マダム・ウェブのレビュー・感想・評価
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スパイダーマンシリーズ初のミステリー映画!?
「未来が見える」
スパイダーマンシリーズ初のミステリー映画!?
【感想】
この映画の予告を見たときに、スパイダーマンシリーズで今までにないミステリー映画に期待したが、色々と惜しい作品だった。
ストーリーは予告で期待したミステリー要素は薄かった。未来予知の能力と少女達の能力の覚醒で謎のスパイダーマンを正体を突き止め、追い詰める...そんなストーリーを予想していたけど全然そんなことなかった。唐突な展開も多くて、「え?キャシー急にどこ行くの?」と少女達と一緒に置いてきぼりになることも多かった。
そもそも、キャシーの能力の片鱗を感じるパートが長くて、もっとキャシーの人物像を深掘りするシーンや少女達との絆を育むシーンが欲しかった。
未来予知の能力も電車内のシーンは緊迫感があったが、その後は特にワッと驚くような能力の演出はなかった。
身体的なスーパーパワーがないから仕方がないが、アクションシーンも地味で盛り上がりに欠けた。
辛口のレビューになってしまったが、この映画は「オリジンのオリジン」のような映画だったので、登場人物も出そろった次作で化けることを期待したい。
【お気に入りのシーン】
電車内で未来予知の能力に目覚めるシーン!
救急車泥棒め!
スパイダーマンシリーズ?
marvelの〝蜘蛛推し〟映画
感動的でした
ヒーローものとしては大義名分が希薄で、ヴィランありきで、とにかくそれから逃れ、回りのことなど気にせず、我が身を守って、ヤツをやっつける、というだけの物語でしたが、感動するものはありました。
色々と細かいところでツッコミどころはあって─、密林の中飛び跳ねるCGとか、出産後の・・・とか、犯罪を重ねている割にはヴィラン以外平気なんだねーとか、黄色は目立つしつぶれてるししかも盗難車だし…とか、みんなで仲良く病院へゴー…なんで?とか、まぁいろいろと・・・ペルーのところもあっさりだし、そもそも誰?っていう感じでした。
まぁ続かないだろうし、スパイダーバースの中の一つの可能性とか世界だと思っておくぐらいがちょうどいいのかもしれません。
う〜ん
ヒーロー未満の物語
映画としてオススメかと言うと微妙
主役の吹替がドヘタだし、主人公の能力は未来予知のみのためヒーロー映画としては色々と地味な割には画面が難しい
ただ、あくまでもスタートライン未満の物語であり、今後将来のスパイダーマン三人娘の成長に期待して大目に見てこの評価にします。
あと、主人公の相棒の男性が「ベン・パーカー」ってことは生まれた甥っ子はスパイダーマンってこと?そういう意味でも今後に期待は出来る作品でした。
突然始まる心臓マッサージ講座で振り落とされなければ、完走できるのではないだろうか
2024.2.23 字幕 イオンシネマ久御山
2024年のアメリカ映画(116分、G)
ソニースパイダーマン・ユニバース(SSU)の4作目
事故をきっかけに謎の能力を手にする女性が予知夢で見た3人の少女を助ける様子を描いたミステリー風アクション映画
監督はS・J・クラークソン
脚本はクレア・パーカー&S・J・クラークソン
物語は、1973年にペルーの奥地を探検する二人の研究者を描いて幕を開ける
この地に生息するとされている希少種の蜘蛛を探しているコンスタンス・ウェブ(ケリー・ビシェ)は臨月間近ながらも研究に明け暮れていた
護衛目的で付き合わされたエゼキエル・シムズ(タハール・ラヒム)の心配をよそに蜘蛛探しに没頭するコンスタンスは、ようやく念願の蜘蛛を手に入れる
だが、その蜘蛛を狙っていたのは彼女だけではなく、裏切ったエゼキエルは彼女に発砲し、強引にそれを持ち去って消えた
瀕死の重傷を負ったコンスタンスだったが、現地民サンティアゴ(José María Yazpik)の手によって、赤ん坊だけは助けてもらうことができた
それから30年後、赤ん坊はキャシー(ダコタ・ジョンソン)と名付けられ、ニューヨークで救命士として働いていた
同僚のベン・パーカー(アダム・スコット)と共に救助活動を続けていたが、ある日の事故にて、事故車ごと川に転落してしまう
ベンの蘇生処置で一命を取り留めたキャシーだったが、それ以降、不思議なビジョンを見始める
それは、予知夢のようなもので、あるシーンが二度繰り返されるというものだった
その後、その正体がわからぬまま日常を過ごしていたキャシーだったが、ある湾岸倉庫の火災にて、上司のオニール(マイク・エップス)が事故に巻き込まれるビジョンを見てしまう
キャシーはオニールを止めることができず、彼の乗った救急車はトレーラーと事故を起こしてしまった
物語は、オニールの葬式に向かうキャシーが、その道中で3人の少女が謎の男に殺されるビジョンを見てしまうところから動き出す
偶然、列車に乗り合わせることになっただけで、接点はないように思えた4人
だが、キャシーは3人の少女とその日に会っていた
一人目は同じアパートに住む家賃未払いの少女・アーニャ(イザベラ・メルセド)、二人目は救急搬送の時に悪態をついたスケボー少女・マティ(セレステ・オコナー)、そして三人目はキャシーとベンが運び込んだ女性の娘ジュリア(シドニー・スウィーニー)だった
この偶然の一致が予知夢を見せたのかわからないが、3人の少女を追ってきた謎の黒ずくめスーツ男は、キャシーと因縁を持つ男で、彼は母親を殺し、蜘蛛を奪って逃げたエゼキエルだった
彼は「3人の謎の女に殺されるビジョン」を毎晩のように見ていて、それが起こる前に阻止しようと考えていた
NAS職員(ジル・ヘネシー)からパスワードを入手したエゼキエルは、金で雇ったハッカーのアマリア(ゾージア・マメット)に三人の少女をウェブ上で追わせていく
そして、ようやく掴んだ情報の先にキャシーとの邂逅が起こるのであった
映画は、これぞご都合主義という展開のオンパレードで、しかも主人公を含めたキャラクターの設定の作り込みが浅すぎて唖然としてしまう
説明不足の設定が多すぎて、脳内補完できるレベルではない
特に「母親の研究に無関心でキャシーが救命士をしている理由」「エゼキエルが財を為して成り上がった背景」などが完全に欠落していて、キャシーが自分のルーツを探すこともなく、単に行き着いた先にペルーがあった、みたいな展開になっている
謎の男に追われているのに、理由も言わずにベンに押し付けて一週間ペルー旅行に行く流れも不自然で、そこまで来たなら「3人を連れていく」方が自然にも思える
そこで、キャシーのルーツを知ることで、3人の未来が決まっていく、という方が自然で、この先「どうやったら彼女たちがスパイダーウーマンのような存在になっていくのか」というものが全く見えていない
エゼキエルの予知夢はキャシーによって阻まれるのだが、その内容を知っていたかのように「あなたが見たのは私」と締めくくるのも意味不明で、どうやったらこんなシナリオになってしまうのかが不思議でしょうがなかった
予告編では「本格的ミステリー」と謳っているが、一番のミステリーは「このシナリオで映画を撮ると決めた背景」だったのではないだろうか
いずれにせよ、行き当たりばったりで破綻しまくっていて、ラストでいきなり「本来のマダム・ウェブっぽくなる」という強引な展開に空いた口が塞がらなかった
スパイダーマンの女版だと思っていたら、プロフェッサーの女版だったのか!という感じになっていて、3人の少女を彼女の元に置いておく経緯も強引すぎて無茶だなあと思う
契約時とシナリオが全く違うとか、何を演じているのかわからないと主演に言われるほどで、しかも「見ない」と公言しているのは相当な闇があると思う
映画が作られた意味があるとするならば、三人の少女を演じた女優の発掘になると思うのだが、それよりも「子どもでもわかる心臓マッサージ教室」の方がインパクトが強い
2回も心マをされたら胸骨えらいことになってそうだが、そこは蜘蛛から得た再生能力ということで誤魔化すしかないのだろう
納得できるかは置いておいて、ともかく全てにおいて強引な映画だったように思える
ミステリーと謳っているが
凡作
展開も最近の男女同権思想かな。光の点滅が苦手な方は後ろ側の席が良い
今年75本目(合計1,167本目/今月(2024年2月度)28本目)。
(ひとつ前の作品「コールド・ボーイ」、次の作品「犯罪都市 NO WAY OUT」)
すでに多くの方が書かれている通り、マーベルシリーズといえば結構歴史もあるものですが、独立しているのかストーリーとしては読みやすいほうです。また、エンディングロールでおなじみの「最後まで見てね」や「無茶苦茶長いエンディングロール」は存在せず淡々と終わります(ここはかなり驚いた…)。
ストーリーも女性がメインで男性はほぼほぼ出てこず(出ることは出る)。このあたり、本国の男女同権思想が実際に出ている例なのだな…といったところです。こういった「番外編」(外伝編でもいいが)といった事情から旧作品などの知識をあまり前提にされることなく進むのは良かったところで、マーベルシリーズがはじめて、あるいは2作品目程度の方でもかなり推せます(過去作品を見たことがない方さようなら、になっていない)。
一方、私もびっくりしたのですが、この映画、一応映倫あるいは映画館公式サイトほかでの「光の点滅に関する注意書きがない」作品です。確かに明確にちらちらするような「意図的な」シーンはないものの、水の中に入る(海中に入る)シーンがあり、その視点で地上から光が差すシーンがあることから色がかなり多く変わり、その「水に潜るシーン」も何度かあるのが「やや」厳しいところです(字幕版だと字幕が読めない状態になり、最悪英語力勝負と化する状態も起きる)。
ちょっとこの点が気になり、実際に映画に集中できない(かつ、マーベルシリーズは書かれなくてもたいてい「注意書きはないが、光の点滅がある程度みられる」前提で後ろ側の席をとると音響の設置の関係で爆音放送と化する)事情があります。
ただ、それらが気にならない方、あるいは真ん中あたりの席を取られるのであれば(吹き替え版はどうなのだろう…。この手の作品では吹き替え版の日本語訳の方の「費用回収」のために吹き替え版ばかりになる傾向があるが、半々程度)問題はないといったところです。
採点に関しては以下まで考慮しています。
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(減点0.2/光の点滅がやや厳しい)
実際に注意書きがあるもの「ほど」ではないですが、光の点滅はそこそこあり、色もいろいろあるので「やや」厳しいかなといったところです。この点、個人差があるので、気になる方は真ん中あたりを取るか、吹き替え版(字幕を見る必要がない)をお勧めします。
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吹き替えは120%お勧めできない。
早く映画見たくて会いたい声優さんも居たから吹き替えイベントにて鑑賞。
とにかくヒロインマダムウェブことキャシー•ウェブ吹き替え声優の大島優子が酷過ぎ。
演じてる女優の声は低めなのに演じる声は高くてイメージぶち壊しなだけでなく肝心の演技も下手でノイズでしかなくてキャシーが一人で話してるシーンは本当に辛かった。
同じ芸能人吹き替えの萩原聖人は気にならなかったから完全に技量の差と配役ミス。
本編はキャッチコピーでミステリーと言いながら冒頭からエゼキエルが犯人で三人の少女が何故狙われるか分かるのでミステリー要素はゼロ。
せめて少女の誰か一人は分からないようにできなかったと思うし最後でマダムウェブになったキャシーのスーツ姿がただのコスプレにしか見えないなどがっかりしまくりで海外で酷評されてるのも納得。
これから見る人は字幕でどうしても吹き替えで見たい人は配信まで待つことを強くお勧めする。
タイトルなし(ネタバレ)
マダム・ウェブ
一言で言うのであればSSUが描きたい今後のプロモーションを見させられたと言う印象。
アクションがない分ミステリーという言葉で逃げてるだけでストーリーがかなり大雑把。
マダムウェブの誕生というよりこれからマダムウェブを中心とした四人のスパイダーウーマンズを展開していきたいんだというプロモーションを終始見せられた。
今作で三人のティーン達がスパイダーウーマンとして開花する事は全くない。
今作はウェブの予知能力が開花し、三人を一つの家族、チームとして束ねるのが主でありオチ。
ヴィランのエゼキエルも彼女達の捨て駒に過ぎず能力の割にあまりにも弱過ぎて緊張感がない。
予知能力が開花していくってだけで予知能力をうまく使って倒す爽快さもない。勝手に敵が運命という罠に引っかかって倒れていくだけ。
ウェブの相棒がベンパーカーであり、その姉のメアリーパーカーが妊婦として登場。最後はピーター(名前は明かされてないが)を産むところまでは描いてるがこれが何を意味してるかはわからない。時代も2003年の設定だからこれまでのスパイダーマンとの関係性はないと思われる。
ミステリー風ではあるが特別謎を散りばめたりもない。個人的には一回見れば満足レベル。
残念だったのは最後にウェブが原作通り盲目になるところで終わるがあれもなかなか強引な展開。
ジャパンプレミアムで見た為吹替で見る事となったが、ウェブ役の大島優子が個人的には中々合わない。他がプロで固められていただけに下手さが際立っていた。
個人的な2024年洋画新作鑑賞ランキング
1 ネクスト・ゴール・ウィンズ 4.8
2 Firebird ファイアバード 4.8
3 コット、はじまりの夏 4.7
4 アリバイ・ドット・コム2 ウェディング・ミッション4.5
5 ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ 4.5
6 アクアマン/失われた王国 4.5
7 ニューヨーク・オールド・アパートメント4.3
8 異人たち 3.7
9 ミツバチと私 3.6
10 僕らの世界が交わるまで3.0
11 カラーパープル 2.9
12 弟は僕のヒーロー 2.8
13 ジャンプ、ダーリン 2.5
14 エクスペンダブルズ ニューブラッド 2.3
15 マダム・ウェブ 2.3
16 ダム・マネー ウォール街を狙え! 2.3
17 哀れなるものたち 2.3
18 ボーはおそれている 2.2
19 ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人 2.2
20 瞳をとじて 2.2
21 ゴースト・トロピック 2.2
22 葬送のカーネーション 2.2
23 Here ヒア 2.1
24 サウンド・オブ・サイレンス 2.0
25 サン・セバスチャンへ、ようこそ 1.8
26 VESPER/ヴェスパー 1.5
27 フィスト・オブ・ザ・コンドル 0.5
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