時はそれぞれが支えあっている印象でした。
父の開発にかける思いがすごいし、諦めなくてもいいように支えている奥さんと娘さんたちもすごいと思いました。
あの家族だからこそ10年あるいはそれ以上を過ごせたと思います。
なので実話をもとにしていると知って今驚いてます。
泣ける言葉がいくつもありましたが、映画館では全く泣けない人間なので動画配信されたら家でどっぷり泣きたいと思います。
プロモーションに力が。。。。。
実話を元にした映画なだけに、エピソードをどう表現するかは難しいと思いますが、見事に心の琴線に触れる様に作られていて、泣きどころも多く見終わった後の余韻もありました。
前半はなんだかドキュメンタリー風なので、大丈夫か?とは思いましたが、大泉洋さんのハマり役的な演技がピッタリとハマって没入していきました。
プロモーションに力が入っているので、流されないぞ!とへぞ曲がりな私は正直見ないでおこうと心に決めていたのですが、うっかり見てしまいましたが、心に沁みるいい映画でした!
自分は健康にまだ生きてますが、残りの人生何かやるべき事を探して全力で生きていかないと!と反省しました。
仕事サボって映画見てる場合じゃないと!
見ないと損!!
映画たくさん見ます
その中でも泣く機会があまりありませんが
涙をながしてしまいました!
大泉洋さん、とても感動しました!
色々な映画がある中で、演技や撮影の内容、人選などの理由であまり良くないと感じる映画もあると思いますが
今作は
それを全て演者や関わった方の尽力で、完璧な形になっていると思います!!
実話、これほど心に響くものは他にないのではないでしょうか!
是非鑑賞をおすすめします!!
内容は言いません!
久々に映画館で泣いた。
実話を元にした話。
3姉妹の次女に心臓の持病があり、それを治そうと町工場を営む父親とその他の家族が奮闘する。
序盤・前半でストーリー展開が分かってしまうが、それが問題とならないくらいだった。
よしみの死の場面を描かないことが、そこにお涙頂戴ではない作品であるということでもあり、父親の明るくひた向きさに焦点が当たっていることを物語っている。
びっくりするくらい前向きで、諦めないということを教えてくれる。
ラストの女性の言葉に救われた
予告以上のお話の広がりがなかったので、半ばの時点でテンポが遅いなと感じてしまいました。熱意プラス技術の部分をもう少し詳しく知りたかったなぁと。それでも、最後の最後は繋がり続けた縁が人を救ったというのは、とても感動的で涙が自然とでてきました。救われた人は17万人、凄い数ですよね。大学側はいつも悪役ばかりですね。国と大学は平気で人の努力を奪っていく。日本の未来が不安になります。ラストの女性の言葉にこちらも救われました。
映画版プロジェクトX
娘のために、人工心臓を作る社長の話。
ひたすら諦めず頑張る社長とそれを支える妻と娘三姉妹が良かった。
昭和的な価値観かもしれないが、プロジェクトXではお馴染みの、頑張る男を女が理解し見守るという構図、苦しみながら少しづつ進み、最後は家族で夢を叶えるってのは本当に良いと思う。
子の命のためという自分の願いから子の願いのために行動原理が変わったとき、ヒーローの原理とその誕生を見た
国から勲章を得る=ヒーローと評される主人公はその功に値するほどの仕事をしたのか?という問いからOPがスタートした時点で脚本に期待を持てた。
映画の前半は主人公は暴走に近い強い行動力で周囲を引っ張り成果を出していく。しかし、人工心臓は子供を救えないという挫折を味わったとき自信を失う。
それに対し背中を押したのは救いたかった子供だった。子供の願いはこれまで動き続けた父がこれからも仕事を続け、自分以外の命を救うこと。
この時点で、主人公の行動原理は自分の願いのためではなく子の願いのため、つまり公のために転換した。そのあとはOPの紹介通りだ。
主人公が公のために仕事をすると決めたとき、ある意味そこで私人としての主人公は死んだ。
「ヒーローは自分を救えない」という手あかのついたテーマとファミリードラマが交差した時、「本当に気高いのは表彰された父ではなく救われるはずだった子であった」と結論されるのは非常に美味しい脚本だ。
予告編からはいい意味で予想を裏切られた面白い作品だった。
役者の力
なかなかいい作品。何回か、自然と涙する。
脚本も良かった。
こういう作品は、役者の力がためされる。
特に、菅野美穂さん、川栄李奈さん、有村架純さんは好演。また、大泉洋さん、満島真之介さんは、押さえた演技が良かった。光石研さんは、ベテランらしく憎らしく上手かった。
家族の愛に包まれた物語
もう感無量です!久しぶりに劇場で涙しました。結構泣きました。
諦めないお父さん
佳美と交わした「夢」
「わたしの命はもう大丈夫だから…」
お父さんの涙が印象的でもう涙がポロポロでてました。今年No.1作品です!
前進あるのみ 次
どこの世界にも危険を冒してまで、チャレンジするのは難しい。
「人を助けるため」をベースに新しい機器にチャレンジするの勇気は、開発者への敬意だったのだろうと想像しました。
素敵な家族に・若きドクターに乾杯。
あくまでドラマ、フィクションとはわかるが
封切りの何カ月も前から、TOHOシネマズの予告で「お父さんが絶対治してやるから」という大泉洋の絶叫にうんざりしていた。
この手の、感動をあおるような映画やドラマにはあまり食指が動かない。
本作の存在を知るまで、愛知に娘を助けるために人工心臓の開発に取り組んでいた人がいた…という事実を、恥ずかしながらまったく知らなかった。
僕は長年マスコミで働き(既に退社)ながら、いろんなことを知っているつもりだったが、この「事実」はまったく知らなかった。
原作は、元読売巨人軍の球団社長で、中部本社(名古屋)社会部長や東京の運動部長も務めた清武英利氏。
その清武氏が、映画は原作を基によくできている、と評して(そう言うのは当たり前だが…)いた。原作者の中には故・西村賢太のように執着・粘着的に映像作品をこき下ろす作家もいるのだが。
その清武氏のインタビュー記事を読み、よくできた映画なのかどうか、本当に泣ける「感動作」なのかをチェックしたくなって都心のシネコンに行ってみた。
映画は街を走る車、新幹線、家庭の中の家電類などなど1970-80年代の雰囲気をかなり丁寧に再現しており、好感が持てた。
ドラマも、大泉の演技は予告編で見たような絶叫がしょっちゅう出てくるわけではない。適切であったと思う。妻役の菅野美穂もかつての美少女の面影を残しながら、アラフィフらしい落ち着いた母を演じている。
いずれ死ぬことがわかっている子供を抱える親の気持ち…それを大泉は時に熱情的に見せるのだが、全体的には比較的淡々と落ち着いた描写で作品にしている、と感じた。もちろん、親子の情が通い合う場面が多く、人の子、子の親であったりすれば共感もし、涙も出る作品だ。
ただ、光石研演じる大学教授との関係や、主人公の会社の事業そのものがどうやって成り立っていたのか、という気になる点は作品中あまり触れていなかったのが残念。もうちょっと掘り下げてもよかったと思う。その点で★ひとつ減らしている。
事実に基づいた映画の場合、最後にモデルになった当事者の写真やら近況について触れたりするものが多いが、それらが一切ないのだ。僕はあったほうがいい、と思った。
日曜の午後、都心のシネコンの巨大スクリーンで鑑賞した。ランキングでは初登場1位も、入りは3割ほどか。どっと客が入ってもいいのでないか。
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