「字幕のわかりにくさがややネック…。」ジャンプ、ダーリン yukispicaさんの映画レビュー(感想・評価)
字幕のわかりにくさがややネック…。
今年33本目(合計1,125本目/今月(2024年1月度)33本目)。
いわゆるドラァグクイーンを描く、LGBTQ+を扱う分類になります。日本ではこの手の映画はごく少数ですが、海外ではそこそこの割合があるようです。
このLGBTQに関する生き方や問題提起というより、その主人公を取り巻く他の方(とくに、祖母)に焦点があたるストーリーで、LGBTQの「成分」はその分少なめといったところでしょうか。
放映されている映画館が極端に少なく、以下に述べるように「字幕が読みづらい」という問題点はあるものの、LGBTQに関することがらにアンテナを張っていればおすすめ以上といったところと思います。
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(減点0.3/字幕の意味が理解しがたい)
中盤あたりか、家族みんなで話をしているシーンがありますが、
「これじゃ自宅が私の(女性の進出という観点において)牢獄になってしまうじゃない、やぎ座じゃあるまいし」
…というセリフがあります。サブ筋として「女性の社会進出」という点を扱っているのだろうという点は理解ができるのですが、「やぎ座じゃあるまいし」は理解がかなり難しいです(というか何なのか本当にわからない…。星座神話?)。
こうした「わかりにくい字幕」がいくつかあるのを確認していて、英語を聞き取ったほうが早い場合もあります(ききとり自体はカナダ英語で易しいので英検2級程度あれば可能)。ちょっと「わかりにくい字幕」は何らかの配慮が欲しかったです。
※ なお、「トランプをやる?」というように何度も出てくる「トランプのお誘い」は「コントラクトブリッジ」というトランプゲーム(トリックテイキングゲームの一種)です(日本では「トリックテイキングゲーム」を俗に「トリテ」といいプレーするゲームサークル等も一応あるので、知っている人も一定数います)。字幕では単位「トランプ」ですが、ちゃんと「コントラクトブリッジ」と話されています。