「スパイダーセンス特化」マダム・ウェブ Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
スパイダーセンス特化
未来を予知する能力に目覚めたキャシー・ウェブが母親の因縁と対峙する様をみせる、マダム・ウェブの前日譚。
1973年ペルーの熱帯雨林地帯で、まだ誰も捕まえたことがない希少種のクモを探すコンスタンスとシムズに始まり、そして2003年NYで、救急車を駆るキャシーの姿をみせていく。
相方ベンに妊婦の義妹メアリーって、お腹の子の名前はもちろん…そこに繋げる気満々ですね。
手から神経毒を出したり、ウェブシューターを持っていなかったりする以外は、本人オリジナルな筈なのにまさかの誰かさんとデザイン被りなクモ人間に狙われる3人娘を、溺れて開化した能力で助けるストーリーだけど、これがミステリーサスペンスなら他のマーベル作品も1作目はほぼミステリーサスペンスじゃ?確かにアクションは少なめだったけど。
マーベルらしくないと言えば確かにそういう流れだし、ラスボスがショボくて盛り上がりに欠けるところはあるものの、持っている能力とか、シムズの夢との絡ませ方とか、オリジナルの設定に繋げる為の縛りからしたら頑張った印象…なのかかなぁ。
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