ディア・ファミリーのレビュー・感想・評価
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家族っていいな!って心から思いました。
もう、出だしから泣いちゃいました。
小さな女の子が先天的な心臓疾患で余命10年て。
人生は、自分にも他の皆にも、80年くらいあると思っています。
けれど、病気や事故、災害や戦争で死が早く来ることはあります。
先天的な心臓疾患を抱える彼女の場合は、与えられた寿命が80年ではなく20年だったということなんだろうか。
100年前なら、10年だったかもしれない。
けれど、坪井さんご夫妻は、次女の寿命をどうやったら延ばせるかを真剣に考えます。
次女のために、坪井さん本人が先頭に立って人工心臓の開発に取り組みます。
医学に全く接点のない坪井さんが、医学を学ぶって、ホント大変なことです(社会福祉士資格取得のために医学分野に足の小指を突っ込んだことがあります、全然頭に入ってこなくて、苦労しました)。
費やしたお金は道半ばですでに8億、完成までの試算でさらに10億以上かかります。
庶民にとっては、天文学的な数字です。
また、坪井家の長女と三女も、お金と関心と愛情を独り占めする次女に優しすぎます。
長女も、三女も、もらえるべき親からの愛情などを独り占めする次女に妬みとか感じないの?天使か?と目を疑いました。
様々な出来事が起こるのが人生です。
そんな時、家族って、親子って、きょうだいって、夫婦って、ホントに頼りになるありがたい存在だと心底感じました。
そして、熱い想いは、坪井さんの周りの人たちにもどんどん広がっていきます。
ラストも、すごくよかったです。
なんだかんだと、私、大泉洋さん出演の作品を観たのが初めてでした。
最近、福山雅治さんとの対談や、ディア・ファミリーの舞台挨拶を観て思ったのですが、周囲にとても気を遣う方なんですねー、意外でした。
ちょっとノリがうっとおしいと思い込んでいたんです、イメージで。
これからは、大泉さんを食わず嫌いせず、観ていきます(*^^*)
あきらめの悪い家族の物語り
父の深い愛情と諦めない不屈の精神
町工場の社長が心臓に疾患のある娘のために自ら人工心臓を開発しようとする。
とんでもない話だけど実際の話を元にした作品との事。
深く深く心に響く映画でした。
人工心臓の技術の難しさ、
医療業界のしがらみ、
娘の命のタイムリミット、
どんな多く困難にも娘の為にと突き進む父の道のりは壮絶で、鑑賞しながら心が苦しくなりましたが…父親を支える家族愛にも満ち溢れていて心を整えさせてくれます。
自分的には父親役が大泉洋さんで良かったです。
あまりに重たい役柄ですが、大泉洋さんの独特のコミカルさのお陰で観ている側が思い詰め過ぎず感情移入することができたように思います。
包み込むような優しさと強さを持つ母親役の菅野美穂さんに、三姉妹の女優さん達の可愛らしくも優しく芯のある演技も素敵でした。
愛の形って千差万別
とにかく人の愛に溢れている映画でした。
今日僕は昨年離婚した実の父と祖父、祖母に3年ぶりに会ってきたのですが、その後のこの映画だったのでその時間がこの映画を見た上でもっと自分の中で美化されたというか、正直あまり父の事は好きでは無かったのですが、数年振りに会うと昔と比べてあまりにも素直で、やっぱり人にも自分自身にも素直でいる事って大事なことなんだなって改めて思いました。
愛って僕は、受け取る側次第で、同じ言葉や行動でも
受け取る側の状況だったりその時の心情次第で愛にもなるし迷惑にもなると思うんですよね。
例えばこの話に出てくるよしみちゃんが思う愛を理解してその愛を貫き通した父は本当に素敵だと思ったし、自分はまだ子供も恋人も居ませんが、愛すると決めた人には覚悟を持って全力で相手の求めてる愛を与えたいなって思えました。
家族愛
丁寧に作られた昭和感にも満足!
大泉洋さんのシリアスな役は、私が見るのは「月の満ち欠け」のとき以来になります。「月の満ち欠け」の洋さんもなかなか良かったのですが、なにぶんストーリーが荒唐無稽なために、醒めてしまった感もありました。
今作は、直球勝負のヒューマンドラマという感じで、実は私は、難病ものとか家族愛ものとかっていうのは、そのわざとらしさが苦手だったりしたのですが、今作は実話ベースということもあってか、ストレートに受け止められ、安心して物語世界に没入できた気がします。
それと、細かい昭和感の再現に感動でした。特に、昭和の名古屋駅、ゼロ系新幹線の車内、485系?特急の外観(しっかり「JNR」の表示も)と車内など、昭和の鉄道少年であった私は、思わず懐かしさに不意打ちをくらわされた気分でした。「月の満ち欠け」のときも、1980年くらいの高田馬場駅前の再現に思わず声が出そうになりましたが、今作もとても丁寧に作られてましたね。まだ多くの人が記憶を持っている50年くらい前までの風景の再現というのは、知ってる人が多いのでごまかしがきかず、時代考証的にいちばん難度が高いのかもしれません。
いろいろな面で、61歳の私が満足できた作品でした。
実話だったから余計に・・・
良い映画でした。
とても辛く苦しく、悲しい話で、見終わった後も涙が出てくる程でした。
私と同様に、近くの席の女性が目頭を押さえ、涙をこらえている様子でした。
映画が終った後、しばらく観客の方が誰も立たないのです。
私は呼吸を整えてから、席を立ちました。
今、レビューを書いているのですが、涙が出てきてしまいます。
まだ鑑賞されていらっしゃらない方は、是非時間を作って映画館へ行く事をお薦めします。
前向きに泣ける
めっちゃ泣きましたです。😭
2024年劇場鑑賞8本目は松江東宝シネマで「ディアファミリー」。泣きましたー。ぼろぼろぼろぼろ。😭
世界で17万人の命を救ったIABPバルーンカテーテルの開発に係る実話小説の映画化。原作「アトムの心臓 〜ディアファミリー〜 23年間の記録」。
小さな町工場を経営する坪井宣政(大泉洋)の娘、佳美は生まれつき心臓疾患を抱え、幼い頃に余命10年を宣告されてしまう。どこの医療機関でも治すことができないという現実に立ち向かい、娘のために自ら人工心臓を作ることを決意する父、宣政。知識も経験もないものづくりの専門家の父の情熱は果たして愛する娘の命を救えるのでしょうか?
妻・陽子役を演じた菅野美穂さんの強さ、3人姉妹のそれぞれの向き合い方に心打たれる。娘を持つ父親として、私の心も張り裂けてしまいそう。感情移入が半端ない。😭
作品では脇役で出演されていた有村架純さんの言葉に、さらに涙腺崩壊です。🥺
号泣号泣
全人類一度は観ておきたい
やっぱり号泣
劇場での予告で涙ぐんでたくらいなので絶対号泣するよなぁと思っていて、色々しんどそうだなって事で観るのを躊躇っていた作品だったが、SONGSにMrs.GreenAppleが出た際にエンディングでの曲が後ろから押すじゃなくて蹴り飛ばしてくるって言ってたので観に行くことを決心。その点は洋ちゃんの言い過ぎでしたが終始泣き続ける作品でした。
洋ちゃん出演だけあって笑えるシーンも少しありました。が、洋ちゃんも溺愛する娘がいるから没入したら辛かったんじゃないかな。なんて思うところも…
開始1分から涙。
佳美ちゃんが、かわいいし、しっかりしてて、お姉ちゃんも妹も生きる支えになっていて素晴らしい家族だなと思いました。
観終えて、目が痛くてしんどかった。
このレビューも号泣しながら書いてます。思い出すだけで涙が止まらなくなります。
父が娘がかかってしまった難病(心臓の病気)命を救いたい❗️❗️❗️感動実話❗️❗️
編集が良い!
この手の実話がベースで、悲しいことが起こることは判ってて、
それでも感動の一発逆転が最後には待ってることも実は観客は知っていて、
的な作品の場合、脚本の構成と演出をよほど気を付けて組み立てないと
わざとらしい「お涙頂戴」映画になってしまう危うさがありそうなものだけれど
本作は実に見事に課題をクリアしてくれています。
俳優さんたちの演技も良かったし、昭和のテイストを忠実に再現したザラッとした質感の映像も良かったです。
が、私が一番拍手を送りたいのは「編集」を担当された方です。
我が家の長女も、先天性の難病患者です。小さい頃には、心無い視線や言葉に傷ついたし、
辛いのは本人なのだから、それをかばうために家族は懸命に明るく振舞っているのだけれど
ふとした瞬間に「何でうちの子だけが、こんなに辛い目に遭うんだ」と
どこにぶつけて良いか判らない怒りと悲しさが襲ってくるのです。
そんな闘病を支える家族のやるせなさを、無言のショットで伝えるその間合いの絶妙さが
この映画を「実際にあった良い話」を超えた人間ドラマに昇華させているのではないかと
思ったりしました。
あと、秀逸だと思ったのは
研修医の先生方の描き方です。光石研さんが演じた教授はちょっと酷かったけど
小児の難病を研究している若い医師の皆さんは、どの先生も本当に熱意を持って患者のために献身的にお仕事をなさっておられました。長女のために、寝る間も惜しんで治療にあたってくださった先生方を懐かしく思い出しました。
「次はどうするの?」と前を向いて生きていく勇気を与えてくれる素敵な作品でした。
私の命の恩人です。
私もつい数ヶ月前、バルーンカテーテルを使い狭くなった冠動脈を拡げる手術をしました。なので筒井宣政さん(映画では坪井宣政)は私の命の恩人でもあります。
これから大泉洋をテレビで見る度に思い出し感謝することでしょう、。
娘の心臓に疾患があり、余命10年などと言われれば、(娘がいる)私もありとあらゆる方法を考え「やれることは何でもやる」と思うが、あきらめない大泉洋は「やれないことでも何でもやる」のである。娘に対する深い愛情と信念に感服します。
人工心臓の開発は資金も尽き断念せざるを得ないこととなるのだが、娘の福本莉子は「私の命は大丈夫だから」「その知識を苦しんでいる人のために使って」と言われ、その使命(娘との約束)をバルーンカテーテルの開発に注いでいく、。
終盤のこのシーンでかなりじわじわしてくるが、ラストの有村架純が奇跡のようなエピソードを伝え、さらに仲の良い家族のさまざまな出来事の紡がれていく映像を見て、思いっきり泣いてしまいました。
大ヒットのようです。素直にいい物語、いい映画に出会えました、。
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