ディア・ファミリーのレビュー・感想・評価
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不屈の家族。
お父さん、お母さん、お姉ちゃん、本人、妹ちゃんは??だけど皆不屈。
不当な扱い、昔からの慣習、障害にくじけてしまいそうな瞬間に誰かが突破口を開く
お父さんが凹んだらお母さん、お父さんもお母さんも凹んだらお姉ちゃん
本人もお父さんの背中を押して
賢く立ち回る頭脳とある程度のお金の確保目処があったからやれたこととはいえ、ポジティブマインドに感服した。
後半はほぼ泣いていた。
いつまでもどこまでもくじけず腐らず、成し遂げたことによって今沢山の人が救われている 本当にスゴいこと。
今回洋さんにお笑い要素は全く無かったけれどこうゆうくじけない系の役がピッタリ。
何より素晴らしかったのはやはり福本さん。
子役も可愛いんだよなぁ、福本さんソックリ。
普段あまりみないジャンルだったけれどみてよかった。面白かった。
ちょいちょい映し出された1970〜1980年代の昭和の風景が素晴らしい
家族っていいな!って心から思いました。
もう、出だしから泣いちゃいました。
小さな女の子が先天的な心臓疾患で余命10年て。
人生は、自分にも他の皆にも、80年くらいあると思っています。
けれど、病気や事故、災害や戦争で死が早く来ることはあります。
先天的な心臓疾患を抱える彼女の場合は、与えられた寿命が80年ではなく20年だったということなんだろうか。
100年前なら、10年だったかもしれない。
けれど、坪井さんご夫妻は、次女の寿命をどうやったら延ばせるかを真剣に考えます。
次女のために、坪井さん本人が先頭に立って人工心臓の開発に取り組みます。
医学に全く接点のない坪井さんが、医学を学ぶって、ホント大変なことです(社会福祉士資格取得のために医学分野に足の小指を突っ込んだことがあります、全然頭に入ってこなくて、苦労しました)。
費やしたお金は道半ばですでに8億、完成までの試算でさらに10億以上かかります。
庶民にとっては、天文学的な数字です。
また、坪井家の長女と三女も、お金と関心と愛情を独り占めする次女に優しすぎます。
長女も、三女も、もらえるべき親からの愛情などを独り占めする次女に妬みとか感じないの?天使か?と目を疑いました。
様々な出来事が起こるのが人生です。
そんな時、家族って、親子って、きょうだいって、夫婦って、ホントに頼りになるありがたい存在だと心底感じました。
そして、熱い想いは、坪井さんの周りの人たちにもどんどん広がっていきます。
ラストも、すごくよかったです。
なんだかんだと、私、大泉洋さん出演の作品を観たのが初めてでした。
最近、福山雅治さんとの対談や、ディア・ファミリーの舞台挨拶を観て思ったのですが、周囲にとても気を遣う方なんですねー、意外でした。
ちょっとノリがうっとおしいと思い込んでいたんです、イメージで。
これからは、大泉さんを食わず嫌いせず、観ていきます(*^^*)
あきらめの悪い家族の物語り
大いなる愛
我が子【娘】の命を護りたい!
その切実な念いと願いを込めた愛は
いつしか多くの人々をも救済出来る力へと変貌を遂げていきます。
ひとりの父親の細やかな家族愛が
命限りある娘との約束を経て
菩薩的な愛へ・・
更に日本の医学界をも突き動かす大きな愛へと拡大していく・・
美しい、感動の物語です。
ラストシーンの老夫婦の姿は
まさに日本、世界の宝です。
終始涙が止まりませんでした。
魂【心】が浄化される久々の映画です。
ありがとうございます。
実話の重み
医療の知識が全くない主人公が娘のために人工心臓を作り始めるという物語。
実話であるということに価値がある。
結局娘の命は救えなかったがその努力は無駄ではなく結果的に多くの命を救った。
この物語の中で主人公は2度ほど挫折するのだが超前向きの妻と娘の言葉に奮い立ち研究を重ねる。特に妻の「次はどうする?」という言葉がすごく胸に響いた。
立ち止まったら終わりではなく物事は次があるんだよということを思い出させてくれる。
ここっていう場所じゃなくずっと涙
すごく展開を求めてる方は期待外れなのかもしれませんが、私は久しぶりにいい作品に出会えたなと思いました。
きっかけは娘を助けるために始めた人工心臓だったかもしれませんが、結局娘さんを助けらなかったこと、バルーンカテーテルの開発にシフトしたことは実話を元にしている分リアルでしたし、人工心臓が開発できれば、娘さんを助けられれば映画として良い結果だったかと思いますが、今もまだ人工心臓は不完全ですし、簡単ではないことを思い知りました。
それでもバルーンカテーテルにシフトしたことで多くの人の命を繋げていることは素晴らしいし、変わった家族の形かもしれませんがその形がとてもいいなとも思ってしまいました。
確かに残りわずかな命の娘さんとの時間をたくさん作ってあげてなかったことは少し残念な気はしましたが、いろんな家族があると思います。
私の家族もここまでではないですがドライなところはありますし、父が海外出張が多く学生時代までは一緒にいられる時間が一年の間で短いことが多かったです。
でも私は父をとても尊敬しています。
私事を挟みましたがそれぞれの家族の形があるところもとてもよかったなと。
ものすごい感動的なシーン!みたいなものはないですが、ジワジワ涙が溢れ、そこから最後までずっと涙が止まらず...涙腺崩壊してました。
娘さんは救えなく後悔はずっと残っている中で、最後にバルーンカテーテルで救えた方が大きくなって元気に生きられてる姿に会えたのは少しでも救いになったのではないかなと優しい気持ちで映画を終えることができて私は満足です!
父の深い愛情と諦めない不屈の精神
町工場の社長が心臓に疾患のある娘のために自ら人工心臓を開発しようとする。
とんでもない話だけど実際の話を元にした作品との事。
深く深く心に響く映画でした。
人工心臓の技術の難しさ、
医療業界のしがらみ、
娘の命のタイムリミット、
どんな多く困難にも娘の為にと突き進む父の道のりは壮絶で、鑑賞しながら心が苦しくなりましたが…父親を支える家族愛にも満ち溢れていて心を整えさせてくれます。
自分的には父親役が大泉洋さんで良かったです。
あまりに重たい役柄ですが、大泉洋さんの独特のコミカルさのお陰で観ている側が思い詰め過ぎず感情移入することができたように思います。
包み込むような優しさと強さを持つ母親役の菅野美穂さんに、三姉妹の女優さん達の可愛らしくも優しく芯のある演技も素敵でした。
愛の形って千差万別
とにかく人の愛に溢れている映画でした。
今日僕は昨年離婚した実の父と祖父、祖母に3年ぶりに会ってきたのですが、その後のこの映画だったのでその時間がこの映画を見た上でもっと自分の中で美化されたというか、正直あまり父の事は好きでは無かったのですが、数年振りに会うと昔と比べてあまりにも素直で、やっぱり人にも自分自身にも素直でいる事って大事なことなんだなって改めて思いました。
愛って僕は、受け取る側次第で、同じ言葉や行動でも
受け取る側の状況だったりその時の心情次第で愛にもなるし迷惑にもなると思うんですよね。
例えばこの話に出てくるよしみちゃんが思う愛を理解してその愛を貫き通した父は本当に素敵だと思ったし、自分はまだ子供も恋人も居ませんが、愛すると決めた人には覚悟を持って全力で相手の求めてる愛を与えたいなって思えました。
家族愛
丁寧に作られた昭和感にも満足!
大泉洋さんのシリアスな役は、私が見るのは「月の満ち欠け」のとき以来になります。「月の満ち欠け」の洋さんもなかなか良かったのですが、なにぶんストーリーが荒唐無稽なために、醒めてしまった感もありました。
今作は、直球勝負のヒューマンドラマという感じで、実は私は、難病ものとか家族愛ものとかっていうのは、そのわざとらしさが苦手だったりしたのですが、今作は実話ベースということもあってか、ストレートに受け止められ、安心して物語世界に没入できた気がします。
それと、細かい昭和感の再現に感動でした。特に、昭和の名古屋駅、ゼロ系新幹線の車内、485系?特急の外観(しっかり「JNR」の表示も)と車内など、昭和の鉄道少年であった私は、思わず懐かしさに不意打ちをくらわされた気分でした。「月の満ち欠け」のときも、1980年くらいの高田馬場駅前の再現に思わず声が出そうになりましたが、今作もとても丁寧に作られてましたね。まだ多くの人が記憶を持っている50年くらい前までの風景の再現というのは、知ってる人が多いのでごまかしがきかず、時代考証的にいちばん難度が高いのかもしれません。
いろいろな面で、61歳の私が満足できた作品でした。
実話だったから余計に・・・
良い映画でした。
とても辛く苦しく、悲しい話で、見終わった後も涙が出てくる程でした。
私と同様に、近くの席の女性が目頭を押さえ、涙をこらえている様子でした。
映画が終った後、しばらく観客の方が誰も立たないのです。
私は呼吸を整えてから、席を立ちました。
今、レビューを書いているのですが、涙が出てきてしまいます。
まだ鑑賞されていらっしゃらない方は、是非時間を作って映画館へ行く事をお薦めします。
原作未読
とにかく全体的に良く、冒頭の何をやってるのかよくわらないものでも物語が進むにつれあー、冒頭のシーンはここに繋がるのかと理解できたし構成としてもいいように感じた。
ん
お父さん筆頭に坪井家の家族愛、現実ではどうしようもできない壁にぶつかった時の折れても立ち直る直向きさ全てが刺さりまくり、特にラストの方は涙無しには見れませんでした。
映画なんだからそんなチャチャ入れんなとも思うが作品を客観的に見た時、町工場の社長によくあんな機械を作る・買う費用があったなと疑問がついたのと有村架純にしては出番の少ない役柄ではあったもののそれにしては比較的おいしい役所だったなと感じた。
前向きに泣ける
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