劇場公開日 2024年6月21日

ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディのレビュー・感想・評価

全230件中、21~40件目を表示

4.0ほっこり、そしてちょっと切ない

2025年1月6日
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鑑賞方法:VOD

泣ける

笑える

ヘンテコな残り者達のクリスマス。
不思議とほっこりする雰囲気がすてきでした。

この作品を見て、人ってやっぱり面白いなと思った。
それぞれ色んな事情があるけれど、ほとんどの人はそんなこと知らずに過ごしてる。
もっと想像力をはたらかせて理解し合えたら世の中はもっと面白くなるかもなと思いました。

ラストはちょっと切ないけれど、前向きな門出になると信じたい。

とても素敵な作品でした。

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ぞの

4.5昔の名画のようなつくりながら、現在が描かれている佳作

2025年1月3日
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鑑賞方法:VOD

本年、最初の一本に相応しい作品だった。

オープニングから1970年代の雰囲気のつくりでフィルム映画っぽく、昔の名画を観ているような鑑賞体験だったが、描かれているものは、まさに現在もリアルに問題になっている事柄であって、映画の中で出てくる「歴史は過去を学ぶだけでなく、今を説明すること」を体現していた。

観た人同士で語り合いたい切り口は幾つもあるけれど、レビューとして言語化してしまうのは野暮ったい気がするので、一つだけ。

ハナムとアンガスのように、ズケズケと言いたいことを言い合いながらも、きちんと相手を丸ごと受け止められたらそれはもう家族だし、逆に、形は家族であっても、それができなかったら、残念ながら赤の他人だよなぁということを書き留めておきたい2025年の正月。

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sow_miya

4.0残留者、残っている人の意味らしい

2025年1月2日
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鑑賞方法:VOD

泣ける

悲しい

幸せ

見始めて、見たことがあると気づいたが、2回目の方が面白かった。稀有な事だ。

ぶっきらぼうで愛想がない人々だが、ちょっぴりの優しさが有る。"バタフライエフェクト"とでもいうのか。

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お茶と同情

4.0どのように同士になるか

2025年1月2日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

楽しい

知的

 1970年クリスマス。バートン校の寮生が自宅に帰る中、家庭の事情で数人が留まる。結局アンガスと、嫌われ者の先生ポール、料理長のメアリーの三人だけが残る。当然、ポールと過ごすことが嫌で嫌でしょうがなかったアンガスは。
 偏屈で堅物、体臭も含め同僚からも敬遠されているポール。反抗的だが、家庭にちょっと訳ありなアンガス。息子をベトナム戦争で亡くしていたメアリー。ポールとアンガスが、どう打ち解けていくのかが見ものです。途中からロードムービーの要素が入って、より楽しめました。
 「セント・オブ・ウーマン」「いまを生きる」を思い出しました。それらより目立たないのが残念、いい作品だと思います。

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sironabe

4.0⭐︎4.0 / 5.0

2025年1月2日
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鑑賞方法:VOD

1月1日(水) @ AP映画(2024)
ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ
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人を知ろうとする事で自分の生き方に気付き、自分をさらけ出す事で人の本心と出会う「君なら大丈夫」って言える関係が眩しい
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#映画好きな人と繋がりたい

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まー。

3.5クリスマス休暇

2024年12月31日
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鑑賞方法:VOD

幸せ

…寄宿学校の全寮制
クリスマス休暇で家族と過ごす
ために家族の待つ家に皆帰っていく
そんな中
家の事情で寄宿舎に残る学生が
初め五人ほどいたが…
最終的に学生のアンガス一人になる
そして教師のポールと
料理担当のメアリー
この三人のクリスマス

いまから五十年前のアメリカ
髪型、服装が年代を物語るそして
携帯もない
…三人の心の内には
それぞれの悩み傷を抱えている
それらを語り話して認めることで
お互い家族のような関係
信頼関係ができて
ラストは…

親以上にアンガスを
思っていたポール先生
若いアンガスにとっては
いつか忘れてしまうと思うけど
年齢を重ね“ふと“あの時のクリスマスを
思い出す…かも
ポール先生の優しさと
メアリーの決断力があって
楽しいクリスマスを過ごすことができた
ポール先生の見まもる目があたたかい。

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しろくろぱんだ

3.5誰の心にもいた、あの先生

2024年12月30日
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おそらくどんな方にでもいたであろう、
変人とか嫌な先生とか言われてたけど
後で思うと良かったな、あの先生

悲しいのは誰もその時は
そのことに気づけないこと

でもタリー君は
早々に気づけて良かった!
一皮剥けた大人の顔になって

本音をぶつけ合うのはすごく勇気がいるけど
それを超えた者同士の清々しさが残る映画でした
なんとなく、さらば冬のカモメのような、使命を帯びつつも精一杯遊ばせてやりたい親心のような優しさを感じることができました

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タケミカンパニー

4.0久しぶりに良く出来た映画!

2024年12月29日
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鑑賞方法:VOD

これは映画館で観たかったなぁ。
でもクリスマスシーズンに観れたのでタイミングは良かった!

どのシーンを観ても良く考えられててセリフに重みがあり頭の良い監督が作ったに違いないと思いながらアマプラで観てしまった😓もったいない。。。

是非成長した子供がいたら一緒に観て欲しい。各々の立場で今だから分かる心の奥が覗けるかも知れない。

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ひまわり

3.0ドライな関係がまた良い

2024年12月29日
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鑑賞方法:VOD

2週間だけ濃密に過ごしてそれぞれ一歩踏み出したり踏み出さなかったり、それが人生を決めるのだ、と寒い寒いボストン近郊の風景とともにドライに描いていました。
見てよかった佳作。

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あした

4.5人生の教科書になるような生き方

2024年12月29日
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鑑賞方法:VOD

人生の教科書になるような生き方

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むぎゅ

4.5とても良かった。

2024年12月29日
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鑑賞方法:VOD

泣ける

こういう映画を探してた。
年末の夜、この映画と一緒なら素敵な時間を過ごせるでしょう。
また来年も観たいと思います。

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fuyuna

4.5クリスマスに見たい映画

2024年12月27日
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高校生と先生の頑固者2人がぶつかったりしながら変化をもたらす話
時代が古いのも2人の雰囲気に合ってる

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hotaru

3.5クリスマスにほっこりしました

2024年12月27日
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鑑賞方法:VOD

幸せ

凄く久しぶりにアレクサンダー・ペインの作品を鑑賞して、そうそう車に乗って旅にでる物語が多いんだよなと妙に懐かしい気持ちになりました。アレクサンダー・ペインの作品はアメリカ国内の色々な場所を舞台にしているので、自分も出演者と親しくなって旅に行った気になる不思議な監督です。ポール先生がアンガスに弱みを見せるのが良かったですよね。世代を超えて友人になれるって素敵だと思うし、先生と生徒も気が合うと友人になれると思うなあ。上下関係がある日本だと師匠と弟子みたいになるのかな。クリスマスにほっこりと楽しめました。

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ミカ

4.0乾いた所で寝とけ

2024年12月26日
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まぁなんだかよくあるストーリーではある。厳しいんだかどうなのか。クリスマスに学校に残された人々、皆んな寂しさを抱えてそれでもお互いに少しばかり歩みよってゆく。
嫌な奴も案の定に出て来るが、一番嫌なのは青年の母親だった何じゃお前

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GAB I

5.0それでも人生は生きるに値する

2024年12月25日
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鑑賞方法:VOD

泣ける

笑える

知的

見逃していた作品。劇場で見たかった。
いや素晴らしい。オープニングからラストまで完璧にコントロールされた傑作。タイトルロールの作画からしてセンスの良さが伺える。1970年という時代設定が絶妙。脚本が素晴らしすぎる。選曲もいいねえ。
居残り3人の立場も年齢も何もかもが違うけれど、どん底に思えたそれぞれの人生に微かな光を見出すひと冬の物語。大いなる後悔とそれを受け入れる矜持と勇気。それでも人生、捨てたもんじゃあないって思える映画にはなかなか出会えない。だから映画はやめられない。メリークリスマス!

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くーにー62

4.5最後泣けた

2024年12月24日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

泣ける

幸せ

悪ガキに堅物教師と思っていたが、最後は2人ともいい人だった。まるで友か、親子に似た愛情を感じた。
レトロな映像に素敵な物語でした。

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ノブ様

5.0ペイン監督の渋い一作。ベトナム戦争の終盤期に時期を置いているけど、...

2024年12月24日
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鑑賞方法:VOD

ペイン監督の渋い一作。ベトナム戦争の終盤期に時期を置いているけど、9.11以後のアメリカは常時予備役部隊を戦地派遣展開している状態。徴兵制は停止しているものの大学進学の学費稼ぎで入隊したりしており映画が描いた状況と似ている。みんな嫌な属性を抱えているけどそれには理由があってという事が丹念に解かれていく。そして不発弾とでもいうべき出来事が物語を決定付ける。終わってみると監督の人を信じる姿勢が残る作品になっていた。

劇中に出てくる「士官学校」、おそらくMILITARY ACADEMYから訳されてると思うのですが、アメリカにはいわゆる軍設置の士官学校(陸軍ならウェストポイント)の他に大学・短大としてヴァージニア工科大学などいくつか軍事学科を設置していて士官資格も取れるようになっているところがある。そことはさらに別に高校で士官学校を模したカリキュラムを取るところがあって(ウェストポイントなど目指す予備校的なところと普通高校だけど士官学校方式をとっているだけのところに分かれたはず)こういうところもMILITARY ACADEMYを名乗っている。トランプもそういうところを卒業していたりするんですが、劇中言及がある学校も士官学校方式の全寮制高校じゃないかなと思った次第。コロンボとかこの種の学校が出てくるケースがありますが翻訳はみんな区別してないのは少々不満ですね。日本の陸軍幼年学校とは話が違うのが大半でしょうから。

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e.satow.

4.0人間臭さ。あたたかみ。

2024年12月14日
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鑑賞方法:VOD

この作品、よくある話かなと思いつつ観てみたが、なかなか面白い映画。心温まる内容。寒さが厳しくなり何となく人恋しくなる12月頃にはとてもよかった。

このようなパターンの話では、ふつう生徒のほうが未熟で欠点だらけだと思うが、ここでは師の側の人間的デコボコや未完成さがクローズアップされていて、ちょっと面白い。おとなのクセ、欠陥、不完全さが素直にされけだされる。
ポールは、最後に、彼の立場でできる最も誇るべきことをした。大仕事を成したという自信がポールをも変えていく。アンガスは、受けた愛情をまた他の誰かに伝えていくだろうな。
アンガスとポールの間には垣根を取り払った人間性のぶつかり合いがあった。先生だから、家族だから、他人だから、という仕切りは不可欠な社会の秩序なのだが、本当に人を変え得るのは本音の付き合いの方なのだろう。柔軟性のある風通しの良い社会なのだろう。

作品では、ストーリーが思いがけない方向に展開していく楽しさも。わずか数日でもたいへん充実した時間になることが人生にはたまにはある。ノリのよい音楽と一緒に、そんな≪ご馳走的の数日≫を映画で観られ、楽しかった。

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あま・おと

4.5孤独との向き合いかた

2024年12月10日
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鑑賞方法:DVD/BD

この映画 すごく好き😹

「孤独は人を丈夫な木に育てる」って、確かチャーチルがそんなようなことを言ってたと思ったけど、ホントだなぁ 沁みる映画

最後には人生って楽しいって、ほっこりだわ

いい監督といい役者に喝采と感謝です♪🥲

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あさちゃん

5.0淡々と物語は進んでいき、サラッと終わる感じでしたが、しばらくの間思...

2024年11月28日
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鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

笑える

幸せ

淡々と物語は進んでいき、サラッと終わる感じでしたが、しばらくの間思い出す度に感動していました。
これが良い脚本ということなのかな。

長い人生の中では、一冬のクリスマス休暇は短い期間なのかもしれませんが、あの3人には背負ってきた荷物が少し軽くなり、心の糧となる大事な期間だったのかもしれません。

とても共感できて、疲れたときには見返したい作品になりました。

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YOTSUBA