「家族の夢」ディア・ファミリー Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
家族の夢
日本人向けの大動脈内バルーンパンピングカテーテルを作り上げた愛知のビニール樹脂会社社長と家族たちの話。
2002年、黄綬褒章を授賞式にのぞむ坪井宣政が、先天的に心臓に難病を抱え余命10年を告げられた次女を救おうと奮闘した1973年からの出来事を振り返る体でみせていく。
しゃっきを抱えた状態で親から引き継いだ会社を立て直し、不可能と言われる娘の手術が出来る病院を探す中、自分だ人工心臓をつくるという決意をし研究に没頭していくけれど、下町ロケットならぬ下町バルーンですね。
愛娘の為なら何でもやろうと意気込むのは簡単だけれど、若干の知見しか役立たない筈の分野に没頭していく姿は凄過ぎる。
そしてこの前向きな家族もまた温か過ぎる。
そして、人工心臓からIABPに話しが移り、泣かせに来ようとしている展開、演出の数々で鼻水をすする音が劇場内のあちこちから…。
邦画特有の時代劇の様な臭いリアクションや演出もあったけれど、それを超える感動はあったかな。
それと、川栄李奈のJKコス、なかなかですw
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みかずきさんのコメント
2024年6月18日
共感ありがとうございます。
人生において結果は大事です。
しかし、主人公の奮闘ぶりを見ていると、常に高い目標を立てて挑んでいくプロセスこそが人生の醍醐味だと感じます。
主人公の妻もそれを知っているからこそ、
主人公に次の目標を促すのだと思います。
では、また共感作で。
ー以上ー