劇場公開日 2024年6月14日

ディア・ファミリーのレビュー・感想・評価

全271件中、21~40件目を表示

4.0感情労働の父から学んだこと

2024年8月2日
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鑑賞方法:映画館

あれだけの熱を持って仕事にのめり込む父を支える家族を見事に描いた作品です!
家族全員が父からの影響を受けながらも父も家族から影響を受け続けている姿に感動しました。
アタマでもカラダでなく、感情を揺さぶる仕事の姿勢に、これからの私たちに必要な働き方ではないか!と考えさせられました。
「私たちの夢」を叶えて!この一言にも感情が動きました!
涙が止まりませんでした😭

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コウキ8888

4.5一人のためから多くの人達のためへ

2024年7月31日
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鑑賞方法:映画館

不屈の精神で人工心臓とバルーンカテーテルの開発に挑んだ一家の物語。
諦めない姿勢を主題にした作品で、逆境の悲劇よりもそこから立ち直り奮起する過程を重点的に描いている。だからこそ隠した本音や弱気が垣間見えるシーンが胸に刺さり、前を向いた時の力強さが心を揺さぶる。ポジティブで熱い作品だった。

一つ、人工心臓のプロジェクトが傾く場面が気になった。
本編では米のチームが開発した人工心臓の臨床試験のニュースが大きな転機の一つとなる。年代からして「ジャービック7」の臨床試験のことだろう。試験の経過と世間の反響を見て、宣政が参加している研究チームの教授や部長が及び腰になる様子は、保身優先の悪役ムーブとして描かれていた。
だが自分は宣政と同じようには憤れず、一縷の望みをかけて臨床試験を受け入れた患者が過ごした惨憺たる120日(劇中では170日)の実態や、1960年代に日本で行われた心臓移植手術がその後の移植医療にもたらしたものを思うと、『人工心臓』ではなく『佳美の心臓』を作ることに躍起になっていた当時の宣政が、人命を用いて試験をする重みや責任を冷静に認識できていたのか不安になった。
その後の流れも含め、政治や慣習がイノベーションの障害、という展開は主人公への逆境としてわかりやすくもあるが、新しいものと古いものの対立として片づけずに、その背景にあったものをもっと掘り下げて欲しかった。

佳美が自分のためではなく困っている人のために諦めないで欲しい、と言ったことは、後にバルーンカテーテルに救われた人々だけでなく、宣政も救ったのだと思う。

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うぐいす

3.5三姉妹がいい感じの関係で良かったです。 無謀とも思える挑戦を続けた...

2024年7月31日
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鑑賞方法:映画館

三姉妹がいい感じの関係で良かったです。
無謀とも思える挑戦を続けた両親も凄い。
これ、実話なんですもんね。
お涙頂戴的な演出控え目で好感持てました。

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やまぼうし

4.0これが実話とは…

2024年7月31日
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映画の予告を観たときはあまり惹かれるものがなかったけど、実話だと知り遅ればせながら鑑賞。
結果、すごく良かった。もっと早く観ておけばよかった。
恥ずかしながら今は当たり前に使用されているカテーテルにこんなすごい実話があったことを知らなかった。

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ももか

5.0絶対にあきらめない男の物語

2024年7月31日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

単純

幸せ

ディア・ファミリー
神戸市内にある映画館 OSシネマズミント神戸にて鑑賞 2024年7月4日(木)
パンフレット入手
世界で17万人の命を救ったIABP(大動脈内バルーンパンピング)バルーンカテーテル発明の背景にある物語
ストーリー
1973年 愛知高分子化学株式会社の社長・坪井宣政(大泉洋)は、金策に奔走していた。
その理由はたったひとつ。先天性の心臓疾患を持つ次女の佳美(福本莉子)の命を救うためだ。20歳まで生きられないと宣告された佳美だったが、宣政は全く諦めない。そんな宣政を妻の陽子(菅野美穂)、長女の奈美(川栄李奈)、三女の寿美(新井美羽)も一丸となってサポートする。
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 だが全ての医師に手術を断られ、さすがの宣政も心が折れかけたとき、陽子の助言で"人工心臓"の可能性に思い至る。早速、東京都市医科大学の石黒教授(光石研)に面会するが、日本では人工心臓はまだ研究段階と知る。今度こそ絶望したかに見言えた宣政だったが「人工心臓は俺が作る」と宣言。この日から宣政の長い闘いの日々は始まる。
石黒を強引に説き伏せ、日本心臓研究所に出入りするようになる宣政と陽子。時に東大の講義にも、堂々と紛れ込み、無礼を恥じることがなくがむしゃらに質問をぶつけ続ける宣政の姿に、若き研究医たちも心を動かされ始める。だが宣政たちを一人、冷めた目で見つめる研究医・富岡進(松村北斗)がいた。
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 会社の事業もそこそこに、私財を投げうち昼夜問わず研究を進める宣政。そしてついに、人工心臓ポンプの試作品第1号が完成するが、実験に必要な人工弁、人工血管などはさらに膨大な費用がかかることを知らされるのだった。
 佳美が15歳の春を迎えた1984年。宣政は「愛知メディカルプロダクツ」という新会社を設立し、相変わらず人工心臓製作に没頭していた。今では専門知識も豊富だ。陽子、奈美、寿美のサポート体制も変わらない。だがアメリカで人工心臓を移植された患者が僅か170日間で死亡したことをきっかけに、長年宣政と協力体制にあった石黒の態度が豹変。追い詰められた宣政に、佳美の容態が悪化したという連絡が入る。動揺する宣政の前に、東京から名古屋までの自動車運転を買って出たのは、久しぶりに会う富岡だった。富岡は現在は、バルーンカテーテルの研究をしているとに話す。
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 かかりつけの医師から、佳美の心臓が限界寸前だと知らされる坪井一家。悔しさで号泣する宣政に穏やかな表情の佳美は告げる

「これからは、その知識を、苦しんでる人のために使って。私の命はもう大丈夫だから」
その言葉をきっかけに、宣政は家族が止めることも聞かず、何かに憑かれたように今度はバルーンカテーテルの研究にのめり込んでいく。日本人の体形に合うバルーンカテーテルを作り、多くの命を救う。それは宣政と佳美のあらたな夢となり、家族の夢となっていった。
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日本人の体形に合う安全なバルーンカテーテルの製造に成功するが、手術で使ってくれる医師がいないことに宣政は直面する。

富岡が現れ「自分の医師免許証かけて」バルーンカテーテルを手術で使うことになった。彼の成功実績が公開されると、注文が合い次ぐのだった。

月川翔 監督
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感想

家族愛と絆の物語 圧巻の感動に感謝です。

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大岸弦

心温まる家族の物語

2024年7月29日
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鑑賞方法:映画館

うまく昭和表現されていた。綺麗な映画だったなとは思ったけど、私にはささらなかった。

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ん

3.5無限トライアンドエラー

2024年7月27日
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10年の余命宣告を受けた娘のために、人工心臓の開発、バルーンカテーテルの改良に不屈の精神で挑む主人公家族の、敗北と成功のお話。

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DEPO LABO

4.0実話を詳しく教えてくれてありがとう

2024年7月27日
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こういうことがあったんだ、素晴らしいと共感できます。

ラストは有村架純では違う。
そこ、主役級の女優をもってきたのが
マイナス。

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ふゆる

4.0良かった。

2024年7月27日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

よくできた編成だと思う。久しぶりに良い邦画。
このような映画の観客が少なかった事を悲しくて思います
医療とか物作りに関わる人は見て欲しいな。

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shooota

4.5不屈の家族。

2024年7月26日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

お父さん、お母さん、お姉ちゃん、本人、妹ちゃんは??だけど皆不屈。

不当な扱い、昔からの慣習、障害にくじけてしまいそうな瞬間に誰かが突破口を開く

お父さんが凹んだらお母さん、お父さんもお母さんも凹んだらお姉ちゃん
本人もお父さんの背中を押して

賢く立ち回る頭脳とある程度のお金の確保目処があったからやれたこととはいえ、ポジティブマインドに感服した。

後半はほぼ泣いていた。
いつまでもどこまでもくじけず腐らず、成し遂げたことによって今沢山の人が救われている 本当にスゴいこと。

今回洋さんにお笑い要素は全く無かったけれどこうゆうくじけない系の役がピッタリ。

何より素晴らしかったのはやはり福本さん。
子役も可愛いんだよなぁ、福本さんソックリ。

普段あまりみないジャンルだったけれどみてよかった。面白かった。

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HalU

4.0ちょいちょい映し出された1970〜1980年代の昭和の風景が素晴らしい

2024年7月25日
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ちょいちょい出てきた、1970〜1980年代の昭和の風景が、実は素晴らしかった。
特に駅の雑踏のシーン。今、あんなに沢山のエキストラ! 最近めったに見ない人数(もしかしてVFX?)

ストーリーが穏やかでした。しっかりと芯があってかつ、おだやか。頑張りすぎない温度で、『不滅の頑張り』が伝わってきました。

『そうよ!なんでそんな簡単なことに気づかなかったのかしら!』

「あなた誰ですか?」→『私は人工心臓を誰よりも造りたいものです!』

『なるほど。じゃあ3倍努力すればいいんですね!』

きっと、将来人工心臓が造られる日が来ると思う。

その時に、この映画をまた観てみたい。

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night runner

4.5家族っていいな!って心から思いました。

2024年7月25日
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泣ける

悲しい

幸せ

もう、出だしから泣いちゃいました。
小さな女の子が先天的な心臓疾患で余命10年て。

人生は、自分にも他の皆にも、80年くらいあると思っています。
けれど、病気や事故、災害や戦争で死が早く来ることはあります。
先天的な心臓疾患を抱える彼女の場合は、与えられた寿命が80年ではなく20年だったということなんだろうか。
100年前なら、10年だったかもしれない。

けれど、坪井さんご夫妻は、次女の寿命をどうやったら延ばせるかを真剣に考えます。
次女のために、坪井さん本人が先頭に立って人工心臓の開発に取り組みます。
医学に全く接点のない坪井さんが、医学を学ぶって、ホント大変なことです(社会福祉士資格取得のために医学分野に足の小指を突っ込んだことがあります、全然頭に入ってこなくて、苦労しました)。
費やしたお金は道半ばですでに8億、完成までの試算でさらに10億以上かかります。
庶民にとっては、天文学的な数字です。

また、坪井家の長女と三女も、お金と関心と愛情を独り占めする次女に優しすぎます。
長女も、三女も、もらえるべき親からの愛情などを独り占めする次女に妬みとか感じないの?天使か?と目を疑いました。

様々な出来事が起こるのが人生です。
そんな時、家族って、親子って、きょうだいって、夫婦って、ホントに頼りになるありがたい存在だと心底感じました。
そして、熱い想いは、坪井さんの周りの人たちにもどんどん広がっていきます。
ラストも、すごくよかったです。

なんだかんだと、私、大泉洋さん出演の作品を観たのが初めてでした。
最近、福山雅治さんとの対談や、ディア・ファミリーの舞台挨拶を観て思ったのですが、周囲にとても気を遣う方なんですねー、意外でした。
ちょっとノリがうっとおしいと思い込んでいたんです、イメージで。
これからは、大泉さんを食わず嫌いせず、観ていきます(*^^*)

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のりたまちび

4.0娘を助けたかった

2024年7月23日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

娘を助けたい一心で、会社経営の傍ら、心臓病の勉強から始まり、人工心臓の研究、試作を長年重ねる父親。そのほか、大学病院に陳情もしている。私が同じ立場なら悲観し諦めていたと思う。
バルーンカテーテルの発明で17万人を救った偉業が称えられる一方で、父親から娘を助けられなかった悔い、悲しみを強く感じた。また、携わる医師が、自身の医師免許をかけて保身のために拒否する者も居れば、良い器具だと協力する者も居ることを知った。医師には患者を助けることを第一に考えて貰いたいと思う。

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ぽよん

4.0あきらめの悪い家族の物語り

2024年7月23日
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この家族は本当に諦めないのだ。どんな困難にぶつかっても諦めない。一旦は娘の命が救えないと分かった時に父は諦めかけた…しかしそこで娘から言われる「他の人の命を救って…」とこの事によって父は娘の願いに又爆進する。妻からは娘のそばに居てあげてと言われても周りから反対されても父は娘の願いを叶える事に邁進する。

そしてこの映画の凄い所が娘の葬儀の場面は無い。多分ドラマでは一番泣かせる場面でもあるのにそこはあえて省いている。この映画はただ単に泣かせる映画ではなく、希望の映画なのだ。だから最後のシーンは夫婦で光の中へ進む姿で終わるのだ。

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えーじ

5.0泣ける

2024年7月23日
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めっちゃ泣いてしまった。感動しました。

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udVCvpvefjIEGMJ

5.0地元の話

2024年7月20日
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泣ける

世代も近く身近の話だったから観ました。家族愛あふれる映画でした。

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ナス夫

4.5父の深い愛情と諦めない不屈の精神

2024年7月18日
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町工場の社長が心臓に疾患のある娘のために自ら人工心臓を開発しようとする。

とんでもない話だけど実際の話を元にした作品との事。
深く深く心に響く映画でした。

人工心臓の技術の難しさ、
医療業界のしがらみ、
娘の命のタイムリミット、
どんな多く困難にも娘の為にと突き進む父の道のりは壮絶で、鑑賞しながら心が苦しくなりましたが…父親を支える家族愛にも満ち溢れていて心を整えさせてくれます。

自分的には父親役が大泉洋さんで良かったです。
あまりに重たい役柄ですが、大泉洋さんの独特のコミカルさのお陰で観ている側が思い詰め過ぎず感情移入することができたように思います。
包み込むような優しさと強さを持つ母親役の菅野美穂さんに、三姉妹の女優さん達の可愛らしくも優しく芯のある演技も素敵でした。

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もやすけ

4.0兎にも角にも大泉洋

2024年7月18日
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泣ける

キャスト陣のパフォーマンスが素晴らしいがゆえ泣ける。
しかし何度も見るには重い気はするが、実話を元にしたストーリーというのが特に心を打つ。
ミセスの歌も良かった

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岬たろ

4.5愛の形って千差万別

Tさん
2024年7月17日
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とにかく人の愛に溢れている映画でした。
今日僕は昨年離婚した実の父と祖父、祖母に3年ぶりに会ってきたのですが、その後のこの映画だったのでその時間がこの映画を見た上でもっと自分の中で美化されたというか、正直あまり父の事は好きでは無かったのですが、数年振りに会うと昔と比べてあまりにも素直で、やっぱり人にも自分自身にも素直でいる事って大事なことなんだなって改めて思いました。

愛って僕は、受け取る側次第で、同じ言葉や行動でも
受け取る側の状況だったりその時の心情次第で愛にもなるし迷惑にもなると思うんですよね。

例えばこの話に出てくるよしみちゃんが思う愛を理解してその愛を貫き通した父は本当に素敵だと思ったし、自分はまだ子供も恋人も居ませんが、愛すると決めた人には覚悟を持って全力で相手の求めてる愛を与えたいなって思えました。

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T

2.5家族愛

2024年7月17日
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難病と戦う家族愛的な映画だと思って観た

これが実話だというのが納得できる、ドキュメンダリーのような映画だった

役者さん、それぞれがとてもいい味を出していて、その技量で映画全体がパワーアップしていたと思う

どんなにたくさん人を救い、立派な賞をもらったとしても、「私は娘を救えなかった人間です」(言葉は違ったと思いますが)は重かったな
本当に救いたいのはたった1人、娘だったよな、と

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おんぷ