「より多くの人を救う」ディア・ファミリー bionさんの映画レビュー(感想・評価)
より多くの人を救う
後半は、ずっと涙が止まらない。人工心臓の夢を絶たれた坪井に、より多くの命を救って欲しいと佳美が訴える。
「死ぬたくない」「もっと生きていたい」その気持ちを押し殺して発した言葉に胸が締め付けられる。
坪井の前には、医学会の掟が何度も立ちはだかり、その都度苦渋を飲まされる。
娘を救いたい一心で始めたことが、挫折を経て、多くの命を救うための行動に変わっていく。
いつもの感動物でしょ? しかも大泉洋だし。鑑賞前に思っていたことは、本当に謝りたいです。
大泉洋、菅野美穂の熱演に心が動かされ、何度も拳を握り締めた。
松村北斗の抑えた演技から医局に勤務する研究医の切実な心情が伝わってくる。
有村架純が演じたテレビレポーターの話は、さすがに脚色? なんて気もしますが、全部がいいから脚色でも許しちゃいます。
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みかずきさんのコメント
2024年6月16日
共感ありがとうございます。
最初は、我が子のために主人公は頑張っていました。
我が子が救えないと知った時、
我が子が発する、私の様な病気で苦しんでいる人達を救ってという言葉で、他者のためという大きな目標に向かって頑張ります。
他者のためと言った我が子は立派ですが、それ以上に我が子の想いをしっかりと受け止めた主人公も立派でした。
では、また共感作で。
ー以上ー
トミーさんのコメント
2024年6月16日
共感ありがとうございます。
死にたくない死にたくないは消してましたよね、1週間まえにうなぎにしちゃったのを見た気がします。
有村架純さんは最初から怪しい目付きだったのですが、治って良かったねと素直に思えましたね。