「娘を助けたかった」ディア・ファミリー　ぽよんさんの映画レビュー（感想・評価）

娘を助けたい一心で、会社経営の傍ら、心臓病の勉強から始まり、人工心臓の研究、試作を長年重ねる父親。そのほか、大学病院に陳情もしている。私が同じ立場なら悲観し諦めていたと思う。
バルーンカテーテルの発明で17万人を救った偉業が称えられる一方で、父親から娘を助けられなかった悔い、悲しみを強く感じた。また、携わる医師が、自身の医師免許をかけて保身のために拒否する者も居れば、良い器具だと協力する者も居ることを知った。医師には患者を助けることを第一に考えて貰いたいと思う。